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■関西ウーマンインタビュー(クリエイター編)


後藤みゆきさん(カメラマン)

 
後藤みゆきさん カメラマン/フォトグラファー / バリスタ
神戸生まれ。NewYorkにて、カメラに出会う。大阪を拠点に日常や建築、ポートレイトなどを撮影。世界中を旅して撮影した作品からは『旅するフォトグラファー』として幅広い年代のファンから支持されている。その他、カフェなどでのメインビジュアルとして写真がディスプレイされるなど、幅広いジャンルで多彩な活動をしている。写真を通して、思い出を鮮やかに残す大切さを伝えていく。
Mg=M.Goto http://mg-magnesium.jimdo.com/
カメラマンとフォトグラファー、後藤さんはどちらですか?
今はカメラマンですが、アーティストのような写真が撮りたいので、どちらかというと芸術性の強い写真家になりたいと思っています。

小さい頃はどんな子どもでしたか?

絵が好きだったので、幼稚園の頃から毎日絵を描いていました。20歳の頃、いつも通っていたカフェがあって、その店の中に何か描いて飾ってみたいと思い、私すごく人見知りなんですけど、「ここで何かやってみたい」って言ってみたんです。するとOKが出て、いきなり個展をすることになったんです。
 
どんな絵を描かれたんですか?
そのカフェの「場」が好きだったので、その空間にマッチするような絵を描きたくて、まず画材屋さんに行きました。絵の具の見本がたくさんある中で、アクリル絵の具の触り心地がすごく良かったんです。アクリル絵の具って乾くとビニールみたいにプニプニして、色もキレイだから表現しやすいなと。

そのアクリル絵の具で水を立体的に描いたんです。そこに魚を泳がせたり、羽を描いたり。普通のイメージとは違って、緑色の風とか赤い川とか。抽象的な絵を10点くらい書きました。今思うと「若いなあ」と思いますね(笑)

友達がたくさん見に来てくれたことが嬉しくて、100%やりきってしまったんでしょうね。それがゴールだったんだと思います。自分の中で絵を描くことは終わってしまいました。
20歳で個展をしたとなると、自信がついて「この道で行こう」とはならなかったのですか?
なぜかそう思わなかったんです。それからずっと夢が無い時期が続いてモヤモヤしていました。その後、音楽がメインのクラブでアルバイトして、音楽に夢中になっている人たちをずっと見ていました。音楽といってもHipHopなんですが、だんだん本場の音楽を聞きたくなって、ニューヨークに行ってみたくなったんです。
HipHopを踊るのではなく、聴くためにニューヨークへ?
全然踊らないです(笑)たまたま同じ時期に、日本の友達もニューヨークに行くというので、じゃあ待ち合わせしましょうとなったんですね。ニューヨークのDEAN & DELUCAで待ってるからねって(笑) そこで友達と会えて嬉しくて、いろんなところに連れていってもらったんですけど、買いたてのデジカメでずっとその友達や街を撮っていたんです。

帰国してからその写真を友達に渡すと、いつも一人旅をしている彼女なので、旅行している自分の写真って無いから嬉しいって、すごく喜んでくれたんです。それが大きなきっかけですね。「人の想い出を撮るって大切なことなんだ」と感じたんです。
そこで写真家になりたい自分と出会ったんですね。
そうです。人や風景というより、何気ない日常を撮れたことが嬉しかったんです。それから写真をやりたいと思い、独学で勉強しました。まずプロのアシスタントになろうと思ったんですが、年齢が若くなかったので諦めて、写真館で働きました。

そこでは楽しく仕事させていただいたのですが、だんだんカメラマンとしての自分の想いと、お客様の想い、会社の想いの間で少ししんどくなってきたんです。私はこう撮りたいけど、お客様はいっぱい残したいし、会社は利益を出さないといけない。
撮りたい写真が違ったんですね。
自分が撮りたいものとお客様の想いの間で悩むんですけど、そこに利益を生まないといけない。「おうちに飾ってもらえる写真」を撮りたいという想いがあったので、自分の色が強めのものを撮りたかったんです。
今はどんな仕事が多いですか?
今メインでさせていただいているのは、カフェのメインビジュアルです。ニューヨークなど海外の写真や、人物のイメージ写真が多いです。

「おうちに飾ってもらえる写真」とも共通するんですが、写真を見て、いろんな想いが引き出せたらいいなと思っているんです。

この街は行ったことがあるなあとか、この街にはこんなイメージなんだとか。人の思い出や感傷を引き出せるような写真を撮りたいですね。
これからどんなことにチャレンジしたいですか?
世界中を駆け回る写真家になりたいです。といっても秘境は行かないですが(笑)誰かが撮ったことがある街でも、私しか撮れないものが撮りたいですね。誰もが知っている風景でも、一歩踏み込むと違うものが見えると思うんです。違う角度で見て、「こういうワクワクもあるよ」という視点って面白いと思っています。
写真家になりたいという20歳の女の子がいたら、どんなアドバイスをしますか?
自分の好きなことを見つけた時が吉日だと思うので、すぐに写真をいっぱい撮ってって言います。いっぱい失敗して、いっぱい奇跡の1枚を撮り続けて欲しいです。まずは人の評価じゃなくて、自分の中の「アリ・ナシ」を見つけることだと思います。
ありがとうございました。
 
(取材:2014年8月 関西ウーマン編集部) 
 

 

 

 


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