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■おてがみぃと


[レポート] お手紙を一緒に書こう!

2019年10月のレポート

お手紙を一緒に書こう!

最近、お手紙を書いたのはいつですか?

「誰に書こうかな」とつながりのある人たちの顔を思い浮かべ、便せんや葉書、ペンを選び、「元気にしているかなあ」など考えながら書き綴り、宛先を書いて、切手を貼って、郵便ポストに投函して、「相手に届いたかなあ」と思いを馳せる。

そんなふうに、お手紙を書くことは、手間も時間もかかることです。でも、お手紙を書いていると、相手を想うとともに、自分自身と向き合うことにもつながっていて、「こんなことを感じていたんだ」とさまざまな発見があります。また、ゆったりとした時間の流れを感じられ、心が穏やかにもなっていくようです。

日常の中で、たちどまって、お手紙を書く時間を持ちたい。誰かと一緒に楽しむことができたらいいなあ。そんな想いから、テーマを設けず、ただただ集まって思い思いにお手紙を書く会「お手紙を一緒に書こう!」を4カ月に1度、開いています。
「おてがみぃと」とは

今回は、ゆみさんと一緒に「おてがみじかん」を過ごしました。
「大井戸公園」で季節さんぽ。季節のあいさつ文を見つける
ちょっぴり、どんよりとした雲が空を覆っていた、この日。

大井戸公園に向かっていると、園内に入る前から、木々の緑などの中にひょこひょこひょこっと顔を覗かせる赤や橙、ピンク色のお花が。「秋の薔薇のシーズンだ」と季節を感じた瞬間です。
薔薇の花には、午前中に降った雨のしずくがついていました。しっとりと、みずみずしい、美しさを感じます。

「つぼみがかわいい」と、ゆみさん。私はついつい、花ばかりに注目してしまっていましたが、つぼみに目を向けると、きゅっと詰まっている感じがとても愛らしく見えました。これから花を咲かせようとする力強い感じ。

このレポートを書き綴りながら、改めて写真を見ると、たくさんのつぼみが太陽に向かってまっすぐ伸びる姿にも見とれてしまいます。
薔薇の花に鼻を近づけて香りを嗅いだり、花の蜜を吸う虫を見つけたり、「ああ、この香りは」と立ち止まってキンモクセイを眺めたり、8月には緑色だった実が赤く色づいているのを発見したり。

30分ほどおさんぽをしている間に、どんよりとした曇り空が、やさしい青空に変わっていました。
「カフェぷろぽ」でお手紙タイム
「カフェぷろぽ」で、店主さんの手づくりのおやつ&飲み物をいただきながら、ほっとひと息。

私はこの日、「チョコシフォン」と「カフェオーレ」にしました。おさんぽ前は、最近ひんやりしてきたので、「今日はホットオーレにしようかな」なんて思っていたのですが、おさんぽで少し汗ばんだので、アイスオーレに。

ここからは、自由にお手紙タイムです。今回はもみじやイチョウ柄の入った秋らしいレターセットをはじめ、色えんぴつやマスキングテープなどのお手紙アイテムをいくつか用意しました。

思い思いにお手紙を書いていきます。
私は半月前に観に行った舞台の感想を伝えるお手紙を書くことにしました。

観に行った後から、その相手に伝えたいメッセージが自分の中では溢れていて、「こうかな」「ああかな」「こう思ったな」など感じたり思ったり考えたりしたことを、いよいよお手紙に。

たくさんの想いが浮かんでは消え、浮かんでは消える中で、言葉として出てきたのは、とてもシンプルなメッセージでした。

感じたり思ったり考えたりしたことが凝縮されたような、「そんなに複雑にしなくてもいいよ」「感じたままを書けばいい」。そういえば、この舞台で表現されていたことも、そういうことなのかもしれないなど、お手紙を書く中で、また書き終えた今、つながっていくものがありました。

今回もいいおてがみじかんを過ごすことができました。一緒に過ごしてくださったゆみさん、ありがとうございました。
ご参加くださったゆみさんの感想
[ゆみさんより]
「おてがみぃと」参加は2回目です! 今回もまず、大井戸公園を散歩しました。 いろんなバラが咲いていてとても綺麗。とても大きなキンモクセイの樹がありました。曇天でしたが、時折り陽ざしもあり、快適なお散歩でした。

公園を出て、カフェへ~。美味しいマンゴーラッシーをいただきながらお手紙を。今日は、まごたちへ書くことにしました!

まご①は小1、まご②は5才だけど平仮名は、ぼちぼち読めます。漢字を使わずに手紙を書くのは、なかなか大変でした。主催者の小森さんが、かわいいレターセットを用意してくださったので、喜んでくれるでしょう。帰り道で投函、郵送されるのが楽しみです。

最近では、メールやラインで用を済ますことが多く、郵便で手紙を出すこともほとんどなくなりました。だから「おてがみぃと」の時間はとても有難いです。
次回の「おてがみぃと」は2019年12月13日(金)を予定しています。
テーマは 「「贈り物はお手紙」のクリスマス会」
詳細は後日お知らせします。
profile
小森 利絵
編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
BLOG:『えんを描く』ブログ
『おてがみぃと』FBページ
関西ウーマンコラム『おてがみじかん』

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