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■関西のクリエイターが綴る手紙コラム『手紙の小箱』


読み手に良いインプットになったら嬉しい(椎木彩子さん)

読み手に良いインプットになったら嬉しい

椎木彩子さん
画家・イラストレーター
広告や書籍、音楽、壁画・舞台美術など、さまざまな分野で活躍中の椎木彩子さん。手紙を書くことが大好きという彩子さんの想いを込めたレターグッズをご紹介いただきました。
感覚採集 postcard set(エッセイ入り)
大阪の池田市にGULIGULIというコミュティスペースがあります。

私が知る限りでも、カフェ・ギャラリー・ワークショップ・パーティ、そして庭・・・とたくさんの表情みを持っている場所で、清々しく背筋が伸びるような、良い場所です。

2016年GULIGULIで展示をさせていただきました。タイトルは「グリーンパレード」で、テーマは「感覚を植物から採集する」でした。

それから1年後、この作品群をどうやって印刷物としてアウトプットするか考えた時「手紙」というキーワードが浮かびました。

植物から感じる自由なのびのびとした採集物(絵)が色んな場所にいってほしい、と思いました。そして使ってくれる人がこのポストカードの絵柄を見て、これはあの人に・・・と送り先を選んでほしいという気持ちもあります。
風の頼り 一筆箋
私は手紙をたくさん書く人だと思います。文章を書くのが好きなので、何か送るとき必ず添えます。

本当は手紙が書きたくて贈り物を添えてるのかな?なんて思うことが20代はありました。挿絵を入れながら3枚くらいの作文のような手紙をよく書いていました。

30代になって相手の気持ちも考えるとあまり長い手紙は重い場合もあるなぁ・・・と考えるようになり、最近は「一筆箋」が活躍します。

先ほどご紹介したポストカード以外にも海と風をテーマにした「風の便り」という一筆箋を作りました。
「手紙」について思うこと
手紙にたくさんのバリエーションがあるのはそれだけ人に何かを伝えたいという気持ちに種類があるという事だと思います。

メールやsnsもメッセージツールの1つですが、手紙の良さをあげるとその人にしかない筆跡だと思います。特に日本語は漢字・ひらがな・カタカナと豊かです。

文字を書くって心身ともに良いアウトプット(読み手に良いインプットになったら嬉しい!)なのでやめられません。
profile
椎木彩子さん
画家・イラストレーター。HBギャラリーファイルコンペティション2017鈴木成一大賞受賞。イラストレーターとして書籍・広告・音楽のメディアや建造物の壁画や舞台美術など、あらゆる分野で絵を提供しています。その活動と並行し画家として展覧会の活動をしています。
HP:https://shiikisaiko.jimdo.com/
instagram:saikoshiiki_
このレターセットはここで買えます。
大阪、池田市の屋久島をテーマとした庭を中心に、カフェとギャラリーとショップ
『GULI GULI』
〒563-0024 大阪府池田市鉢塚2-10-11
Open 11:00 – 18:00 [Lo. 17:30]
LunchTime 11:00 − Lo.14:00
定休日:火曜日
https://www.guliguli.jp/

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