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■関西のクリエイターが綴る手紙コラム『手紙の小箱』


いまこの時代だからこそ(中川貴雄さん)

いまこの時代だからこそ

中川 貴雄さん
(イラストレータ・絵本作家)
いつも表情がほんわか楽しいイラストを描く中川貴雄さん。今回はちょっと尖ったり、毒っ気多めのステーショナリーが登場しました。それでもほのぼのしてしまうのは中川さんの人柄のせい?こんなお手紙をもらったら、なんだかワクワクしてしまいます。
技レター
岐阜にある和紙屋さんのシイングとのコラボレーションで生まれたプロジェクト「なかがわたかおし」。

ワクワクする尖ったステーショナリーグッズを作っていこうというコンセプトで、他にはないラインナップのレターセットになっています。

これってレターセットなの?と聞かれるくらいの書きづらさ。

プロレスのバックドロップ・4の字固め・バックブリーカーの3種類と、相撲のがっぷりよっつ・上手投げの2種類の技レターセット。

今後も面白い商品を作っていきたいなと思っているので、忍者や侍などの技レターセットが生まれてくるかもしれません。
ガンタレター
これまたシイングさんとのコラボレーションで作ったレターセット。

ガンタレター の名前の由来は、「ガンをたれる」(相手を睨みつける)からきています。

普段僕がよく描いているのは可愛い動物が多いんですが。実は少しどくが含まれている絵を意識して描いていたりします。

その毒っ気を多めにして作ったレターセット。
一筆箋
これもシイングさんとのコラボレーションで生まれた一筆箋。

一筆箋は仕事柄、請求書や納品書などを送る機会が多いので、自分でも使いたくなるような物を意識して作りました。

このくらいが文字を書く面積が大き過ぎず使いやすいです。実際によく使っています♪
「手紙」について思うこと
メールやLINE、ツイッター、フェイスブックなど、様々な方法で連絡ができるようになってきて、すっごく気軽に連絡を取ったりメッセージを送ったりできるようになってきた今だからこそ、手書きの手紙が届いたときの嬉しさは格別のものだと思います。

僕は、筆不精なので滅多に手紙を書くことはないのですが、年賀状や展覧会のDM、請求書を送るときにつける一筆箋には、必ず短くても手書きの文章を書くようにしています。

もう少し字が上手に書けたらもう少し手紙を送るようになるのかな?とも思うので、字を書く練習でもしてみようかなと思っています。
profile
中川 貴雄さん
1979年和歌山生まれ。2004年3月 大阪デザイナー専門学校イラストレーション学科卒業。2009年よりクリエイティブユニット『なりゆきサーカス』に参加。イラストの仕事をメインに国内外を問わず展覧会やイベントなど積極的に活動しています。絵本、書籍、広告、雑貨、アニメーション、キャラクター制作、子ども服メーカーや紙屋さん、手ぬぐい屋さんとのコラボなど幅広くしています。
http://ekakino-nakagawa.com/
このレターセットはここで買えます。
大阪、北堀江のアートショップ&ギャラリー
『ART HOUSE』
〒550-0014 大阪市西区北堀江1-12-16
TEL:06-4390-5151
OPEN:11:00-19:30 定休日:火・水曜日
http://www.art-house.info/

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