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■関西ウーマンインタビュー(レッスン教室)


東城 真利子さん(ポーセラーツ&カルトナージュ教室「Rose Corail」主宰)

 
東城 真利子さん​  (ポーセラーツ・カルトナージュ教室 Rose Corail主宰 )
大学卒業後、某メーカーに6年間勤務後、結婚を機に東京に転勤。東京でIT関連企業で働きながらポーセラーツ・カルトナージュを習い始める。2012年日本ウ”ォーグ社ポーセラーツインストラクターの資格を所得後、自宅サロン「Rose Corail」開業。 企業の外部講師やカルチャーセンターのレッスンも受け持つ。
ポーセラーツ・カルトナージュ Rose Corail(ローズコラーユ)
大阪市 西区 南堀江 Hp:http://www.rose-corail.com/ ブログ:http://ameblo.jp/animal-cat-panda
自宅サロンを開業されるきっかけは?
大学卒業後、食品メーカーの営業職を6年間勤めて、28歳で結婚退職。主人の転勤で東京へ行くことになり、出産後も無理なく働けて、週3日の勤務でもOKというIT関連のベンチャー企業で約1年半働いていました。

きっかけは、趣味で通っていた紅茶教室の先生にパーソナル診断をしていただいて、「あなたはサロネーゼに向いていますよ」と勧められたことです。世話好きで、人に接するのが大好きなので、「サロネーゼ」という形なら、自分のペースを保ちながらお客様のお役に立てることができる、とサロン開業が気になり始めました。

そこで、ポーセラーツとカルトナージュ教室に通い始めたのですが、中には準備不足だったり、生徒への気配りの無い講師の方もいて、イヤな気持ちになったこともあります。そうした経験から、私ならもっとこうしたい!と思うようになったんです。

1人1人に丁寧に、その方が表現したいことにもっと細やかに対応したい。雰囲気作りも徹底したい。そして教室を卒業した後のアフターフォローこそが大切。いつでも相談に乗ってアドバイスしてさしあげたい。そんな思いが膨らみ、「自分でサロンを開きたい!」と決心。仕事を辞めて講師の資格を取得し、サロンを開業しました。
順調に、自分らしくお仕事をされているように見えますが、これまで「悩み」や「壁」を経験したことはありますか?
全て一人でやらなければならないので絶えず「壁」は訪れます。特に開業時は孤独でした。相談相手もいないので、常に手探りで勉強しながら、ひとつひとつクリアしてきたように思います。

例えば、思うように予約が入らない時は、ブログの更新頻度を上げてみたり、新しいメニューを考えてみたり。ポーセラーツやカルトナージュはすべてオリジナル設計にするなど、課題(壁)をクリアする毎にステップアップしてきたと思います。
お仕事をされる中で、いつも心にある「想い」とは?
技術も大事ですが、それ以上に大事なことは、お客様を大切にできること。季節に応じたレッスンを行ったり、作品集のアルバムを作って作品を見やすくしたり、インテリアの配置にも気を配り、エレガントな雰囲気を心がけていています。 また、急なキャンセルに対する対応や、うまく作れない方を否定しない等、「相手目線で考える」ことをモットーに、お客様が心地よく快適に過ごしていただけるようなサロン作りを心がけています。
ライフワークバランスをどのように実現されていますか?
私は主婦でもありますから、家庭が第一。家事をおろそかにしない範囲でレッスンしようと決めていて、平日の昼間をメインに週4日程度にしています。将来子供ができた時のことも想定して、今はこのペースを守っていますが、卒業したポーセラーツインストラクターの方たちのほとんどが、サロンを開業されていたり、ショップを運営をされているので、彼女たちは皆、いざというときお願いできる「心強い仲間」です。
先生はサロン開業のサポートもされています。
今、サロンを開くのがブームになっていますが、気軽に誰でもできる分、数あるサロンから選んでもらうことは簡単ではありません。そうした先の不安に押され、なかなか行動に移せない方が多いと思います。

でもまずは、自分が好きなこと、人に伝えたい!と思う得意なことをみつけること。そこから、どうすればお客様のお役に立てるか、どうすればサロンを知ってもらえるか、それをコツコツ努力できる方なら必ずうまくいくと思います。

当サロンでは、サロネーゼを目指す方をサポートをする「いちごの会」という卒業生の交流の場を作っていますが、いろんな情報を共有し、互いに高め合う、そんな頼れる仲間を増やすことはとても大切ですね。
最後に、サロネーゼを目指す方へのアドバイスをお願いします。
私のサロンには79才のおばあちゃんもいらしてくださったことがあります。人と人とが関わり合う仕事に年齢は関係ありません。自分に合ったやり方を見つけ、そしてまずは「動いてみる」ということですね。また、カルトナージュやポーセラーツだけにこだわらず、自分にしかできないことにチャレンジして欲しいと思います。
ありがとうございました。
 
小柄でいつも朗らかな女の子オーラいっぱいの東城先生。 外見の可憐さと内に秘めた強い思い、しっかり芯の通った考え方は、とても説得力がありました。

「計画的に」「着実に」「自分のペースで」しっかりと日々を過ごされている東城さんからは、学ぶべき言葉がたくさんありました。
 
取材:足永 美樹
インポートセレクトショップ「aplausos」オーナー
素敵な世界へトリップできるような雑貨類をメインに「海外買い付け専門セレクトショップ」を運営しています。
HP: http://mama0308.ocnk.net/
BLOG http://ameblo.jp/mama0308/

 


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