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■関西のウェディング業界で輝く女性たち


吉岡 真由美さん(MC ナレーター)

吉岡 真由美さん ​(MC ナレーター)
大学卒業後、3年間の金融機関勤務を経て司会・ナレーター業界に転職。披露宴での司会をメインに、イベント・セミナー・パーティー等のMCやナレーターとして現在関西を中心に活動中。ラジオ・テレビ出演の経歴もあり、これまで披露宴は1000組以上を担当。定期的に印象アップ講座・アガリ症改善講座等の講師も行っている。
この業界に入ったきっかけは何ですか?
OL時代、友人を通じて披露宴の司会をしている方と出会ったことがきっかけです。 その方から「司会の仕事をしてみないか?」と声をかけて貰い、まずはレッスン現場を見学してみたところ、すごく華やかな世界に見えて!「楽しそう」「私もやってみたい」憧れだけで飛び込びました。

でも、いざレッスンをスタートしてみると、自分は人前で話すのが苦手なことに気づきました。 周りは放送部や劇団出身者といった経験者ばかりの中、私は経験ゼロ…そこからは猛レッスンでしたね。

約1年半必死にレッスンを続けましたが、「あと3年位はかかるよ」と言われ「冗談じゃない!」と、レッスンを辞めすぐに実践できる挙式会場を探しました。今思えば、あの頃は若かったなぁと(笑) でも、それがあったからこそ今の自分があります。
自ら新しい環境に身を置いた吉岡さん。その後は?
ありがたいことに、希望した結婚式場での司会が決まって、一ヶ月後には披露宴デビューできました。忘れもしない平成3年3月3日、おひな様の日です(笑) きっとあのままレッスンに通っていたら、前へ進むのがもっと遅くなっていたと思います。

「まずは100件の披露宴を目指しなさい」という先輩の言葉を胸に、とにかくがむしゃらに頑張りました。友人から結婚式の司会依頼を貰うこともあり、大変ながらも楽しい毎日を過ごしていました。
披露宴の司会をスタートして何か変化はありましたか?
実は、100件を目指すうちに「このままブライダルの仕事だけで良いのか?」と自問自答するようになって。今思えば、若かったこともあり自分の幅を広げたかったんだと思います。 その後は、イベントやナレーターの仕事をメインに全国を駆け巡り、電化製品・車・農業機といった商品説明会の仕事もしました。

専門用語が多く原稿の丸暗記は大変でしたが、その分やりがいも感じていましたね。 ブライダルの仕事は気になりながらも「30歳を過ぎてまたやりたいと思ったら再開しよう」そう考えていました。
ブライダルの仕事を再開したきっかけは何ですか?
結局、32歳頃までイベント関連の仕事をメインに活動していたのですが、その後、転機があって!「ウェディングプランナー兼司会の仕事をしてみないか?」と声をかけてくださった方がいたんです。

基本的にブライダルの司会は当日がメインだったので、結婚準備期間中、新郎新婦様とどういう時間を一緒に過ごして、スタッフの皆さんとどんな風に頑張っていくのかを自ら経験したくて、「きっと勉強になる!」とお引き受けしました。

約2年間プランナー兼司会を経験しましたが、想像以上にプランナーの仕事は大変だと実感しました。より一層司会者としての責任感や良いプレッシャーを持てるようになりましたね。
ブライダル業界に携わる中、感じたことを教えて下さい。
披露宴は色んな方と一緒に創りあげていく場所で、私自身も支えてもらいながら感謝の気持ちとともに取り組んでいます。 ブライダルの仕事を通じて自分自身も大きく成長させて貰っています。これまで出会った全ての方に育てて頂いたと感謝しています。
仕事で嬉しかったことや感動エピソードはありますか?
月並ではありますが、披露宴後に「良かった」「感動した」と喜んで貰えるのは本当に嬉しいです。披露宴スタッフと一緒にガッツポーズをすることも。 新郎様とこっそり進めていた新婦様へのサプライズ演出が成功した時も嬉しかったですね。 エンドロールに私へのサプライズメッセージが入っていたことも感激でした。 会場側から「吉岡さんで良かった」と言われるのも嬉しい事のひとつ。

新郎新婦様の「こうしたい」とプランナーさんの「こうしてあげたい」という想いを同時に叶えられた時も嬉しいですね。ご列席の方に「面白かった〜!」と言って貰える事もこの仕事をしていて良かったと思える瞬間です。

新郎様からサプライズスピーチがあって「この場を借りて今まで育ててくれた両親に感謝の辞をのべたい」「今までありがとう」その言葉にこちらも親御様の気持ちになり涙が溢れたこともあります。

他にも、お母様とケンカしていた新婦様が当日の手紙で「ごめんね…」と素直な気持ちを伝えられたシーンも感動でしたね。

様々な家庭環境を乗り越えてきたおふたりの情景がリアルに浮かび、手紙や花束贈呈シーンで感極まることもありました。 一組一組にドラマがあって、感動エピソードは数えきれませんね。
仕事で苦労したことはありますか?
大切な想いをつないでいく役目として常にプレッシャーは感じますね。 おふたりからのご要望が多ければ多いほど大変な事もありますが、逆に燃える自分も(笑) 複雑な家庭環境を抱えた新郎新婦様も少なくない中、そういった場合にも自分の役目が活かされると思っています。

過去に、貧血で倒れたお母様がいらっしゃって、極度の緊張と着物の締め付けが原因でしたが、そのまま進行を続けるか中段するか判断が求められたこともありましたね。司会者は、常に判断と責任の繰り返しで迷っている時間もありません。 ひとついえるのは、私は苦労したことはすぐ忘れる得な性格です(笑)
仕事で工夫されていることはありますか?
新郎新婦様のやりたいことと披露宴時間が合わないことが結構あって、そんな時には、とにかくおふたりとのコミュニケーションを深めて、色んなご提案をしながら時間の調整を図ります。あくまでもおふたりの想いを最優先に、時間内で気持ちよく進めていただけるようプランニングしています。
仕事で心がけている事はありますか?
ブライダルはうまくいって当たり前の世界、常に「期待以上」を心がけています。 新郎新婦様の人柄も引き出せるよう、打ち合わせでのコミュニケーションも大切にしています。私自身も「感じが良い」と思っていただけるよう努力を怠りません。常に感性と人間力も磨くことも心がけています。120%出しきって初めて本来の仕事だと思っています。
将来の夢や展望はありますか?
声をすごく褒めて貰えるので、やはり声に関わる仕事を続けていきたいです。仕事は人間を成長させてくれる場所だと思っています。 自分と同じように人前で話すのが苦手な方やアガリ症を克服したい方をサポートする講師業や、司会業を目指す方への育成やサポートも行っていきたいと考えています。
この業界を目指される方へのメッセージをお願いします。
「華やかな仕事ですね」「おめでたい席に関われる仕事って良いですね」そういった声をかけていただく事も多いですが、実際は光と陰の部分を持つ仕事です。 嬉しいことだけでなく、期待とプレッシャーが大きい分、落ち込む事や辛いこと、精神が高まって寝られない事も。

ですが、「おめでとうございます」「ありがとうございます」をめいっぱい言葉にできる最高の仕事です。 いつまでも引きずらない「切り替える」気持ちが大切。引きずっていても何も生まれません。反省と学びを繰り返して「継続は力なり」を信じた者だけが生き残れる世界だと思っています。 私自身、人生最高の舞台に携われる素晴らしい仕事に巡り会えたと実感しています。
吉岡さん、ありがとうございました。
 
これまで1000組以上もの披露宴を担当されてきた吉岡さん。その声や物腰は美しく心地良く、まさにプロフェッショナル。たくさんの感動エピソードと共に、ご自身の想いや信念をありのまま語ってくださいました。

意外だった「苦手」からのスタート。それを成長の糧として歩んで来られた軌跡にこちらも学びや気付きをいただきました。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも「ありがとう」の一言で全てが報われる、まさにブライダル業界の魅力部分にたっぷりと触れられた取材時間となりました。
取材レポーター:まえだ 真悠子
ブライダルスタイリスト
カラーリスト
ウェディングプロデューサー
Te'al Bleu(ティール・ブルー) 代表
Blog:http://ameblo.jp/tealbleu/
PROページ
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撮影協力場所
堺筋倶楽部
『現代では再現できない、昭和初期の近代名建築をレストランとして再生』
大正ロマンの色濃く残る時代に、この建物は建築され、その堂々たる風格は、大阪の文化の発信地にふさわしい雄姿です。堺筋倶楽部の“食と空間”へのこだわりは、すべてのお客様の時間をご提供するために存在します。

〒542-0081 大阪市中央区南船場1-15-12
TEL:06-6265-8000/06-6265-8002(WEDDING SALON)
Lunch 11:30-14:00 L.O. / Dinner 18:00-22:00 L.O.
Access:
・地下鉄 堺筋線、長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅1番出口より北へ徒歩3分
・地下鉄 御堂筋線、長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅2番出口より徒歩7分
・地下鉄 中央線、堺筋線「堺筋本町」駅7番出口より徒歩4分

 

 

 

 

 

 

 
 

 
 

 


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