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■「私のサロン」オーナーインタビュー


森川 美紀さん(ビューティサロン/Amanteur)

森川 美紀さん Amanteur株式会社 代表取締役
Amanteur~アマンチュア~
アマンチュア株式会社
〒530-0037 大阪府大阪市北区松ヶ枝町7-14
サンクレスト南森町205
TEL:06-6755-4498
http://www.amanteur.co.jp/
http://amanteur.blog.fc2.com/
カラーをお仕事にしょうと思われたのはいつですか?
21歳で結婚してすぐに子どもが産まれましたが、将来子どもが成人しても41歳。その頃には収入を得られる何かをしたいと思っていて、25歳で「色彩心理」に出会い、色彩検定、オーラソーマ、パーソナルカラーの資格を取りました。

「色」ならいろんな仕事にも結びつきますし、元々ファッションも大好きだったので、なりたい自分を明確にして、こういう色、こういう洋服を身に着けたらうまくいくよ、というアドバイスをしたいと考え、30歳でこのサロンをオープンしました。
サロンでは耳や言葉の不自由な方の受け入れもされているそうですね。
このサロンを始めて6年になりますが、内面美容と外面美容の両方させていただいて、お客様が喜んでくださるのは非常に嬉しいことなんですが、何かが足りない、もっと社会の中に踏み込んだことをしたい、とずっと考えていました。

そこで出会ったのが「世界を変えるオシゴト~社会起業家になったふたりの女の子の感動物語」(講談社)という本なんです。ハーバード大学で出会った二人の女性が、「ヤク」という動物の毛を使ったニットの販売で地域に貢献するというお話で、「ビジネスと社会貢献は相反することなく両立できる」という内容に、とても感動を覚えました。

社会貢献に自分は何ができるかと考えたとき、キレイになることが大好きな方が、もっときれいになって喜んでくださるのは嬉しいけれど、自分に自信がなく、メイクをするのにも抵抗がある女性が、私もキレイになれるんだという喜びを感じてもらえたら、私の個性が社会貢献になるんじゃないかと思ったんです。

耳が聞こえない人、目が見えない人の中には、すごく特化したものをお持ちの方もいて、環境によってそれは障がいでは無くなることもあるそうです。そこで自分を表現するお手伝いをしたい。一般的にコミュニケーションは「言葉」を使いますが、耳や言葉が不自由な方にとって、「色」が自分を自由に表現できるツールになると思ったのがきっかけです。

私は福祉の人ではないのでアマチュア目線かもしれませんが、あくまでもファッションや美容の視点からできることをご提供したいと思っています。

いろいろ調べていて、東京に聴覚障害の方だけが運営されているカフェがあるのですが、手話もできない私が指差して注文すると、ずっと私の目を見ながらにっこり微笑んでくれるんですね。

普通にテーブルでコーヒーを飲むだけなんですが、言葉は交わさなくても、アイコンタクトでとても暖かく気にしてくれるので、とても気持ちがリラックスできるんです。

普段カフェに行っても、お店の人と目を合わせることって少ないですし、お洋服のお店でもすぐに声をかけられるのでゆっくり見られないこともあります。彼らは言葉を使わないけれど、気持ちが伝わるんですね。でも言葉を使わない分、ごまかしが効きませんから「通じることの喜び」を発見させてくれるんです。
「通じることの喜び」とは?
以前癌を患っておられるお客様がいらしたんですが、「言葉」で心を癒すには限界があります。そこでスキンケアの1時間でもほっとしていただきたい、もっと触れてあげたいと思ったことがあります。お客様の気持ちと私の気持ちが通じ合う橋渡しが、カラーやスキンケアを通して可能になれば喜びを感じます。

このサロンを運営していて、お客様のお話を聞くことで逆に私の話を聞いていただけたり、お客様を励ましながら励ましていただいたり。そうして人の心に触れてきたことで、「癒し」がテーマになってきたと思います。
障がいをお持ちの方に関わることの難しさもありますか
障がいをお持ちの方の中には、「放っておいて」と思う方もおられますから、私自身がしっかりした想いを持っていないと傷つけてしまうことになります。いくら「アマチュア目線で楽しくやってます」と言っても、「そんなことまで考えていませんでした」では、あまりに失礼なので、軽やかに見せながらも、しっかりした想いを持って伝えていきたいと思っています。

一番好きなボトルは何ですか?と伺って選ばれたのが「ゴールド」
「自分の価値は、自分で決めていいんだよ」という意味があるそう。
今後の展望は?
今「障がい者ビジネス」ってとても多いですが、ビジネスだけど「障がい者ビジネス」じゃないというところを大事にしたいと思っています。障がい者の方に特化するだけではなく、一般の方との垣根がないコミュニケーションの場を作りたいと考えているので、ここがそうしたサロンになればいいなと思っています。将来的にはカフェも考えたいですね。カフェだともっと、いろんな方が自然に触れ合うことができて、もっと楽しいだろうなと思います。
障がいをお持ちの方に関わった何かをしたいと思う方へメッセージをいただけますか
彼ら彼女たちとその周りに触れることは、波風を立てずには決してできないと思います。「なぜ、障がい者なのか」ということを常に自分に問い続けなければいけませんし、他人の深い部分や自分の深い部分に触れることで、辛く傷つくことも傷つけることもあります。だからこそやりがいもあります。もしそうした希望をお持ちの方がおられたら、いろんな業種の方々と一緒にやっていきたいので、ぜひお会いしたいです。
ありがとうございました。
(取材:2014年7月 関西ウーマン編集部) 
 

 

 

 


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