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■関西ウーマンインタビュー(サロン)


井上 清乃さん(ビューティサロン/Dojima美的空間)

井上 清乃さん ビューティーデザインコーチ
2007年にタカラインターナショナルエステティックカレッジを卒業。某メディカル系エステサロンをはじめ某美容専門学校のエステ講師を務めて某5つ星ホテル内のソティス直営サロンに勤務。数多くのお客様との出会いと施術経験を積み2014年1月に『Dojima美的空間』をオープンする。
Dojima美的空間
〒540-0003 大阪市北区堂島3-2-6 チェススポーツビル3階
TEL: 06-6454-8666
予約受付:12:00-19:30/定休日:火曜日
http://www.dojima-bitekikukan.com/
美容業界に興味を持ったきっかけは何ですか?
ずっと一般企業の事務職をしていまして、与えられた仕事をひたすらこなす毎日でしたが、27歳になった頃、このまま結婚して専業主婦になるとすると、それでいいのかと考え始めたんです。履歴書に書けるものといえば普通免許だけで、何のスキルも持っていませんでしたので、何かを学びたいと思っていました。

そこに当時の同僚から、「美容系に進めば良いんじゃない?」と何気なく言われて、「あっ」と思ったんです。母親が資生堂の美容部員をしていたので、子どもの頃から家にはいろんな化粧品がたくさんありましたから、もともと美容に興味があったんですね。じゃあちょっと頑張ってみようかなと思ったことがきっかけです。
エステのお仕事を選ばれたのは?
美容には美容師やメイク、エステなどいろんな仕事がありますが、人を癒す仕事をしたいと思い、エステの道に進むことにしました。といっても27歳でしたから、今から専門学校に2年3年通って勉強するのは時間がもったいないので、1年で学べて、それも業界の中でも一番の資格を取りたいと、CIDESCOという国際資格が取れる学校に通いました。

その1年間、今まで生きてきて、こんなに勉強したのは始めてというぐらい猛勉強しましたね。全日制でしたから会社も辞めて、車を買うために貯めていた貯金を全て、自分に投資しようと学費に使いました。
その後もいろんな資格を取られたそうですね。
その学校で資格を取ってから後、メディカル系に興味があって、メディカルエステのサロンに3年勤めました。でもせっかくあんなに頑張って国際ライセンスを取ったので、やっぱりそれを活かしたいという想いがあったので、今度は教える側の仕事をしたいと思ったんです。

そこでいろいろ探しているとたまたま、ヘアやメイクのアーティスト専門学校がエステ部門の講師を募集していたので、ダメ元で履歴書を送りました。「がんばりますのでよろしくお願いします!」とお願いして、晴れて講師として働くことができました。その後も、リラクゼーションを学びたくて、ホテルのスパで働いたこともあります。
長く美容一筋で学ばれてきましたが、他の業種に興味はありませんでしたか?
全く思わなかったですね(笑)やっぱり最初にすごく必死で勉強しましたから。それを無駄にしたくなかったですし、とにかくいろんなことを学びたい、吸収したいと思っていました。

いろんな方面からエステを知りたい気持ちが大きかったんでしょうね。勉強がすごく楽しかったんです。

でも「天職」だとは思いませんでした。最初に働いたところで、「あなたは才能が無いから(エステ業界は)辞めたほうがいい」と言われましたから。

自分でもセンスが無いなと思っていましたが、怒られながら、泣きながらでも、それでもやっぱり楽しかったんです。もうこれをとことん突き詰めていこうと思っていました。
ご結婚されてからこのサロンをオープンされました。
結婚後は、主人がお茶とスィーツの会社を経営していますので、最初はそちらを手伝っていました。エステをしたい気持ちはありましたし、口には出さなかったのですが、どこか抑えている気持ちを察したんでしょうね。主人が「君がやるべきことなんだ」と言ってくれたので、サロンをオープンすることを決心しました。それから場所を探すまで早かったですね(笑)
このサロンのコンセプトは何ですか?
「女性の隠れた魅力を引き出す」ことがコンセプトのサロンです。

メイクやお洋服の似合うカラーを導き出し、骨格診断による似合うファッションのご提案、そして美肌になるためのお手入れとアドバイス。

この3つのメソッドを使って、隠れた美しさをぐっと引き出し、トータルに外見が美しくなることで、心もより若々しく魅力的な女性が増えることを目指しています。
エステ業界に進みたい方へのアドバイスをお願いします。
どんな道であれ、これだ!と決めたことはトコトン進むべきだと思います。才能なんて関係ない、極めていきたいと思う気持ちがあれば、知識を積み重ねることで才能って出てくると思います。また、決めた道に必要な「感性」を磨くためには、自分に魔法をかけるんです。「失敗してもいい。私はできる」って。そしていろんな人を巻き込んでしまうことですね(笑)

でも途中で何をしたらいいのかわからない、迷子になることもあるかと思います。そんな時は様々な人に会い、いろんな話を聞いて欲しいですね。

特に異業種の方の話を聞くと、いろんなヒントが落ちています。そういう気持ちでいることが大切なんだなとか、そういう視点もあるんだなとか。それも自分の才能へのスパイスとなりますし、何にでも好奇心を持つことは大切だと思います。
ありがとうございました。
 
(取材:2014年6月 関西ウーマン編集部) 
 

 

 

 


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