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小森 利絵
フリーライター えんを描く

おてがみじかん ライフスタイル 2024-06-19
ひろこちゃんと私のお手紙のやりとり~12通目~

40年と少し生きてきて、そのうち約33年間、ほぼお手紙だけでやりとりしている友だちがいます。幼稚園時代からの幼なじみで、私自身が意識した「はじめての友だち」の、ひろこちゃんです。

改めて考えると、私の人生にお手紙が欠かさずあったのは、ひろこちゃんのおかげかもしれません。ひろこちゃんとの積み重ねがあったから、今もなお、お手紙をコミュニケーションツールの1つとして持ち続け、さまざまな方々と日常の中で楽しむことができているんだと思ったんです。

そんなことを考える中で、ふと不思議に思ったことがあります。

ひろこちゃんとは、どうしてお手紙だけでやりとりしているんだろう。お手紙のやりとりだけなのに、どうして今もこうしてちゃんとつながることができているんだろう。

そこで、ひろこちゃんと「お手紙」をテーマにいろいろなことを話してみたいと思いました。もちろん、お手紙で、です。ひろこちゃんと私のお手紙のやりとりを連載しています。

12通目は「ひろこちゃんから私へ」です(お手紙は2023年夏に受け取りました)。
 
りえちゃんへ

封筒&便せんを可愛いと言ってくれて、嬉しいです! 色々、楽しんでくれたら、嬉しいなぁ~と考えながら、デコレーションをしています! ハッピーな気持ちになれますようにってね。

そうそう! りえちゃんさすが! と思ったのが! 昔あったビニール製のお財布を覚えてくれてたのが、本当にビックリしてすごい! と思った。

この1年ちょっとのやりとりとして、私が感じたことは、再発見! 出来たことと改めて、昔の大切な想い出を通して感謝の気持ちが更に強くなったって言うこと! 心があったかくなったよ! 本当にこちらこそありがとう。

神社の御神木さまは、とても神聖な気持ちで癒やされるよね! 木は生きているから。

紘子
ひろこちゃんと娘のお手紙のやりとりも進行中です!
profile
レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター
お手紙イベント『おてがみぃと』主宰

編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
 
『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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