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89歳、ひとり暮らし。(大崎博子)

人生の先輩にあやかりたい

89歳、ひとり暮らし。
お金がなくても幸せな日々の作りかた
大崎 博子(著)
最近、自分の来し方行く末について考えることが多くなりました。いえ、来し方より、行く末について考えることが増えたのです。早い話が老後のことです。

どんなふうに年齢を重ねていきたいか、まずは理想像を模索中。

かくありたいと思える人生の先輩のご著書、大崎博子さんの『89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた』を読みました。

ご著書、と書きましたが、おそらくこれはご本人が執筆したのではなく、ライターさんがインタビューしてまとめたものと思われます。(本当に書いておられたらごめんなさい!!)

でも、それはたいした問題じゃないと思うので、内容に注目しましょう。

この本は、大崎さんの日常や習慣、心がけておられることをまとめたもので8章からなっています。

目次をご紹介します。
第1章 89歳、趣味はツイッター。人生、今が一番元気です。
第2章 病気、寝たきり、認知症を遠ざけるための私なりの健康法
第3章 いくつになっても女性であることを忘れずに
第4章 戦争は絶対に、絶対に、二度と起こさないで
第5章 1ヶ月の生活費は10万円ちょっと
第6章 お金がなくても心豊かに暮らすために
第7章 終活、始めています
第8章 毎日をハッピーに過ごすためのコツ
(大崎博子さん『89歳、ひとり暮らし。』目次より引用。改行も本文のまま)
第1章でツイッターについて書かれているように、大崎さんはツイッターのアカウントをお持ちで、日々更新されています。

私が偶然大崎さんのTweetに触れたのは多分去年のことだったと思います。

ご自身を「後期高齢者」ではなく「高貴香麗者」と表記。

ユーモアがあって元気なおばあちゃまが呟いておられるなぁ、というのが第一印象でした。

そのうちに、89歳でシャンシャン歩いて朝の散歩を日課にしておられるだけではなく、太極拳もなさっていること、麻雀で頭のトレーニングも行っておられることを知り、良き老後のお手本のお一人だと、フォローさせていただくことになったのでした。

大崎さんの日々のつぶやきや、ご著書を総合すると、良い年齢の重ね方をするには

・ハイテクを敬遠せずにチャレンジし生活に取り入れる
・ワクワクできるものを見つける
・身だしなみを大切にする
・できる限り健康に過ごす

が大切なよう。

特に最後の健康は全ての基礎で、大崎さんは「歩けること」が最重要だとおっしゃっています。

高齢になってから「歩いて筋力をつけましょう」と思ってもなかなか難しいものがあるので、思い立ったら今から歩く習慣を身につけて、と。

私は上にあげた項目の上三つは大丈夫な気がしますが、四つ目に自信が持てません。

全然歩いていないですもん。

ということで、この本を読んでから午前中に仕事が入っていない日は朝散歩をすることにしました。今のところ守れています。(といってもまだ3日くらい)

全てを真似する必要はないし、そもそも境遇が違うのだから全て真似することは不可能だとは思うけれど、大いに参考にさせていただきました。

私も高貴香麗者を目指そう!
89歳、ひとり暮らし。
お金がなくても幸せな日々の作りかた
大崎 博子(著)
宝島社
78歳で始めたツイッターで戦争体験から日常の思いまで綴って大人気!老後が楽しみになる生きかたのコツ。 出典:楽天
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池田 千波留
パーソナリティ・ライター

コミュニティエフエムのパーソナリティ、司会、ナレーション、アナウンス、 そしてライターとさまざまな形でいろいろな情報を発信しています。
BROG:「茶々吉24時ー着物と歌劇とわんにゃんとー」

パーソナリティ千波留の
『読書ダイアリー』

ヒトが好き、まちが好き、生きていることが好き。だからすべてが詰まった本の世界はもっと好き。私の視点で好き勝手なことを書いていますが、ベースにあるのは本を愛する気持ち。 この気持ちが同じく本好きの心に触れて共振しますように。⇒販売HPAmazon

 



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