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小森 利絵
フリーライター えんを描く

おてがみじかん ライフスタイル 2023-09-20
ひろこちゃんと私のお手紙のやりとり~6通目~

40年生きてきて、そのうち約33年間、ほぼお手紙だけでやりとりしている友だちがいます。幼稚園時代からの幼なじみで、私自身が意識した「はじめての友だち」の、ひろこちゃんです。

改めて考えると、私の人生にお手紙が欠かさずあったのは、ひろこちゃんのおかげかもしれません。ひろこちゃんとの積み重ねがあったから、今もなお、お手紙をコミュニケーションツールの1つとして持ち続け、さまざまな方々と日常の中で楽しむことができているんだと思ったんです。

そんなことを考える中で、ふと不思議に思ったことがあります。

ひろこちゃんとは、どうしてお手紙だけでやりとりしているんだろう。お手紙のやりとりだけなのに、どうして今もこうしてちゃんとつながることができているんだろう。

そこで、ひろこちゃんと「お手紙」をテーマにいろいろなことを話してみたいと思いました。もちろん、お手紙で、です。ひろこちゃんと私のお手紙のやりとりを連載しています。

6通目は「ひろこちゃんから私へ」です(お手紙は2022年12月15日[木]に受け取りました)。
りえちゃんへ

今年も、もうすぐで終わるね。早いよね!

前回頂いたお手紙のちえちゃんの似顔絵、可愛いね! そうそう!!! 毎年、高知のお土産(お菓子)を送らせてもらってるけど、毎年、新しいお菓子が沢山有って、選んでる自分も楽しいです。

りえちゃんも書いてたけど、私達が通ってた「あたご幼稚園」でのお芋を焼いてホクホクしながら、食べたよね。とても美味しくて、楽しかったことを、鮮明に今でも覚えています。懐かしくて、幼稚園のアルバムも見返してるよ。
私とりえちゃんの連絡手段が、何故お手紙なのか?そしてここまで続いたのか?なんだけど、理由は電話番号やアドレス、LINEを教えてもらったけど、私にとってりえちゃんは特別で、すぐに繋がる連絡手段ではない、ワクワクするお手紙が良かったから!です。

ポストにりえちゃんからのかわいいお手紙が届いているだけで楽しくて、時間はかかるけど、そのやり取りを大切に出来るからです。

だから、これからも慈しみながら、穏やかなやり取りをお手紙で繋ぎたいのです。一番、温かみがあり、伝わると思うから。

紘子
今回も私の娘宛のお手紙も同封されていました♪
profile
レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター
お手紙イベント『おてがみぃと』主宰

編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
 
『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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