関西ウーマン

小森利絵
フリーライターえんを描く

おてがみじかんライフスタイル 2022-11-16

ひろこちゃんと私のお手紙のやりとり～2通目～

40年生きてきて、そのうち約33年間、ほぼお手紙だけでやりとりしている友だちがいます。幼稚園時代からの幼なじみで、私自身が意識した「はじめての友だち」の、ひろこちゃんです。

改めて考えると、私の人生にお手紙が欠かさずあったのは、ひろこちゃんのおかげかもしれません。ひろこちゃんとの積み重ねがあったから、今もなお、お手紙をコミュニケーションツールの1つとして持ち続け、さまざまな方々と日常の中で楽しむことができているんだと思ったんです。

そんなことを考える中で、ふと不思議に思ったことがあります。

ひろこちゃんとは、どうしてお手紙だけでやりとりしているんだろう。お手紙のやりとりだけなのに、どうして今もこうしてちゃんとつながることができているんだろう。

そこで、ひろこちゃんと「お手紙」をテーマにいろいろなことを話してみたいと思いました。もちろん、お手紙で、です。ひろこちゃんと私のお手紙のやりとりを連載しています。

2通目は「ひろこちゃんから私へ」です（お手紙は2022年6月16日[木]に受け取りました）。

りえちゃんへ

りえちゃん、お手紙のコピー　どうも、ありがとう！　走馬灯のように、色々思い出して涙が溢れました。あと、凄く感動しちゃった。大切に持っててくれてたんだなあ～　読み返してくれたんだなぁ～と感じ伝わりました。本当にありがとう。

私も、沢山覚えてます。忘れられない事ばかり。忘れたくない宝箱のような想い出です。

とても、良く覚えているのは、りえちゃん家によく遊びに行かせてもらってた事だよ。リカちゃん人形を私が、持ってて　りえちゃんは、ジェニーちゃん人形で、いつもよく遊んでたよね！それが本当に楽しかったです。

あと、愛宕幼稚園（旧はるの幼稚園）で、遊んだ事や、幼稚園の帰りに母達と一緒に「交通公園」に遊びに行ってたよね。昔使われていた汽車やゴーカートがあって、ブランコに乗って、いっぱい遊べてとても楽しかった。私の母がね、この前こんな事言ってたの。りえちゃんの母と話して「今しか、こんなに一緒に遊べないから、遊ばしてあげよう　連れて行ってあげよう！」って話してたって。

更にこれも覚えてる。りえちゃんがコウモリを見せてくれた事。凄くビックリした。笑。

サーカスに一緒に行けた事も、田村家の門の前で入学式の日に一緒に写真を撮れた事もとっても宝物の想い出です。

私も、ずっとりえちゃん一家を　りえちゃんを大切に想っているよ！こちらこそ、いつも幸せにしてくれて、本当にありがとう。感謝で、いっぱいです。

紘子より