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小森 利絵
フリーライター えんを描く

おてがみじかん ライフスタイル 2021-02-17
誰宛てでもないお手紙~いたたんさんより~

知っている誰かだから書けることがありますが、具体的な誰かではないから、その時々に感じたり思ったり考えたりしたことを気ままに書けるということもあります。

そんなふうに、誰宛てでもなく、気ままに書いたお手紙を、時々掲載しています。

今回は、いたたんさんより、2021年2月初旬に届いたお手紙です。
2021年も1カ月ほどたちました。

コロナもなかなかおさまりそうにないですが、いかがおすごしですか。

私は仕事(スーパーでパート)のこともあって、おこもり生活というのはしていません。

あえて密になるようなおでかけはしないけど、行ける範囲で美術館とか(近くの市民美術センター。先日行ってみたら、私ひとりでした)、図書館とか、ギャラリーとか、心の栄養になるところにはでかけてます。

心の栄養となるものは決して「不要」なものではないと思うので。

不要なものは人それぞれちがうから、自分の価値観を押しつけないで、お互いの価値観を認めあえればいいなと思います。
今のコロナでこわいのは、この病気ではなく、心の分断というか、お互いを思いやるのではなく、責めあうというか、正義というおもいこみや暴力じゃないかなと思います。マスク警察やら、コロナ差別やら・・・心に余裕があるときなら、こんなことはたぶんおこらないのでしょうね。

どんな時も、ちょっとたちどまって自分の頭で考えるということを忘れないでいたいと思います。

なんて、ちょっとおかたいことを書いてしまいましたが、「いたたんさんは人生、おもしろいか、おもしろくないかで決めている」と言われたことがあるくらい、「おもしろいこと」が好きです。
たぶん、こっちが正解でラクなんだろうけど、でも、こっちの方がおもしろそうと大変な方を選んでしまったりしてます(でも、ナマケモノで楽することばっかり考えていたりもするんですけどね)。

この手紙が「どこかのだれか」に届くのをおもしろいなと思いながらかいてます。

読んでくれた誰かに、楽しいこと、いいことが、たくさんありますように。

では、お元気で!

いたたん
[お名前] いたたんさん
[自己紹介] スーパーの惣菜売場のパートのおばちゃんです。お客さんとお話しするのが楽しいです。歳を重ねるごとに世界が広がって、楽しいことも増えていきました。これからも「好奇心のアンテナ」を立てて、のんびり歩いていきます。

★「誰宛てでもないお手紙」を募集!★

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レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター
お手紙イベント『おてがみぃと』主宰

編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
 
『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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