30代からの「知らなきゃ損する年金・保険制度」
起業・開業支援 2016-01-08
退職後、自営業をはじめる時にもらえる手当金 |
○失業保険もらえるの?
会社を辞めて自営業を始める場合、基本手当(いわゆる失業保険)はもらえません。
基本手当は、仕事をする意思と能力があり、「仕事を探している」状況の人にその間の就活資金や生活費の足しとして支給されるものです。
その為、開業後はもちろん、開業準備中でも基本手当はストップします。
具体的には以下のような行為が開業準備行為とされます。
・事業のための資金の借り入れ
・事業所の賃貸借契約
・許認可関係の手続き
・必要な機器等の発注
基本手当をもらいながら自営業をはじめることは不正受給となりますので、ご注意ください。
○再就職手当ならもらえる?!
しかし、自営業を始める場合でも再就職手当なら支給される可能性があります。
但し、事業開始準備の日にちが重要になります。
・待機期間が完了した後で事業の準備を開始したこと
・「給付制限期間(自己都合退職などにより、受給までに期間が空く場合)」がある場合は、給付制限期間の最初の1か月が経過した後に事業の準備を開始したこと
またその他にもさまざまな要件がありますので、
対象となりそうなときは管轄のハローワークで御確認下さい。
申請には開業届の控えや事業の内容を証明できる書類が必要となります。
○退職後講座を受けるなら
更に退職後でも教育訓練給付金の給付を受けることができる場合があります。
離職日の翌日から受講開始日までが1年以内であれば、在職中と同じ要件で給付金を受けることができます。教育訓練の対象となる講座は多岐にわたっており、自営業を始める場合に活かせるものも多いので、なにかの勉強を始める場合はぜひご検討ください。
会社を辞めて自営業を始める場合、基本手当(いわゆる失業保険)はもらえません。
基本手当は、仕事をする意思と能力があり、「仕事を探している」状況の人にその間の就活資金や生活費の足しとして支給されるものです。
その為、開業後はもちろん、開業準備中でも基本手当はストップします。
具体的には以下のような行為が開業準備行為とされます。
・事業のための資金の借り入れ
・事業所の賃貸借契約
・許認可関係の手続き
・必要な機器等の発注
基本手当をもらいながら自営業をはじめることは不正受給となりますので、ご注意ください。
○再就職手当ならもらえる?!
しかし、自営業を始める場合でも再就職手当なら支給される可能性があります。
但し、事業開始準備の日にちが重要になります。
・待機期間が完了した後で事業の準備を開始したこと
・「給付制限期間(自己都合退職などにより、受給までに期間が空く場合)」がある場合は、給付制限期間の最初の1か月が経過した後に事業の準備を開始したこと
またその他にもさまざまな要件がありますので、
対象となりそうなときは管轄のハローワークで御確認下さい。
申請には開業届の控えや事業の内容を証明できる書類が必要となります。
○退職後講座を受けるなら
更に退職後でも教育訓練給付金の給付を受けることができる場合があります。
離職日の翌日から受講開始日までが1年以内であれば、在職中と同じ要件で給付金を受けることができます。教育訓練の対象となる講座は多岐にわたっており、自営業を始める場合に活かせるものも多いので、なにかの勉強を始める場合はぜひご検討ください。
秦 優(ハタ ユウ)(社会保険労務士) YOU社会保険労務士事務所 大阪府高槻市寿町3丁目17番19号 TEL:072-658-7627 http://you-sr.com |
おすすめのコラム
コラムのジャンル一覧