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小森 利絵
フリーライター えんを描く

おてがみじかん ライフスタイル 2023-05-17
ひろこちゃんと私のお手紙のやりとり~4通目~

40年生きてきて、そのうち約33年間、ほぼお手紙だけでやりとりしている友だちがいます。幼稚園時代からの幼なじみで、私自身が意識した「はじめての友だち」の、ひろこちゃんです。

改めて考えると、私の人生にお手紙が欠かさずあったのは、ひろこちゃんのおかげかもしれません。ひろこちゃんとの積み重ねがあったから、今もなお、お手紙をコミュニケーションツールの1つとして持ち続け、さまざまな方々と日常の中で楽しむことができているんだと思ったんです。

そんなことを考える中で、ふと不思議に思ったことがあります。

ひろこちゃんとは、どうしてお手紙だけでやりとりしているんだろう。お手紙のやりとりだけなのに、どうして今もこうしてちゃんとつながることができているんだろう。

そこで、ひろこちゃんと「お手紙」をテーマにいろいろなことを話してみたいと思いました。もちろん、お手紙で、です。ひろこちゃんと私のお手紙のやりとりを連載しています。

4通目は「ひろこちゃんから私へ」です(お手紙は2022年9月15日[木]に受け取りました)。
りえちゃんへ

お手紙、ありがとう~

この前、写真を整理していたら、りえちゃんと遊んだ高知城近くにある城西公園の写真や、提防沿いで撮った写真や、あたご幼稚園での、色々な行事(運動会、芋堀り、など)、あと、卒園式の写真も沢山出てきて、そうそう! こんなんやった!! 意外と覚えてて、あまりにも懐かしくて、見始めたら、いつのまにか、2時間以上も経っててビックリ!!した。

すごい、楽しかったし、思い出して笑顔になってた。また、会った時に、見せるね。楽しみにしてて。

ちなみに、その写真に写ってる私の母もすごい楽しそうでスマイル(満面の笑み)やった!
印象に残ってるお手紙や、やりとりは、本当に、沢山有りすぎて、いっぱい読み返して、そうや! こんな事あったわ~とか、思って、なかなか1つに絞れんかった。ハガキもあって!

その中でも1つに絞って、選んだのをコピーして、また送るね!

※お返事すぐ書いてたのに、印象に残ってるお手紙が、多くて1つに絞れなかったー笑 遅くなってごめんネ。
(ちえちゃんからもらった初めての敬語(笑)のお手紙とちぎり絵が嬉しかったので今回、選びました!!!)
ひろこちゃんが選んでくれた、私の娘・ちえが書いたお手紙

右:ひろこさんへこんどあいましようこのまえありがとおございましたちえりえより

左:ひろこちゃんはK-POPが好きなんだね!私も好き。プレゼントありがとう!ひろちゃんと会いたいな~ちえより

今回も私の娘宛のお手紙も同封されていました♪
実はこのお手紙が届く前、7月には私と娘のお誕生日を祝う、お手紙を送ってくれました!! 

父、そして私の故郷・高知のおいしいもの、かわいいものがたくさん!! 家族みんなで楽しめるようにと、こうして贈ってくれています。お誕生日カードもいつも思わず笑顔になる、楽しくてかわいいものなんです。

メッセージはもちろん、こうした一つひとつから、ひろこちゃんの想いを感じます。
profile
レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター
お手紙イベント『おてがみぃと』主宰

編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
 
『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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