丁寧に生きるという選択
ライフスタイル 2022-05-11
心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/
私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
エレガントソリューション |
我々を取り巻く社会、世界情勢は、先月に引き続き一向に解決策を見出せないまま新しい月が巡ってきたようです。
そのような中で迎えた5月ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。初夏を思わせるこの爽やかさも梅雨の前のほんの束の間かもしれませんね。
1年間この季節を待ち侘びていた我が家の庭の薔薇は、今年も数えきれないほどのたくさんの花を咲かせてくれ、日々起こるいろいろな事象とのコントラストの中、ひとときの癒しを私達に与えてくれるようです。やはり薔薇の持つエネルギーは言葉では言い表せないほどエレガントなのです。
エレガントとひとことで言っても、その言葉から何を想像されるかは、人それぞれでしょう。それでも、エレガントとは普通、上質なものを意味する時に使われることが多いのではないでしょうか。けばけばしい派手さよりも、洗練されたシンプルさを意味する気がします。
ファッション業界ではもちろん、時にワインを形容する時にも使われますね。このエレガントという言葉には真の美しさが持つ上質が含まれる気がします。
私はいわゆる「理系脳」でないことは自覚していますが、数学、工学、プログラミングなどの分野では、最小限の努力で最大の効果が得られるような解決策を「エレガント」と呼ぶことがあるそうです。
「エレガントな解決策」、すなわち「エレガントソリューション」です。数学的問いから答えに導く方法が、シンプルで最短且つ最も有効な解法の道筋をエレガントソリューションと呼ぶそうです。
以前、天才宇宙物理学者、故スティーブンホーキング氏の自叙伝的映画 「The theory of everything」(2014) の中で、「エレガントな方程式」を発見した時に、ホーキング博士がワクワクして解き進めている場面をよく覚えています。
労力の無駄をできるだけ少なくして問題を解決する美しい「エレガントソリューション」にワクワクしている博士の姿と同時に数式をエレガントと描写していることに興味を覚えました。
日々、私たちは数々の答えのない諸問題に向き合っています。
それらの答えのない問いにも解決策を一つずつ見つけていかなければならない。そんな時、ある人は終着点に導く道を上手にビジュアライズ、可視化しながら進み、またある人は手当たり次第に闇雲に取り組んでいるようです。
問題自体が「今まで経験したことがなかった」ように複雑化しているようでありながら、どこかで、同じような事象が繰り返されているようでもあります。
以前、賢明な知人が、「賢い人とは、どのようにしたらAの地点からBの地点まで、無駄が最も少なく、最も早く行けるかを想像できる力を持つ人」と言った言葉を時折思い出します。
その初めて通るAからBまでの道筋の中、エレガントソリューションを組み立てて行くことを想像できる人こそが賢い人と呼べるのではないでしょうか。その道を進む上で必要なものは何か。ここでも想像力が欠かせないでしょう。
そんな「想像」に真剣に立ち向かう努力を続けることで賢くなれるような気がします。 賢明であること、それこそがエレガントであることなのかも知れません。
問題が複雑化する中、世のリーダー達も一刻も早くエレガントソリューションを見つけてくれることを祈るばかりです。
そのような中で迎えた5月ではありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。初夏を思わせるこの爽やかさも梅雨の前のほんの束の間かもしれませんね。
1年間この季節を待ち侘びていた我が家の庭の薔薇は、今年も数えきれないほどのたくさんの花を咲かせてくれ、日々起こるいろいろな事象とのコントラストの中、ひとときの癒しを私達に与えてくれるようです。やはり薔薇の持つエネルギーは言葉では言い表せないほどエレガントなのです。
エレガントとひとことで言っても、その言葉から何を想像されるかは、人それぞれでしょう。それでも、エレガントとは普通、上質なものを意味する時に使われることが多いのではないでしょうか。けばけばしい派手さよりも、洗練されたシンプルさを意味する気がします。
ファッション業界ではもちろん、時にワインを形容する時にも使われますね。このエレガントという言葉には真の美しさが持つ上質が含まれる気がします。
私はいわゆる「理系脳」でないことは自覚していますが、数学、工学、プログラミングなどの分野では、最小限の努力で最大の効果が得られるような解決策を「エレガント」と呼ぶことがあるそうです。
「エレガントな解決策」、すなわち「エレガントソリューション」です。数学的問いから答えに導く方法が、シンプルで最短且つ最も有効な解法の道筋をエレガントソリューションと呼ぶそうです。
以前、天才宇宙物理学者、故スティーブンホーキング氏の自叙伝的映画 「The theory of everything」(2014) の中で、「エレガントな方程式」を発見した時に、ホーキング博士がワクワクして解き進めている場面をよく覚えています。
労力の無駄をできるだけ少なくして問題を解決する美しい「エレガントソリューション」にワクワクしている博士の姿と同時に数式をエレガントと描写していることに興味を覚えました。
日々、私たちは数々の答えのない諸問題に向き合っています。
それらの答えのない問いにも解決策を一つずつ見つけていかなければならない。そんな時、ある人は終着点に導く道を上手にビジュアライズ、可視化しながら進み、またある人は手当たり次第に闇雲に取り組んでいるようです。
問題自体が「今まで経験したことがなかった」ように複雑化しているようでありながら、どこかで、同じような事象が繰り返されているようでもあります。
以前、賢明な知人が、「賢い人とは、どのようにしたらAの地点からBの地点まで、無駄が最も少なく、最も早く行けるかを想像できる力を持つ人」と言った言葉を時折思い出します。
その初めて通るAからBまでの道筋の中、エレガントソリューションを組み立てて行くことを想像できる人こそが賢い人と呼べるのではないでしょうか。その道を進む上で必要なものは何か。ここでも想像力が欠かせないでしょう。
そんな「想像」に真剣に立ち向かう努力を続けることで賢くなれるような気がします。 賢明であること、それこそがエレガントであることなのかも知れません。
問題が複雑化する中、世のリーダー達も一刻も早くエレガントソリューションを見つけてくれることを祈るばかりです。
バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ
バイリンガルライフコーチ
心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/
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