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バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ RumiBaxter

丁寧に生きるという選択 ライフスタイル 2022-01-12
ヴァイタリティ

2022年、あけましておめでとうございます。皆様、どのように新年を迎えられましたでしょうか。

去年に引き続き、感染病が猛威を振るう中、私たちも常に緊張をどこかで強いられているような日々が続くようです。それでも、新年の特別な雰囲気を祝う伝統は五感に訴えかけてくれるようです。

紅白や金色を主にテーブルが飾られ、古くから伝わる伝統文化である華道、茶道、書道や武道といった「道、どう」が普段よりも少しだけ身近になる期間、それらが入り混じりお正月の特別な雰囲気を作っているのかもしれません。

公の場には立派な和のお花のアレンジメントが飾られ、美しい和菓子に抹茶、学校では筆に墨での書き初め、などと目につくいろいろなところでほんの少し「お正月」になる気がします。

目まぐるしく変化していく21世紀の中、一体どんな伝統が残っていくのかと考えると10年後、もっと近い未来のお正月、伝統文化はどんな形をとどめているのでしょう。 そんな思いの中「道、どう」について考えていました。

剣道、弓道、柔道、などなど、いずれもにつくそれらの道はどこにいき、どこにつながっているのだろうか、と。道には行き先、目的地があるはずです。もちろん行き止まりの道もあるでしょうが。

二千数百年前の古代中国の書物、「老子道徳経」の中で道について述べられています。 一切の固有名詞をも使わずに抽象的に、道(タオ)について人間の生き方を説いた哲学、タオイズムの中では道のことを「宇宙の本質的」存在だと言っています。

人間の体を「小宇宙」ととらえ、道、すなわち本質、を知ることにより「大宇宙」と一体になる生き方の実践を重ねると自分本来の生き方ができるというのです。武道をはじめとした伝統の道の実践を通して感性を磨くプロセスを重ねるということは宇宙の本質の中でこの自分を調和させていくことなのでしょうか。

初の民間人が宇宙に行く時代とはいえ、まだまだ宇宙と聞くとスケールがあまりにも大きくピンときませんが、日々の生活の中で小宇宙である個の私たちがその個を取り巻く大宇宙と一体になろうという考え方は、結局は万物全てがつながっているということを全肯定しなければならなくなりますし、それは悟りの境地のような気がします。道を知ることとは悟ることなのかもしれません。

私にとってはまだまだ道とはただただそこに存在するであろう神秘でもあります。マスター達が長い時間の実践と訓練を重ねてそのぼんやりとした存在を、本来私たちが持っているはずの「宇宙の源からあふれる生きる力」につながるという信念に変えることができたのなら、今年はほんの少しでも、そのような生きる力を実感したいと思っています。

生きる力、自然体でいること、道について、そんなことをぼんやり考えた新年の始まりでした。今年も皆様にとって、そして世界にとってヴァイタリティあふれる素晴らしい年でありますように。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
profile
私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ

心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/

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