丁寧に生きるという選択
ライフスタイル 2018-02-09
自分でコントロールできること、できないこと |
1月は例年、特に過ぎていくのが早く感じる気がします。忙しいながらも、穏やかに日々が過ぎていきます。新年の抱負の一つに挙げた、日記帳にインスピレーションを感じた言葉を書き入れる、という作業も、まだ順調に続いています。
「最低一言」、その日心に残った言葉を日付入りのノートに書いているだけのことなのですが、軽い課題にしたので無理なく続いているのかもしれません。日付入りのノートに空白ができないように、と思うと、その適度なコントロールが、優しく、でもしっかりと毎日の習慣を私にリマインドしてくれている様です。
「最低一言」をダイアリーに書くというルールなのですが、「何かあったかな、今日はあまり何もないけど。」とペンを握り、書き出すと、そうだった、あれもこれもと書き出す事が出て来るので不思議です。
これなら何かよっぽどのことがない限り続けられる、つまりは、自分でコントロールできる小さな習慣のひとつかな、と思っています。しかしながら、時に、人生って自分ではどうしようもない、自分ではコントロールできないことが多いと感じることもあります。
起こりうる全ての出来事は、自分でなんとかコントロールできること、そして、自分のコントロールには及びもしないこと、このふたつに分けられるのではないでしょうか。二つを比べると自分ではコントロールできることの方が少ないように感じる時ももちろん多々あります。
チームの一員として他人と仕事をされている場合、そんな風に感じる方もいらっしゃるでしょう。家族であれ、他人をコントロールするのは不可能だと実感される方もいるかもしれないでしょう。今の世の動きを見ても、個人のレベルでそれらをコントロールするなんて不可能な状況です。
だからこそ「自分にできるわずかなことをきちんとこなす。」ということを少しでも実践してみようと思っています。毎日できることをできる範囲でやる、という単純なことなのですが。
「真の自信は成功体験の数で決まる」と聞いたことがあります。自信は、心の中で無意識に持っているコントロール可能なものcontrollable 、とコントロール不可能なものuncontrollable、この二つのバランスで決まるような気がします。もちろん、なんとかできる、という気持ちが勝るということが真の自信の元になるのです。
成功体験とは、つまりは、自分でなんとかできた、という経験の繰り返しです。華々しいゴールだけが成功経験でなくてもいいはずです。なんとかできる、と思えることがどんな些細なことであれ、増えれば増えるほど成功経験が増える気がします。毎日何かを続けるというのも確実に成功体験をもたらしてくれそうです。
エベレストに一回も登らなくても、自分の目標の丘に何度も登れば、知らず知らずのうちに成功経験が増えるのだと思います。そして丘に努力しながら登っているうちに自然にさらに高い丘、さらには少しずつ高い山を目指したくなるものだと実感します。
去年、国際マラソンを自己ベストのタイムで完走された方のお話を聞く機会がありました。レース前に脚を痛められていたことも知っていましたので、完走されたニュースを嬉しく聞きました。マラソンは過酷なレースです。レースの間どういう精神状態で走られていたのか気になって聞いてみました。
「痛みを感じながら数時間のレース中どんなことを考えて走っていたんですか?」と私。「レースの当日、実は誕生日だったんです。誕生日のレースで棄権すると、そのことが後の人生に響くなと思って走り抜きました。」との答えが返ってきました。
私たちはいつもやること、やらないことを無意識に選択していると思うのですが、この話をお聞きして、完走することを「選択」されたことは、その後に影響をもたらすパワフルな経験に違いないと思いました。
今のような時代に一歩一歩前へ確実に進むためにも、そして、「なんとかできる」という自信につながる経験を増やすためにも、今の私にできることを、小さなステップからでも、できる範囲でやり続けたいと思います。
「最低一言」、その日心に残った言葉を日付入りのノートに書いているだけのことなのですが、軽い課題にしたので無理なく続いているのかもしれません。日付入りのノートに空白ができないように、と思うと、その適度なコントロールが、優しく、でもしっかりと毎日の習慣を私にリマインドしてくれている様です。
「最低一言」をダイアリーに書くというルールなのですが、「何かあったかな、今日はあまり何もないけど。」とペンを握り、書き出すと、そうだった、あれもこれもと書き出す事が出て来るので不思議です。
これなら何かよっぽどのことがない限り続けられる、つまりは、自分でコントロールできる小さな習慣のひとつかな、と思っています。しかしながら、時に、人生って自分ではどうしようもない、自分ではコントロールできないことが多いと感じることもあります。
起こりうる全ての出来事は、自分でなんとかコントロールできること、そして、自分のコントロールには及びもしないこと、このふたつに分けられるのではないでしょうか。二つを比べると自分ではコントロールできることの方が少ないように感じる時ももちろん多々あります。
チームの一員として他人と仕事をされている場合、そんな風に感じる方もいらっしゃるでしょう。家族であれ、他人をコントロールするのは不可能だと実感される方もいるかもしれないでしょう。今の世の動きを見ても、個人のレベルでそれらをコントロールするなんて不可能な状況です。
だからこそ「自分にできるわずかなことをきちんとこなす。」ということを少しでも実践してみようと思っています。毎日できることをできる範囲でやる、という単純なことなのですが。
「真の自信は成功体験の数で決まる」と聞いたことがあります。自信は、心の中で無意識に持っているコントロール可能なものcontrollable 、とコントロール不可能なものuncontrollable、この二つのバランスで決まるような気がします。もちろん、なんとかできる、という気持ちが勝るということが真の自信の元になるのです。
成功体験とは、つまりは、自分でなんとかできた、という経験の繰り返しです。華々しいゴールだけが成功経験でなくてもいいはずです。なんとかできる、と思えることがどんな些細なことであれ、増えれば増えるほど成功経験が増える気がします。毎日何かを続けるというのも確実に成功体験をもたらしてくれそうです。
エベレストに一回も登らなくても、自分の目標の丘に何度も登れば、知らず知らずのうちに成功経験が増えるのだと思います。そして丘に努力しながら登っているうちに自然にさらに高い丘、さらには少しずつ高い山を目指したくなるものだと実感します。
去年、国際マラソンを自己ベストのタイムで完走された方のお話を聞く機会がありました。レース前に脚を痛められていたことも知っていましたので、完走されたニュースを嬉しく聞きました。マラソンは過酷なレースです。レースの間どういう精神状態で走られていたのか気になって聞いてみました。
「痛みを感じながら数時間のレース中どんなことを考えて走っていたんですか?」と私。「レースの当日、実は誕生日だったんです。誕生日のレースで棄権すると、そのことが後の人生に響くなと思って走り抜きました。」との答えが返ってきました。
私たちはいつもやること、やらないことを無意識に選択していると思うのですが、この話をお聞きして、完走することを「選択」されたことは、その後に影響をもたらすパワフルな経験に違いないと思いました。
今のような時代に一歩一歩前へ確実に進むためにも、そして、「なんとかできる」という自信につながる経験を増やすためにも、今の私にできることを、小さなステップからでも、できる範囲でやり続けたいと思います。
私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/
バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ
バイリンガルライフコーチ
心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
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