丁寧に生きるという選択
ライフスタイル 2017-11-10
パーソナルベストを目指そう |
今年も「もう11月なんて早すぎる」と、多くの方が感じているのではないでしょうか。
職業柄、「どうやったら英語が上手くなりますか」という質問をよくされます。この質問への良い答えは、考えれば考えるほどすぐには見つかりません。
巷には、「これだけ覚えれば話せる」、やら、「最短でマスターできる英語」、等、英語学習者の弱みにつけ込むようなフレーズがあふれているように感じます。残念ながら、本物に、近道はないのです。
もちろん、いくつかのフレーズや単語を覚える必要はあるでしょうが、英語に限らず、習い事があるレベルに到達するには、「知識」をインプットしながら「理解」し、それを何度も繰り返し「修練、練習」し、それを繰り返す事でやっと「応用、解釈」できる域に達するという、古典的なやり方しかないのだと思います。そしてそれには時間がかかるのです。
初めの、知識をインプットし理解するプロセスでは、理解したと思ったことが実はそうではなかったということが、「失敗」によって明らかになることが多々あります。だから繰り返し修練するのです。
修練こそが大切とされる日本の「道ーどうー」は非常に興味深いと思っています。仕草が自分のものとなる、自然になり仕草と体とが一体となるまで修練するという日本の伝統道には、失敗や未熟さの中に、謙虚さを教える要素が散りばめられているように感じます。私はこの謙虚さこそが、上達につながるような気がします。
謙虚であることとは、今の状況、今までの成長や進歩を感謝しながら、まだまだ、いやこれから、と常に次へのチャレンジ、マスターを目指し、努力を惜しまない姿勢だと思うからです。
上級者になればなるほど、学習にも謙虚です。謙虚である人はその道を極めようと「まだまだ」と努力されています。知らないことを知っているのです。だからこそますます知ることができるように思います。
なぜ極めるか、という目的が明確な場合もありますが、追求するということに目的は必ずも必要でない気がします。
追求すること自体が目的で、それが楽しいからやっている、楽しいことに理由なんて必要ない、それは「オタク」の境地なのかもしれません。自分のためにやる、自己研磨、それも、「道ーどうー」、の根本的な考え方だと思います。
楽しいから、そのことを考えている、何をしてもそのこととの関連で考えているうちに、そんな習慣が生活の一部分になります。オンもオフもない状態、始終そのことに関連して考えているのです。
例をあげると、好きな人のことを考えるのにオンもオフもないということでしょうか。そして上級者は確実にそんなタイプの人ばかりです。
でも私たちには残念ながら才能の有無というものがあります。そこで、いつも皆さんにお伝えしているのが、「パーソナルベスト」を目指そう。ということです。
才能や環境の違う人たちと自分を比べるのではなく、今の自分に何ができるのか、自分のベストを絞り出すために何ができるのか、を考えてみようということです。
そしてパーソナルベストを目指すためには最短法はありません。それどころか、パーソナルベストを目指すということはじっくり時間と暇、手間をかけて取り組む作業なのだと思います。
「これだけ覚えよう」、や「最短ハウツー本」は、パーソナルベストを目指す者にとっては逆行のコンセプトなのではないでしょうか。
じっくり時間をかけ、知識が理解、応用へと変わるプロセスをじっくり楽しみ、誰と比較するのでもなく焦らず、自己ベストに挑戦しながら自己研磨に丁寧に取り組む事で、必ず課題をマスターできると信じています。
自己ベストを目指す、そんな地道な努力は、知らず知らずのうちに、私たちの前のドアを開けてくれるはずです。
職業柄、「どうやったら英語が上手くなりますか」という質問をよくされます。この質問への良い答えは、考えれば考えるほどすぐには見つかりません。
巷には、「これだけ覚えれば話せる」、やら、「最短でマスターできる英語」、等、英語学習者の弱みにつけ込むようなフレーズがあふれているように感じます。残念ながら、本物に、近道はないのです。
もちろん、いくつかのフレーズや単語を覚える必要はあるでしょうが、英語に限らず、習い事があるレベルに到達するには、「知識」をインプットしながら「理解」し、それを何度も繰り返し「修練、練習」し、それを繰り返す事でやっと「応用、解釈」できる域に達するという、古典的なやり方しかないのだと思います。そしてそれには時間がかかるのです。
初めの、知識をインプットし理解するプロセスでは、理解したと思ったことが実はそうではなかったということが、「失敗」によって明らかになることが多々あります。だから繰り返し修練するのです。
修練こそが大切とされる日本の「道ーどうー」は非常に興味深いと思っています。仕草が自分のものとなる、自然になり仕草と体とが一体となるまで修練するという日本の伝統道には、失敗や未熟さの中に、謙虚さを教える要素が散りばめられているように感じます。私はこの謙虚さこそが、上達につながるような気がします。
謙虚であることとは、今の状況、今までの成長や進歩を感謝しながら、まだまだ、いやこれから、と常に次へのチャレンジ、マスターを目指し、努力を惜しまない姿勢だと思うからです。
上級者になればなるほど、学習にも謙虚です。謙虚である人はその道を極めようと「まだまだ」と努力されています。知らないことを知っているのです。だからこそますます知ることができるように思います。
なぜ極めるか、という目的が明確な場合もありますが、追求するということに目的は必ずも必要でない気がします。
追求すること自体が目的で、それが楽しいからやっている、楽しいことに理由なんて必要ない、それは「オタク」の境地なのかもしれません。自分のためにやる、自己研磨、それも、「道ーどうー」、の根本的な考え方だと思います。
楽しいから、そのことを考えている、何をしてもそのこととの関連で考えているうちに、そんな習慣が生活の一部分になります。オンもオフもない状態、始終そのことに関連して考えているのです。
例をあげると、好きな人のことを考えるのにオンもオフもないということでしょうか。そして上級者は確実にそんなタイプの人ばかりです。
でも私たちには残念ながら才能の有無というものがあります。そこで、いつも皆さんにお伝えしているのが、「パーソナルベスト」を目指そう。ということです。
才能や環境の違う人たちと自分を比べるのではなく、今の自分に何ができるのか、自分のベストを絞り出すために何ができるのか、を考えてみようということです。
そしてパーソナルベストを目指すためには最短法はありません。それどころか、パーソナルベストを目指すということはじっくり時間と暇、手間をかけて取り組む作業なのだと思います。
「これだけ覚えよう」、や「最短ハウツー本」は、パーソナルベストを目指す者にとっては逆行のコンセプトなのではないでしょうか。
じっくり時間をかけ、知識が理解、応用へと変わるプロセスをじっくり楽しみ、誰と比較するのでもなく焦らず、自己ベストに挑戦しながら自己研磨に丁寧に取り組む事で、必ず課題をマスターできると信じています。
自己ベストを目指す、そんな地道な努力は、知らず知らずのうちに、私たちの前のドアを開けてくれるはずです。
私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/
バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ
バイリンガルライフコーチ
心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
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