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永木 恵美子
歯科矯正学博士 きょうばし矯正歯科クリニック院長

For Your Smile 医療・ヘルシーライフ 2017-12-19
口内炎は体の不調のサイン

お口の中に口内炎ができると、お食事の時に痛みが生じたり、お話をするのもつらいので、憂鬱になりますよね。

また、この口内炎がなかなか治らない時や、しょっちゅうお口にできるときは何か体の不調を教えてくれるサインかもしれません。今回は口内炎についてお話しましょう。

口内炎はお口の中、舌は歯肉、粘膜にできる炎症のことです。口内炎の原因は様々なものがありますが、次の3つが代表的なものです。

(1)アフタ性口内炎
疲労や免疫力の低下が原因とされており、一般的にもっともよくみられる口内炎です。淵が赤くて、中が白い潰瘍ができます。原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れ、睡眠不足、ビタミン不足などが考えられています。

ふつうは2週間ほどで自然に消滅します。しかし、なかなか治らない時、範囲が広い時、何度も再発するときはベーチェット病など他の病気の症状である可能性もあるため、口腔外科などの専門の病院を受診しましょう。

(2)ウィルス性口内炎
ウィルスが原因で起こる口内炎は単純ヘルペスウィルスの感染が原因の「ヘルペス性口内炎(口唇ヘルペス)」や、カビ(真菌)の一種であるカンジダ菌が原因の「カンジダ性口内炎」があります。

他にも梅毒・淋病・クラミジアなどSTD(性行為感染症)による口内炎もあります。ウィルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小さな水泡ができ、破れてびらん状態となり、発熱や強い痛みを伴うことがあります。

(3)カタル性口内炎
カタル性口内炎は入れ歯や矯正装置が接触したり、頬の内側を咬んでしまった時の細菌の繁殖、熱い食品による火傷や薬品の刺激などが原因で起きる口内炎です。口の中の粘膜が赤く腫れたり、水泡ができたりします。

原因が明確ではないため予防法もはっきりしていませんが、有効だと思われるものとして、一つ目は体力の維持です。バランスよく栄養をとり、必要な休息と、適度な運動をすることを心がけましょう。

二つ目は、清潔なお口の維持です。丁寧に歯磨きをして、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることが大切です。もし口内炎ができたら、普段の生活習慣や口腔清掃を見直してみてください。

お口の粘膜は体の中でも比較的早く細胞が入れ替わる場所なので、何もしなくても2週間ほど我慢すれば治ることがほとんどですが、頻繁に口内炎ができたり、何か月も続いていたり、体の他の部位にも潰瘍があったりすると全身疾患や悪性のものを疑わねばなりません。

「口内炎は体の不調のサイン」。ご自身の体調を教えてくれるバロメーターです。
自信に満ち溢れた笑顔でいっぱいになるよう一緒に歩みたい。
永木 恵美子
歯科矯正学博士
 
きょうばし矯正歯科クリニックは矯正治療専門のクリニックです。 矯正治療を専門にする歯科医師(日本矯正歯科学会指導医・認定医・日本舌側矯正学会認定医)が、確かな技術と女医ならではの細やかな施術で審美的にも機能的にも調和のとれた歯並びが得られるよう努力します。
きょうばし矯正歯科クリニック
大阪市都島区東野田2-3-19 MFKビル4F
TEL:06-4801-9055
HP:http://www.kyobashi-kyousei.com​

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