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永木 恵美子
歯科矯正学博士 きょうばし矯正歯科クリニック院長

For Your Smile 医療・ヘルシーライフ 2017-05-16
妊娠中はお口のトラブルに要注意!

お腹に赤ちゃんができたら、なんだか心がそわそわしますね。それとともに、母親としての自覚や今まで感じたことのない体調の変化を感じることでしょう。

かつて、私もそうでした。まるで、今までの自分の身体と別物みたいに感じたものです。

妊娠中は、様々なことに気を遣いながら生活をしなければいけません。タバコやアルコールがダメなのはもちろんのこと、栄養バランスに配慮したり、薬を飲まないように風邪に気を付けたり。。。しかも、なんと!お口の中も大きな変化が生じます!

妊娠すると、エストロゲンという女性ホルモンが増加して、お口の環境が変化します。たとえば、唾液の量が減ってお口の中の自浄作用が低下し、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。

また、妊娠初期はつわりがひどく、歯磨きがおろそかになりがちです。精神的にもイライラが生じて、お口の中が気持ち悪くなります。

エストロゲンはお口の中の歯周病原菌の増殖を促す働きがあります。そのため、エストロゲンが増加する妊娠期は歯周病にかかりやすい状態にあると言えます。

実は歯周病は自分の歯茎が腫れたり、出血したりするだけが問題ではありません。生まれてくる赤ちゃんにも悪い影響を与えてしまうのです。

つまり、早産・低体重児出産のリスクが高まってしまうのです。重度の歯周病のお母さんは、健全なお母さんと比較して7倍早産のリスクが高くなるとデータが出ています。早産、低体重児は子供の発達、発育不良の原因になります。

少し話はずれますが、歯周病は心臓疾患にも影響を与えますので、軽視することは危険です。

虫歯、歯周病の予防、治療は大切な出産準備です。体調がすぐれない場合でも、歯磨き粉を使わずに磨くだけでも、お口の中の清潔は保たれます。

また、体調のよい時間に磨く、ヘッドの小さい歯ブラシを使うなど、ご自身にあった負担の少ない方法で構わないので、少しでも歯磨きをするように心がけましょう。

また、妊娠中期に入ると体調も安定してきますので、マタニティ歯科などを受診して、いろいろな知識得たり、予防処置を受けるのもいいですね。

妊娠した瞬間、あなたの身体はあなただけのものではありません。赤ちゃんの為にも、よいマタニティーライフを過ごしてくださいね!
自信に満ち溢れた笑顔でいっぱいになるよう一緒に歩みたい。
永木 恵美子
歯科矯正学博士
 
きょうばし矯正歯科クリニックは矯正治療専門のクリニックです。 矯正治療を専門にする歯科医師(日本矯正歯科学会指導医・認定医・日本舌側矯正学会認定医)が、確かな技術と女医ならではの細やかな施術で審美的にも機能的にも調和のとれた歯並びが得られるよう努力します。
きょうばし矯正歯科クリニック
大阪市都島区東野田2-3-19 MFKビル4F
TEL:06-4801-9055
HP:http://www.kyobashi-kyousei.com​

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