関西で働く女性のライフスタイルマガジン［関西ウーマン］

高級な電動歯ブラシのコマーシャルを見ると、あれで歯を磨けば、簡単に磨き残しはなくなるんじゃないだろうか？っと思ってしまいますよね。

確かに、電動歯ブラシを効果的に使用することで、普段よりも楽に歯が磨けたり、手では落としにくい汚れが落としやすくなるメリットがあります。

しかし、電動歯ブラシを使用することはメリットだけではありません。誤った使い方をしていると、歯に傷がついたり、歯茎を傷つけてしまう可能性があるのです。

今回は電動歯ブラシの効果やメリット・デメリットについてご紹介します。

電動歯ブラシの最大のメリットはお口の中に入れさえすれば、ある程度の歯磨きができる点です。この特徴は手が不自由な方には大変便利なものになります。つまり、自分の力を加減することなく、歯の汚れが取れます。

また、電動歯ブラシは回転運動や音波などを利用したものがありますので、着色を積極的に除去したり、歯ブラシの届かない歯垢を振動でとってくれたりする機能があるものもあります。

しかし、電動歯ブラシのデメリットは何と言っても、普通の歯ブラシに比べると携帯しにくい点があります。つまり、電池などを装着しているので、少し重かったり、大きさが大きかったりします。

また、歯ブラシの部分も機械と連動させないといけないので、お口の中に入るヘッド部分が大きくなります。つまり、お口の小さな女性やお子様には不向きといえるでしょう。

また、歯磨きは食後15分以内に行うのが最も効果的と言われています。ですので、外出していると、電動歯ブラシを持ち歩くのは、少し荷物が重くなりますね。

さらに、電動歯ブラシのヘッドの部分は消耗品です。毛先が広がったら、交換しなければいけません。その場合もメーカー純正の歯ブラシを購入しないといけない場合が多いです。

つまり、普通の歯ブラシよりも高価な歯ブラシを購入ということになります。電池に関しても同様です。

さらに、電動歯ブラシを使用すると、泡立ちやすい歯磨き粉だと、大量の泡が発生して、歯磨きしにくい状態になることがあります。歯磨き粉も発泡剤の少ないものを使用する必要性があります。

また、研磨剤が入っている歯磨き粉だと、普通の歯ブラシよりもさらに歯が傷つきやすくなってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

このように、コマーシャルで流れる情報はメリットの情報が多いですが、デメリットも知って使いこなさないといけません。ご自身のライフスタイルにあった、歯ブラシの選択をしましょう！