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バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ RumiBaxter

丁寧に生きるという選択 ライフスタイル 2017-01-13
インスピレーションを磨く

明けましておめでとうございます。
みなさんどのような年末年始をお過ごしになられましたか?

変化の年であった2016年ですが、今年は世界が少しでも平穏、安定の年であってほしいと願っています。個人的には、今年もどんな小さなことであれ、「意識を行動に移す」ことを、初心に戻り継続していきたいと思っています。

意識とは、どこからともなく湧き上がる、インスピレーションのようなものかもしれません。私たちは集団の中で、他の人から常に影響を受けながら前進しています。

あの知人、友人のやっていること、言ったこと、ほんの小さなことが大きなヒントになり、行動のきっかけになることは多々あるのではないでしょうか。インスピレーションこそが私たちを前進させる源となる気がします。

インスピレーションに耳を澄ます。静寂の中で、心が平穏な中で、インスピレーションに耳を澄ます。何がインスピレーションで何が雑音なのか聴きわけることに自信を持つ。結局はそのような自信がインスピレーションを招いてくれるのかもしれません。

ティーンエイジャーのLeoは、ある日突然、すっかり長くなった前髪をかき分けながら「31センチ必要なんだけど、あとどれくらいで伸びるかな」と言いました。「なぜ31センチなの?」と問う私に、医療用、人毛カツラ用に自分の髪を寄付しようと思っていること、そのためにはその長さが必要なことを教えてくれました。元々の髪を伸ばすきっかけは、ウエールズ人の長髪のサッカー選手を見て、クールだなと思ったからだとも教えてくれました。

その話を聞き、意識を行動に移している彼の姿に、私も大きなインスピレーションを受けました。気負わず、別にそんなこんなことbig dealじゃないよ、と言わんが如く、行動に移している彼に、「そんなに綺麗で、茶色の髪からできたカツラを受け取った人は、とっても嬉しいだろうね」と言いました。

それを聞いてニコッとした笑顔を見て、物の流れに一方通行はないんだなと確信しました。与えることこそが受け取ることだということも。どこからかやってきたインスピレーションに従い、行動を起こしている彼自身が、それを楽しんでいるんですね。

インスピレーションに気づき、行動に移すためには、自由というものも必要です。固定観念というしがらみに縛られていてはダメなのです。自由がない、と思っているところから自分自身を解放することも大きな力になることでしょう。

そのためには、インスピレーションを受けれそうな場所、人、物と繋がることはとても大切だと思います。理由に惑わされず、なんだか居心地のいい場所に足を運び、自分の真の声を聞いてくれる知人と時間を共有して、好きなことに没頭する時間を作ることは本当のエネルギーチャージになります。

つまりは自分自身にコネクトする、そういうことに集中していると、インスピレーションと雑音の違いが明らかになってくるようです。

インスピレーションの輪を広げるためにも、それに気づける自分でありたいと思います。
私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ

心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/

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