丁寧に生きるという選択
ライフスタイル 2016-07-08
共通の未来、共通の願い |
この1週間で divided (分断された)、という言葉を何度聞いたことでしょうか。
2016年6月23日、24日はヨーロッパの地図が分断されたのみでなく、地域が、社会が、
そして何より、人々の信念が大きく分断されてしまった1日となってしまいました。
この日以来、ヨーロッパ、 そしてブリテン島は
「先の見えなさ」という大きな薄雲に覆われてしまったかのようです。
イギリスのヨーロッパ離脱問題への大きな関心を持っていましたので、
結果の後にやってきた、先が見えない不安定さとは
こんなにもずっしりと重いものだったのかと改めて感じさせられました。
この後味の悪さは、不満の感情が国民投票に数字になって反映されてしまった
ということから生み出されているのでしょうか。
長年のドロドロと鬱積していたであろう人々の不満、変化を求める声がこんなにも大きく、
世界中の予想をはるかに上回ったということへの驚きなのでしょうか。
不安を招いた政治自体がまるでドタバタ茶番劇のようですらあります。
「政治とは、人々の生活を、未来を向上させるためのものなのに。」
それを聞いていた皆は、ハッとわれにかえったかのようですらありました。
イギリス、ヨーロッパは誰もが認める格差社会です。
格差社会の生み出す不公平とどう向き合うか、というテーマは
歴史的にもイギリスの長年の大きな課題であったように思います。
今までのその取り組みにもかかわらず、
結局は大衆のもつ社会への不満を解決できなかったということなのでしょうか。
今、イギリスだけに限らず、世界は悲しいことに、United「統合」というコンセプトから
超スピードで divided「分割」へと逆行している気がします。
Divided という素質はむしろ人間の弱さの本質なのでしょうか。
恐怖、怒り、敵外、という感情に大衆の目をむけさせることで、
大衆の支持を得るのに成功しているリーダーが台頭している気がするのは
私だけではないはずです。
恐怖、怒りの感情からスタートしたプロジェクトは長期的に成功した試しがありません。
しかし、怒り、ヘイトという感情のネガティブなエネルギーの持つ、
破壊力が計り知れないのもの事実です。
怒り、恐怖、敵外心をどう手放して前進するか、
真の統合をアイデアだけで終わらせないためにはどうするのか、
というのは、ヨーロッパ、イギリスに限らず私たち全ての課題だと感じざるをえません。
それは国家、政治の問題だけでなく、どんな小さなコミニティー、
人間関係にも当てはまる究極の課題のような気がするからです。
今まで以上に、個人同士が、地域が、社会が、
そして世界がユナイテッドである必要があると感じます。
そのためには私達の「共通項」をできる限り見つけ、前進するしかないのです。
数々の素晴らしい資質をもつ国イギリス、そしてヨーロッパ地域が、
一刻も早く薄雲を取り払い、雲の間からさす希望の光を見出し、
晴れ間の見える日が来ることを心から望んでいます。
そしてその時期がいつか必ず来ることも信じています。
2016年6月23日、24日はヨーロッパの地図が分断されたのみでなく、地域が、社会が、
そして何より、人々の信念が大きく分断されてしまった1日となってしまいました。
この日以来、ヨーロッパ、 そしてブリテン島は
「先の見えなさ」という大きな薄雲に覆われてしまったかのようです。
イギリスのヨーロッパ離脱問題への大きな関心を持っていましたので、
結果の後にやってきた、先が見えない不安定さとは
こんなにもずっしりと重いものだったのかと改めて感じさせられました。
この後味の悪さは、不満の感情が国民投票に数字になって反映されてしまった
ということから生み出されているのでしょうか。
長年のドロドロと鬱積していたであろう人々の不満、変化を求める声がこんなにも大きく、
世界中の予想をはるかに上回ったということへの驚きなのでしょうか。
不安を招いた政治自体がまるでドタバタ茶番劇のようですらあります。
「政治とは、人々の生活を、未来を向上させるためのものなのに。」
それを聞いていた皆は、ハッとわれにかえったかのようですらありました。
イギリス、ヨーロッパは誰もが認める格差社会です。
格差社会の生み出す不公平とどう向き合うか、というテーマは
歴史的にもイギリスの長年の大きな課題であったように思います。
今までのその取り組みにもかかわらず、
結局は大衆のもつ社会への不満を解決できなかったということなのでしょうか。
今、イギリスだけに限らず、世界は悲しいことに、United「統合」というコンセプトから
超スピードで divided「分割」へと逆行している気がします。
Divided という素質はむしろ人間の弱さの本質なのでしょうか。
恐怖、怒り、敵外、という感情に大衆の目をむけさせることで、
大衆の支持を得るのに成功しているリーダーが台頭している気がするのは
私だけではないはずです。
恐怖、怒りの感情からスタートしたプロジェクトは長期的に成功した試しがありません。
しかし、怒り、ヘイトという感情のネガティブなエネルギーの持つ、
破壊力が計り知れないのもの事実です。
怒り、恐怖、敵外心をどう手放して前進するか、
真の統合をアイデアだけで終わらせないためにはどうするのか、
というのは、ヨーロッパ、イギリスに限らず私たち全ての課題だと感じざるをえません。
それは国家、政治の問題だけでなく、どんな小さなコミニティー、
人間関係にも当てはまる究極の課題のような気がするからです。
今まで以上に、個人同士が、地域が、社会が、
そして世界がユナイテッドである必要があると感じます。
そのためには私達の「共通項」をできる限り見つけ、前進するしかないのです。
数々の素晴らしい資質をもつ国イギリス、そしてヨーロッパ地域が、
一刻も早く薄雲を取り払い、雲の間からさす希望の光を見出し、
晴れ間の見える日が来ることを心から望んでいます。
そしてその時期がいつか必ず来ることも信じています。
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