足永美樹のECOLIFE
ファッション 2016-02-26
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春の足音が近づいてきた2月。
新学期や新生活にワクワク胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
私も新しい季節に向け、ぼちぼちと楽しく準備をしています。
今回は、新しい取り組みをされている素敵なファッションブランドをご紹介させていただきます。
フェアトレードに興味を持つ方の中では知る人ぞ知る、
大阪の「Love&sense」というブランドです。
Love&sense:http://www.love-sense.jp/
具体的な取り組みについて、
以下、「Love&sense」さんのwebサイトの文章を参考に、ご紹介させていただきます。
「Love&sense」さんは、フェアトレードの団体認証やラベルなどを申請しにくい小規模な生産者も支援し、カンボジアやブラジル、コロンビア、ベトナム、インド、タイなどにパートナーがおられるそうです。
その国々の伝統的な暮らし方や生産技術を生かし、大きな負担をかけないよう、日本のマーケットにあう「素敵な商品」を生み出し、「着実に売れ続ける」”ロングラン”の商品をたくさん作るべく、様々なプロジェクトを開拓されています。
そのひとつとして、2011年の東日本大震災の時は、被災された人たちの手仕事をつくるプロジェクト「EAST LOOP」を発足。
主に岩手や宮城県の厳しい環境におかれた編み手に参加してもらい、オリジナル商品や企業の商品などを製作し、世界中に発信すべく活動されています。(冬が長く厳しい東北地方では、かつて各家庭で羊を飼いその毛から糸をつむぎ編み物を手仕事にしてきたそうです。)
スタートしてからのべ200名以上の編み手の参加があり、発売から8万個以上販売されています。
「寄付」ではなく、「仕事をつくる」。
「相手の想いをくみとり、パートナーとして共に成長していく」。
各国各地の生産者が仕事に誇りをもち、「正当な報酬」を得られ、「安定した暮らし」を得、「自らの力で、市場を開拓」できるようになるまで寄り添うことを最終目標とされています。
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東北プロジェクトもストーリーがあり素敵なお話ですが、「プルタブシリーズ」のオシャレなデザインには驚きました。
「プルタブシリーズ」は、リサイクルしたアルミ缶のプルタブを利用して作られたバッグやアクセサリーです。
私も先日、iPhoneケースを購入しましたが、まるでかばんのように首からかけられるデザインで、柔らかく、とても軽い!んです。
プルタブは、全てリサイクルでできています。現地も訪ね、新しい商品開発も行っておられます。作り手の想いや笑顔と共に編み込まれたプルタブバッグには色々な想いが込められています。
こちらはブラジルで制作されたものだそうですが、ブラジルは、もともとリサイクルプルタブを集めて編む工芸品があったそうで、これも、「現地ならでは」の風習をもとに開発され、NYの近代美術館MOMAのショップでも認められ扱われていたり、ソーシャルプロダクツアワード2014に輝いたり、そのデザイン性の高さは折り紙付きです。
更にフェアトレード認証コットンを使い着心地にこだわったセネガルシャツや、今後も新たな国からのストーリーと共に発信されるオシャレな商品たちに目が離せません。
現在、「Love&sense」さんによる直営店は、阪急うめだ本店10Fにあります。
東北支援EAST LOOPの商品や、プルタブシリーズの商品、ベトナムやカンボジアのアクセサリー雑貨など季節に応じた商品があり、コーディネートも提案してくれるそうです。ぜひ商品にまつわる、いろんなお話を聞きに行ってみたいですね。
さて、私も「フェアトレード」や「エコ商品」について身近に知ってもらえる一歩。春に、百貨店にて親子ワークショップを出店するお話をいただきました。
この時、フェアトレードの本も持参して、子供たちに読んでもらったり、今後、エコやフェアトレードに関連するワークショップも何か企画したいと思っています。子供たちにも、ぜひ今の地球環境を幅広く知ってもらい、何か感じてもらいたいと思っています。
地球には、たくさんのお話が眠っている。 |
春の足音が近づいてきた2月。
新学期や新生活にワクワク胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
私も新しい季節に向け、ぼちぼちと楽しく準備をしています。
今回は、新しい取り組みをされている素敵なファッションブランドをご紹介させていただきます。
フェアトレードに興味を持つ方の中では知る人ぞ知る、
大阪の「Love&sense」というブランドです。
Love&sense:http://www.love-sense.jp/
具体的な取り組みについて、
以下、「Love&sense」さんのwebサイトの文章を参考に、ご紹介させていただきます。
「Love&sense」さんは、フェアトレードの団体認証やラベルなどを申請しにくい小規模な生産者も支援し、カンボジアやブラジル、コロンビア、ベトナム、インド、タイなどにパートナーがおられるそうです。
その国々の伝統的な暮らし方や生産技術を生かし、大きな負担をかけないよう、日本のマーケットにあう「素敵な商品」を生み出し、「着実に売れ続ける」”ロングラン”の商品をたくさん作るべく、様々なプロジェクトを開拓されています。
そのひとつとして、2011年の東日本大震災の時は、被災された人たちの手仕事をつくるプロジェクト「EAST LOOP」を発足。
主に岩手や宮城県の厳しい環境におかれた編み手に参加してもらい、オリジナル商品や企業の商品などを製作し、世界中に発信すべく活動されています。(冬が長く厳しい東北地方では、かつて各家庭で羊を飼いその毛から糸をつむぎ編み物を手仕事にしてきたそうです。)
スタートしてからのべ200名以上の編み手の参加があり、発売から8万個以上販売されています。
「寄付」ではなく、「仕事をつくる」。
「相手の想いをくみとり、パートナーとして共に成長していく」。
各国各地の生産者が仕事に誇りをもち、「正当な報酬」を得られ、「安定した暮らし」を得、「自らの力で、市場を開拓」できるようになるまで寄り添うことを最終目標とされています。
環境汚染や貧困問題など、地球上に起こる様々な国での問題について、私たちにとっても人ごとではなく、そんな貧困をなくすための手段としてフェアトレード、つまり“今までより意識の高いお買い物”に着目されたそうです。
フェアトレードを身近に感じ、行動を変えつつある消費者の出現によって新たなマーケットが生まれることが、企業にとっても大きなチャンスにつながると考え、「持続可能な世の中」に向け行動を起こす個人や企業を増やしていくことを社会的使命とし、行動されています。
「かわいそうだから」でなく、「カワイイから」と選んでもらえる商品づくり、また、阪急うめだ本店の直営店や誰でも気軽に立ち寄れる商業施設などでも期間限定で販売をされています。
2006年、日本でのフェアトレードの認知度はわずか3%だったそうですが、2015年には約30%に高まったそうです。
しかし、私の周りにも、フェアトレード =?(ハテナ)な方はたくさんいます。まだまだメディアなどで取り上げられたり、当たり前に身近に存在しているものという認識はありません。私も、「なんでもいいから買う」というのは嫌です。
しかし「Love&sense」さんのサイトを見た時、どれもオシャレで驚きました。
それぞれに作り手のストーリーがあり、洗練されています。
フェアトレードを身近に感じ、行動を変えつつある消費者の出現によって新たなマーケットが生まれることが、企業にとっても大きなチャンスにつながると考え、「持続可能な世の中」に向け行動を起こす個人や企業を増やしていくことを社会的使命とし、行動されています。
「かわいそうだから」でなく、「カワイイから」と選んでもらえる商品づくり、また、阪急うめだ本店の直営店や誰でも気軽に立ち寄れる商業施設などでも期間限定で販売をされています。
2006年、日本でのフェアトレードの認知度はわずか3%だったそうですが、2015年には約30%に高まったそうです。
しかし、私の周りにも、フェアトレード =?(ハテナ)な方はたくさんいます。まだまだメディアなどで取り上げられたり、当たり前に身近に存在しているものという認識はありません。私も、「なんでもいいから買う」というのは嫌です。
しかし「Love&sense」さんのサイトを見た時、どれもオシャレで驚きました。
それぞれに作り手のストーリーがあり、洗練されています。
東北プロジェクトもストーリーがあり素敵なお話ですが、「プルタブシリーズ」のオシャレなデザインには驚きました。
「プルタブシリーズ」は、リサイクルしたアルミ缶のプルタブを利用して作られたバッグやアクセサリーです。
私も先日、iPhoneケースを購入しましたが、まるでかばんのように首からかけられるデザインで、柔らかく、とても軽い!んです。
プルタブは、全てリサイクルでできています。現地も訪ね、新しい商品開発も行っておられます。作り手の想いや笑顔と共に編み込まれたプルタブバッグには色々な想いが込められています。
こちらはブラジルで制作されたものだそうですが、ブラジルは、もともとリサイクルプルタブを集めて編む工芸品があったそうで、これも、「現地ならでは」の風習をもとに開発され、NYの近代美術館MOMAのショップでも認められ扱われていたり、ソーシャルプロダクツアワード2014に輝いたり、そのデザイン性の高さは折り紙付きです。
更にフェアトレード認証コットンを使い着心地にこだわったセネガルシャツや、今後も新たな国からのストーリーと共に発信されるオシャレな商品たちに目が離せません。
現在、「Love&sense」さんによる直営店は、阪急うめだ本店10Fにあります。
東北支援EAST LOOPの商品や、プルタブシリーズの商品、ベトナムやカンボジアのアクセサリー雑貨など季節に応じた商品があり、コーディネートも提案してくれるそうです。ぜひ商品にまつわる、いろんなお話を聞きに行ってみたいですね。
さて、私も「フェアトレード」や「エコ商品」について身近に知ってもらえる一歩。春に、百貨店にて親子ワークショップを出店するお話をいただきました。
この時、フェアトレードの本も持参して、子供たちに読んでもらったり、今後、エコやフェアトレードに関連するワークショップも何か企画したいと思っています。子供たちにも、ぜひ今の地球環境を幅広く知ってもらい、何か感じてもらいたいと思っています。
Love&sense:http://www.love-sense.jp/ Love&sense オンラインショップ:http://shop.love-sense.jp/ Love&sense Facebook:https://www.facebook.com/LOVEandSENSE |
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