悩める会場装花 選び方のコツ・ポイント |
ウェディングシーンを彩る花の数々。
挙式、パーティースペース、ウェルカムスペース、ブーケ、ブートニア、フラワーシャワーなどいたるところに存在します。
今回はその中でも「会場装花」について。
大切なのは、花自身の色・ボリューム・花材に加え、衣装等との全体的な「バランス」
新婦さまからよくあがる声として「ゲストへのおもてなしのひとつにしたい」「予算は抑えたいけど寂しいのはちょっと…」
会場でメイン級の存在だからこそ、悩む方も少なくないのが花なのです。
■季節に添った花
最近では、旬の花以外でも年中手に入ることが多くなってきていますが、絶対コレ!というこだわりがない場合はぜひ季節の花を取り入れてみましょう。季節の花は、色も濃く耐久性もあり、ゲストにとっても季節感を感じられる演出のひとつに。
季節外の花を使う場合でも、全体の3分の1から半分位までの割合でコーディネートすれば「季節外れ感」も少なくなります。
紫陽花なども今まさに旬ですが、最近は流行花材として年中人気に。
ただ、花材によっては季節以外のものは高額になるケースもあるので、予算とのバランスを考えながら選びましょう。
■テーマを決める
装花に悩んだら、イメージすることから。まずは「テーマ」を決めていきましょう。
同時にどんなパーティーにしたいのかというイメージも湧き、全体にまとまり感も出ます。
キュート、モダン、アンティークといった全体のイメージやテーマカラー、好きな花材、花とコーディネートしたアイテム(例:キャンドルetc…)等も考えてみましょう。
■会場の雰囲気と合わせる?
かなり個性的な会場でない限り、実は、どんな花でもコーディネートできる会場がほとんど。
「会場の雰囲気に合わせて」という言葉をよく聞きますが、テーマやみせたいイメージにそって選ぶことがおふたりらしさにつながります。
装花によって会場全体がリッチに見えることも。カジュアルな会場でもフォーマル感を出せるのが装花のメリットでもあります。
■色選び
会場の照明によっても花材は変えたいところ。
暗めの会場ならなじみすぎない色をセレクト。インパクトのあるカラーが華やかでオススメ。レッド×グリーン、イエロー×ブルーといった反対色をつかってのコーディネートも◎。
ドレスに合わせる場合は同系色でまとまり感を作るのか、反対色でドレスを引き立てるのかをイメージしてみましょう。
グリーン・ブラウンは、自然界の調和カラー。比較的どのカラーとも相性が良く、ポイント使いやクロスにも重宝します。
■花の持ち込み
基本的に、会場装花は持ち込み禁止のケースがほとんど。これは会場への利益という部分だけでなく、急なトラブルにもすぐ対応でき、水回りや会場を知り尽くしているスタッフがいるからこその配慮。提携ショップだからこそトラブルを回避できたケースも。
ブーケやブートニアは持ち込みO.K.な会場も多いので、一度相談してみては。
会場装花は、選び方ひとつで全体の雰囲気が決まるといっても過言ではないほど重要な存在。
おもてなしのひとつとして、ゲストの喜ぶ顔を思い浮かべながらセレクトしてみてはいかがですか?