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藤田 由布 婦人科医 医療法人 大生會 さくま診療所(婦人科)
生理痛は我慢しないでほしいこと、更年期は保険適応でいろんな安価な治療が存在すること、婦人科がん検診のこと、女性にとって大事なこと&役に立つことを中心にお伝えします。
婦人科医が言いたいこと 医療・ヘルシーライフ 2022-08-25
子宮頸がんの検査結果の意味を分かり易く解説します
婦人科検診では、20歳以上の女性なら子宮頸がん検査を行います。

検査を一度もした事ない、という女性もたまにいらっしゃいます。受けた事があっても、何の検査をしたのか良く覚えていない女性も多いです。

妊娠をした事がある人、つまり妊婦検診を受けたことがある人は全員「子宮頸がん検査」を受けています。なぜなら、妊娠の初期検査に必ず含まれているからです。

実際、説明もなく流れ作業で複数の検査を一気にされたため、知らないうちに検査を受けている人も多いようです。

この子宮頸がんの検査の結果も、何が何だかよく分からないと言う人も、実は多いです。 でも、恥ずかしい事ではありません。あなたのせいではありません。 ちゃんと説明をしない医師の責任でもあります。
実際に、「NILM」「ASC―US」「LSIL」「HSIL」とか、横文字の検査結果で通知がきても、これらの意味ってよく分からなかったりして、なんか難しいですよね。

また、軽度異形成、高度異形成とか、異形成疑いとか日本語で言われても、「なにそれ??」ってなりますよね。

今回は、この子宮頸がんの検査結果の意味を解説します。
また、子宮頸がんの検査については、過去のコラム『子宮頸がんの原因はウィルス感染です』をご覧ください。 
頸がん検査は、数秒でおわります
頸がん検査自体は、ほんの一瞬で済みます。診察台に乗って、腟の中に器具を挿入され、腟の奥の子宮口を検査ブラシでシャッシャッシャッて擦るだけです。
自己採取の細胞診は、ダメ!
自分で採取する頸がん検査の細胞診は、正確性に欠けるため無駄です。 婦人科がん検診学会でも、推奨していません。3割以下の正確性の検査の結果ですので、まったくもって自己採取は無駄です。
検査結果、『意味わからない』ことありませんか?
検診を受けてから、だいたい1ヶ月以内に結果が手元に届きます。

結果には、NILM、ASC―US、LSIL、ASC―H、HSILという略語が書かれている事が多いです。

NILMは陰性で異常なしという結果ですが、これ以外の全ての結果は、再検査もしくは精密検査が必要となってきます。
『NILM』って何?
NILM は「陰性」という意味です。「ニルム」って読みます。 Negative for Intraepithelial Lesion or Malignancyの略です。

この結果は「異常なし」ということなので、これまで通り2年以内に定期検診を受けてください、ということです。ただし、NILMであっても、今後も問題ないというわけではありません。

子宮頸がんの原因となるウィルスは、頸部に十数年も潜伏している可能性もあるのです。そして、癌に発展するまで平均でも10年ほどかかるのです。

ちゃんと定期的に検査を受けることが大事です。

ガイドライン上、ずっと定期検診を受けていて異常がない人は、69歳で検査を終了しても良いとなっています。
結果が『ASC-US』だったら、どうする?
ASC―USは「アスク・ユーエス」とか「アスカス」とか読みますが、まあ読み方はどうでも良いです。ASC-USは、子宮頚部細胞診の結果に「異常疑いを認めた」、という結果です。

これは、Atypical Squamous Cells of Undetermined Significanceの略で、日本語で「意義不明な異型扁平上皮細胞(ASC-US)」です。簡単に「異形成疑い」と表現する施設もあります。

これは、頚部の細胞に変化があって、異形成も否定しきれないけれども単なる炎症かもしれない、というグレーゾーンのことを指します。

これには①精密検査もしくは②再検査が必要となります。生理の日をずらして婦人科を受診して下さい。

①ヒトパピローマウィルス(HPV)ハイリスク検査
②4~6ヶ月後の細胞診再検査

ヒトパピローマウィルスの中にも、「癌になるハイリスクタイプ」と「癌にならないただのウィルス」があり、癌になるタイプだと精密検査が必要となってきます。
LSIL』って、どういうこと?
Low-grade Squamous Intraepithelial Lesionの略で、直訳すると「低悪性度扁平上皮内病変」です。

LSILは、「ローシル」と読みますが、「軽度扁平上皮内病変」という結果で、精密検査が必要となります。採取した細胞に変化が見られ、軽度のHPV感染像を認めるもの意味します。

精密検査の方法は、子宮頚部から病変部が目立つ数カ所の組織片を採取して、顕微鏡で精査します。コルポスコピー生検を行うことが多いです。

この精密検査は、約10分ほどかかります。多少の出血が生じる場合もございますので検査当日は湯船の入浴を避けて下さい。

なお検査後1週間は刺激を与えないようにするために性交渉を避けて下さい。検査の日はなるべく生理の日を避けて婦人科を受診して下さい。
HSIL』と言われたら?
High-grade Squamous Intraepithelial Lesion の略で、HSILは「ハイシル」と読み、「高度扁平上皮内病変(HSIL)」という結果です。

採取した細胞に変化が見られ、中等度〜高度のHPV感染像を認めるものを指します。

これは絶対に精密検査が必要となります。

精密検査の方法は、前述のLSILの際の精密検査と同じコルポスコピー生検です。
ASC-H』の場合は?
この場合は、「高度扁平上皮内病変(HSIL)を除外できない異型扁平上皮細胞(ASC-H)」という結果です。Atypical Squamous Cells, cannot exclude HSIL略です。「アスク・ハイ」とか読みます。

これ、ややこしいですよね。しかし、ASC-Hも必ず精密検査が必要となります。精密検査の方法も、前述のLSILやHSILの際の精密検査と同じコルポスコピー生検です。
ガン』の場合
子宮頸がんは、日本では年間約1万1000人の女性が子宮頸がんにかかり(上皮内癌を含めると3万人罹患)、約3000人が毎年亡くなっています。

自覚症状がなく、静かにガン病変は進行していきます。 ガンが進行していくと、性器出血やおりもの異常などの症状が出てきますが、症状があるということは、まずまず進行してしまっている事が多いです。
子宮頸がんは、扁平上皮細胞にできる「扁平上皮がん」と、腺細胞にできる「腺がん」の2つが大多数を占めています。 

子宮頸部の細胞には、上皮細胞と間質細胞があり、この2つは基底膜によって隔てられています。上皮細胞から発生した癌が、上皮内にとどまっている段階を「上皮内がん」といいます。

この段階だと、摘出手術をすればほぼ治ります。

けれども、がんが進行すると基底膜を通り越して、間質細胞に入り込んでいきます。この段階までくると、「浸潤がん」とよばれて、がんの広がり具合によって、以下の図のように進行段階を分類します。
ⅠA期…顕微鏡でのみ診断できる微小ながん。
ⅠB期…診察で明らかにがんを認めるが、子宮頸部に限局する。
ⅡA期…腟の上方までがんの浸潤がある。
ⅡB期…子宮周囲の組織にがんの浸潤があるが、骨盤壁までは達していない。
ⅢA期…腟の下方までがんの浸潤がある。
ⅢB期…子宮周囲の組織への浸潤が骨盤壁まで達する。
ⅣA期…膀胱、直腸の粘膜までがんの浸潤がある。
ⅣB期…骨盤外の臓器に転移する。

子宮頸がんは、検診で行う細胞診や、精密検査で行うコルポスコピー生検などを行い、がんの確定診断を行います。その上で、MRI、CT、PETといった画像検査も行って、進行期を判断し、治療方針を立てていきます。
HPVハイリスク陽性
子宮頸がんの原因は、性行為で感染するヒトパピローマウィルス(HPV)といわれています。

HPVは現在100種類異常が発見されていますが、そのうち40種類あまりが女性の性器で病気を引き起こすことが明らかになっています。

そのうち15種類ほどのHPVが癌につながる種類で「ハイリスクHPV」と呼ばれます。

ガンの原因になる15種のHPVの中でも、16型、18型、45型は危険型とされています。

HPVは子宮頸がんの他に、尖圭コンジローマや肛門癌や中咽頭癌を起こす事でも有名です。

性交経験者の約60~80%の女性が生涯で1回はHPVに感染するといわれており、ハイリスクHPVに感染しても大部分の感染は一時的なもので、免疫力により自然消失します。

ただし、5~10%の割合でHPVが消失せずに持続感染することがあります。この場合は、数年から10数年の前癌病変の期間を経て子宮頸がんになる可能性があります。
ハイリスクHVPに感染した人のうち、子宮頸がんを発症するのは0.1~0.3%といわれています。子宮頸がんの症状は殆どなく進行していき、段階的に不正性器出血や性行為時の接触出血などの症状があります。

子宮頚部細胞診が陰性(NILM)であり異型細胞を認めないという結果の場合は、今すぐ精密検査や治療の必要はありません。

ただし、ハイリスクHPVに感染しているという結果だと、たとえ細胞診がNILMの結果でも、1年以内に頚部細胞診の検査をすることをお勧めします。
検査結果の割合
大阪なんばクリニックで、丸2年間のデータを整理しました。

2019年~2020年、定期検診で頸がん検査を受診した総数は、3851名でした。この統計は全国的な平均とだいたい同じ割合です。
検査結果が「NILM」つまり異常なしの割合が92.8%でした。そして、全体の7.2%が精密検査もしくは再検査が必要という結果です。

高度異形成「HSIL」が全体の1%以上います。これは驚くべき数値です。

2019年〜2020年の検診総数の中で子宮頸ガンが見つかった女性はいませんでしたが、婦人科外来を診察で受診された女性の中には2年間で3名が子宮頸がんの診断でした。
精密検査『コルポスコピー生検』って痛いの?
痛いです。出血も伴います。

この検査は婦人科で行います。どこの婦人科でもやっているわけではありません。あらかじめ確認してから受診するようにしてください。

検査の所要時間は、だいたい10分程度ですが、止血に時間がかかる場合もあります。

私は、この検査を行う時に、できる限り女性の苦痛を和らげたいと思い、検査中にずっと話しかけるようにしています(喋り過ぎていたらゴメンナサイ…)。

そして、あまり痛まないような工夫をしています。全国の婦人科医の先生方と情報交換したり、外国のドクターに聞いたりして、痛みが少ないコルポスコピー組織生検検査方法を取得しました。

痛みの少ないコルポスコピー生検なら、私にお任せください。

この検査は、子宮頸部の組織を少量採取(生検)して病理組織学検査を行い、診断を確定するために行います。

コルポスコピーという専用の拡大鏡を用いて、組織生検を行うので「コルポスコピー生検」とか「コルポ生検」と呼ばれています。
このように、大きな刃がついたハサミを使って組織を採取します。米粒の半分大ほどの組織を採取するので、そりゃ痛いです。

この検査は、男性でいうところの「陰茎の先っちょをハサミで少しちょん切る」といった具合でしょう。これを男性が聞いたら「ギャー、そりゃ痛いわ!」となります。

この検査は重要な検査です。でも、一人でもHPV感染のリスクが減れば、こんな検査でヘコむ女性も少なくなるのに、と心底思ってしまいます。

子宮頸がんワクチンのコラム
→『子宮頸がんの原因はウィルス感染です』

子宮頸がんワクチン定期接種のコラム
→『子宮頸がんワクチン、高校1年生の娘さんがいらっしゃる方、3回とも無料で定期接種するためには9月中に1回目接種を!』
コルポ生検の結果は、約2週間後
コルポ生検の検査結果がでるまで、だいたい2週間ほどです。

コルポ生検の結果は、よく「CIN」で表現されます。Cervical Intraepithelial Neoplasiaの略で、子宮頸部上皮内腫瘍という意味、つまり「前がん病変」のことをいいます。これは自覚症状は無いです。

これだけ聞くとちょっと怖く聞こえますが、ガンではありません。CINから正常に戻る場合も多いにあります。

子宮頸部異形成はその病変の程度や広がりによって、軽度異形成(CIN1)、中等度異形成(CIN2)、高度異形成・上皮内がん(CIN3)の3種類があります。そして、異形成のない慢性頸管炎(Chronic Cervicitis)といわれることも結構あります。
CIN1
精密検査でCIN1が見つかった場合は、自然消退が期待できるので経過観察で様子をみていくことが基本です。4ヶ月〜6ヶ月おきに、細胞診の検査で経過を見ます。細胞診とは、検査ブラシでシャッシャッシャとするだけの痛みの無い一瞬で終わる検査です。
CIN2
精密検査でCIN2が見つかった場合は、これも自然消退が期待できるので、3〜4ヶ月おきの細胞診で経過をみることが多いです。

ただし、CIN2の場合、自然に治癒しなかった場合や、あるいはHPVの型によってはCIN3への進展リスクを考えて積極的に治療を受けるという選択肢もあります。確かに、1年間に3回ほどコルポ生検を毎回毎回繰り返す人は、治療を選択されることもあります。
CIN3
CIN3以上の場合は、必ず治療が必要となります。円錐切除術という手術は、図のように子宮頸部を円錐状に切除し、病変部を取り除く目的で行われます。

腰椎麻酔をして手術を行うことが多く、だいたい1泊か2泊の入院が必要となります。最近ではCINの日帰り手術も可能で日常生活に支障をきたすこともなくなってきています。
将来的に妊娠を考えている女性は、この円錐切除手術をすると、妊娠時に切迫早産になってしまう可能性が大になることで知られています。
Cervicitis(子宮頸管炎)
CIN1、CIN2、CIN3といった結果以外にも、Chronic Cervicitisという結果がみられることもあります。

子宮頸管炎とは、何かしらの感染が原因となって起こります。

クラミジアや淋菌などの細菌が原因となったり、ヘルペスウィルス、トリコモナス原虫や、ブドウ球菌や大腸菌などの一般雑菌が炎症の原因となることもあります。病原体が分からない場合もあります。

ガルドネラバジナリスという細菌に感染すると、匂いが強くなる場合が多いです。

子宮頸管炎は症状を起こさないこともありますが、よくある症状は,おりものの変化や、性交後の性器出血である。

おりものの量が増加したり、茶色が混じったり、黄緑色が続いたり、匂いが気になる事があれば、子宮頸管炎の可能性もあります。

症状が気になる場合は、放置せずにお気軽に婦人科を受診してくださいね。
子宮腟部びらん
子宮内診の結果で、「子宮腟部びらん」と書かれていたことはありませんか?

「びらん」とは、腟内から見える子宮の出入り口(子宮腟部)が赤く見える状態をいい、20~40代の女性によくみられます。

ホルモンの影響で子宮頚管内膜が腟部の方へ外反してくるため、赤くただれたように見えます。おりものが増えたり、不正性器出血などの症状もみられることがあります。

目で見てガンとの区別はつきにくい場合がありますが、細胞診で異常がなければ定期検診だけで様子をみて大丈夫です。

ただし、膿のようなおりものが増えたり匂いがあったり、腹痛や不正出血がある場合は、子宮頚管炎の場合もありますので、症状の増悪がありましたら婦人科にてご相談下さいませ。
萎縮性腟炎/萎縮性腟
萎縮性腟炎(萎縮性腟)とは、女性ホルモンが低値となることが原因で腟壁や外陰皮膚が萎縮する炎症状態を指します。

閉経後の女性に多く認められる疾患です。

外陰部が痛い、不正性器出血がある、おりものが増えた・臭う、性交痛があるといった症状がある場合は婦人科を受診して下さい。症状が気にならない場合は治療の必要はありません。
検診で、頸がん以外の病気も発見されることもあります。
婦人科検診は「頸がん検査」をすることが殆どですが、検査ブラシにほかの菌や真菌や原虫がくっついたりして、感染症が判明することがあります。また、診察中に子宮頸部にポリープなどの病変が見つかることもあります。
カンジダ
頸がん検診で、カンジダと思われる真菌が見つかる場合があります。

頸管ブラシにカビがついていて判明したケースですね。酒粕のような、ヨーグルトのようなおりものがパラパラと出て、ごっつ痒いケースはカンジダの場合が多いです。カンジダは匂いはしません。

腟カンジダ症は、痒みおりもの増量といった症状がある場合は婦人科を受診して下さい。症状がない場合は治療の必要はありません。

腟の中にはお掃除してくれる善玉の常在菌がいるので、腟を洗いすぎるのもよくありません。
頚管ポリープ
子宮頚管ポリープは良性腫瘍です。しかし、放置すると出血の原因となる場合がありますので切除することをお勧めします。

ほとんどの場合、ものの数分で切除できます。一瞬です。痛みを伴うことは殆どありません。生理の時期を避けて、お時間のある時に婦人科を御受診下さい。
トリコモナス
細胞診検査にてトリコモナス感染が判明することもあります。これは、トリコモナス原虫が腟内に定着することで起こる感染症です。

他の性感染症とは異なり中高年にもしばしばみられ、感染者の年齢層は幅広く、浴槽・下着・タオル・便器などに触れる機会があれば感染することでも知られています。

黄色く泡だったおりものが増加する特徴があり、時に腟壁粘膜の発赤、溢血性点状出血などの症状が現れることもあります。

感染していても症状が現れない無症候性感染のことも多いですが、治療が必要です。治療は、内服と腟錠です。10日間ほどで治療は終了しますが、1ヶ月以内に感染が治っているか再検査を必ずしてください。
子宮頸がん検査、大事です。
日本では、平成28年の人口動態統計においては、一生のうちにおよそ76人にひとりが子宮頸がんと診断されています。

一方、オーストラリアなどの先進国では「子宮頸がんは撲滅寸前の疾患」にまで進んでいます。世界は、子宮頸がんワクチンの普及で「撲滅可能な過去の病気」という認識なのです。

しかし、日本では、若い女性の発症が増加しており、特に20~30歳代がかかるがんで、第1位です。しかも、ここ近年は、頸がんの症例は急増しています。

子宮頸がんは早期発見により完治を目指せる疾患の一つです。

せっかく定期検診に行っても、検査結果の文字を見て、どういう意味?これってどんだけ悪いの?という女性も少なくありません。検査結果って、難しい表現多いですよね。

不安を不安のまま置いておくのも良くないです。分からない場合は、躊躇せずにお気軽に婦人科医に尋ねてくださいね。

ただでさえ、日本人女性の地位は低く、社会でも我慢を強いられる女性が多いのです。子宮頸がんのこととなると更に、もうこれ以上、女性を苦しませたくない、そんな風に思えてなりません。

気になる症状がある場合は、定期検診の時期を待たずに、お気軽に婦人科の外来をご受診くださいね。
profile
全国で展開する「婦人科漫談セミナー」は100回を超えました。生理痛は我慢しないでほしいこと、更年期障害は保険適応でいろんな安価な治療が存在すること、婦人科がん検診のこと、HPVワクチンのこと、婦人科のカーテンの向こう側のこと、女性の健康にとって大事なこと&役に立つことを中心にお伝えします。
藤田 由布
婦人科医

大学でメディア制作を学び、青年海外協力隊でアフリカのニジェールへ赴任。1997年からギニアワームという寄生虫感染症の活動でアフリカ未開の奥地などで約10年間活動。猿を肩に乗せて馬で通勤し、猿とはハウサ語で会話し、一夫多妻制のアフリカの文化で青春時代を過ごした。

飼っていた愛犬が狂犬病にかかり、仲良かったはずの飼っていた猿に最後はガブっと噛まれるフィナーレで日本に帰国し、アメリカ財団やJICA専門家などの仕事を経て、37歳でようやくヨーロッパで医師となり、日本でも医師免許を取得し、ようやく日本定住。日本人で一番ハウサ語を操ることができますが、日本でハウサ語が役に立ったことはまだ一度もない。

女性が安心してかかれる婦人科を常に意識して女性の健康を守りたい、単純に本気で強く思っています。

⇒藤田由布さんのインタビュー記事はこちら
FB:https://www.facebook.com/fujitayu
医療法人 大生會 さくま診療所(婦人科)
〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1-14-14 T・Kビル2F
TEL : 06-6241-5814
https://www.sakumaclinic.com/

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