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私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
丁寧に生きるという選択 ライフスタイル 2021-02-10
インスピレーション
暦の上では二月はもう春ですね。春を前に邪気をはらい、健康な日々を願う儀式とされている節分。今年の節分ほど「邪気をはらう」ことへ切実な意識が集まったこともなかったのではないでしょうか。豆を撒くということはしませんでしたが、静かな祈りと立春の新たなスタートへの気持ちを唱えました。

先日、キャプテントムの愛称で知られる Sir Tom Moore 氏が100歳でお亡くなりになったという悲報を聞き、悲しい気持ちでいっぱいになったと同時に、何とすごい生涯を終えられたんだろうという感動の気持ちが込み上げてきました。

ニュース等でキャプテントムのことをご存知の方もいらっしゃることかと思いますが、ムーア氏は、2020年の春、イギリス国内がコロナでロックダウンの中、ご自宅の庭を歩くというチャレンジをご自分に課され、それに賛同、支援される人々から集まった45億円にも及ぶ金額をイギリス国民健康保険にあたるNHSに寄付をされました。

その行為に対し、女王はじめ首相からもナショナルインスピレーションであったとムーア氏のことを敬したお言葉が贈られていました。

インスピレーション (inspiration)、インスパイアする (inspire)というのはそもそも心の奥にひらめきを与えたり、魂を活気づけ、気づきを与えるという意味です。ゆらゆらと小さく燃える内なるろうそくの灯に大きく息をふーっと吹きかけ、その炎がもっと大きくなるようなイメージでしょうか。

この言葉通りであるなら、私たちは「インスピレーション、魂の気づきの種」というものを、たとえそれに気づかずとも内に秘めているのだと信じたいものです。

ムーア氏のチャレンジする行為によって他者の心の中にある良心の炎に息が吹きかけられ、こんなにもたくさんの人々インスパイアされたのは、ひとえにご本人の混じりのない支援への思いがあったからだったのでしょう。

このような感動的な話がものすごいスピードで広まり、良心の輪がどんどんと広まっていく話を聞くとても勇気づけられます。

同時に、残念ながら、どんな状況でもそれを悪用する人、自分の利益のみを先に考える人がいるのも否めません。コロナ手当の不正受給もわかっているだけで膨大な金額になるとききました。

このように極端な善悪が同時に存在しているのも事実ですが、目の前の小さな現実からも色々なものが見えてきます。

その現実にどう向き合い、どう対処するのか、といったわたしたちの反応が試されているのなら、目の前で起こっている事象に自分がどう反応しているかを見ることは自分そのものを見ることなのかもしれません。

ムーア氏はこんなに有名になる前に、良き父であり、良き祖父であったと娘さんが述べておられました。コロナ以前にどうであったかという本質が、まるでコロナというプリズムで拡大されて映し出されているようでもあります。

まるで世界がウイルスに飲み込まれてしまったかのような中、大変な思いをされている方も多く、一刻も早く安心が社会に戻ることを願うばかりです。そしてひとりでも多く、「心の炎に息を吹きかけてくれるひと」が現れることが深く望まれている様にも思います。

もしかしたら99歳までは善良な普通の1市民であったムーア氏は「誰もが良心の持つ強い意志でインスピレーションになり得るよ」と微笑んでいらっしゃるのかもしれませんね。
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私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ

心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。
RumiBaxter
BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/

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