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小森 利絵 フリーライター えんを描く
レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
おてがみじかん ライフスタイル 2019-05-24
「旅先からお手紙」を1年続けて
旅先からお手紙を書く。

2018年6月更新の 「ご当地フォルムカードで旅の思い出づくり」以来、出張や旅、少し遠出をするたび、出先で郵便局を探し、ご当地フォルムカードでお手紙を書くようになりました。

昨年は・・・

兵庫県/飛行機に乗る前に
大分県/寝る前にホテルで、朝ごはん後にカフェで
奈良県/仕事帰りにカフェで
岡山県/仕事前に郵便局で
東京都/ランチ後にカフェで
新潟県/朝一番に郵便局に行き、そのまま郵便局で
書いていることといえば・・・
『飛行機に乗るのは大学生以来なので、約15年ぶりで。』

『離陸まで、とってもどきどきしたけど、あっという間に雲の上!! 5000m空の上にいたよー』

『(大分県の)郵便窓口にいた人はなんと兵庫県の人!兵庫県から来たと話したら、「おぉー!!」となったよ。』

『奈良といえば、鹿のカードがあるかなあと思ったら、見当たらなくて、おうちにいる金魚のことを思い出して、このカードを選びました。』

『ニュースで(新潟県は)、ものすごく吹雪いていた様子を見ていたから、「これは大変だ!!」と思って、厚手のコートとスノーブーツを買ったけど(笑)コートはあってよかったけど、スノーブーツじゃなくても大丈夫だったね。』
改めて読み返してみると、たいしたことを書いていません(笑)。その時にあったこと、思いついたことをただただ書き綴っているだけです。

でも、読み返すと、「そういえば、こんなことがあったなあ」とその瞬間はもちろん、前後のことも思い出します。書かれている言葉から、書かれていること以上の出来事や気持ち、思い出が蘇ってきたんです。

そんな「旅先からのお手紙」の楽しさを知ってしまったものだから、今年のゴールデンウィークは三重県に行く予定をしていたので、「よっし!ご当地フォルムカードでお手紙を書くぞ」と意気込んでいたのですが、出かける日は日曜・祝日。

郵便局が閉まっている(日祝・夜間も対応している「ゆうゆう窓口」は「ご当地フォルムカード」を取り扱っていない場合も)と、がっかり。

そこで、今回は旅の風景を絵に描いた絵はがきにしようと、無地のはがきと切手、色鉛筆を10本ほど選んで持参しました。

私から娘へ

寝る前にホテルで
帰りの電車の中で
娘から私へ

・・・ではなく、娘は自分宛に書いていました。しかも、自分の名前なのに、間違えている。
同じ日の出来事を書いているのに、それぞれで印象に残ったことは違っていたり、やっぱり同じところもあったり。投函したポスト前で記念撮影して、これも一緒に保管します。
ご当地フォルムカードであれば、その地域のことを知れますし、見た目も楽しい。絵はがきは、絵を描くなど手を動かすうち、気持ちが温まってきて、次々と「そういえば、あれも」と書きたいことが出てきました。

私はいつも娘宛にお手紙を書いています。他人に向けて書くならお手紙でいいけれど、自分宛なら「手帳や日記でもいいのでは?」と思うかもしれませんが、自分宛でもわざわざお手紙にすると、書く時の気持ちの向かい方が変わってくるように思います。

お手紙って「自分とは違う誰か」に向けて書くものだからです。自分宛でも、「旅先から家に帰った少し未来の私」という今の自分とは違う存在に向けて書けるのかなあと思います。

★あなたの「旅先からお手紙」を募集!★


6~8月の間にどこかに旅に出るという関西在住の方、旅先から私にお手紙(封書でも、はがきでもOK)を送ってくれませんか?9月公開のこのコラムで、届いたお手紙の中からいくつかご紹介させていただきます。

旅そのもののおすそ分けはもちろん、思い思いに書いたお手紙には「その人らしさ」が表れているので、いろいろな表現の形を知ることができて、楽しいのではないかと考えています。

「興味ある!」「出してもいいよ」という方、「loopdraw☆yahoo.co.jp(小森)(☆を@に変更してください)」まで一度ご連絡ください。
profile
レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター
お手紙イベント『おてがみぃと』主宰
編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
 
『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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