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バックスター ルミ バイリンガルライフコーチ RumiBaxter 私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。 |
31センチの幸せ |
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暦上では冬と春の季節の分け目である「節分」もすぎましたね。これから希望の春へと少しづつ近づいていくと思うとワクワクします。
先日やっと数年がかりで計画したことを実行でき嬉しく思っています。 「31センチ」と聞いてご存知の方もいらっしゃると思いますが、やっとヘアードネーションをすることができました。 ヘアードネーションとは、病気や治療でかつらが必要な方々に人毛でかつらを作って使っていただくために必要な髪を寄付するシステムです。 私は髪の毛をアップスタイルにすることが多く、その分の髪の毛を胸の線まで残すことを決めていましたので、ドネーションの前までは、あと少しがなかなか伸びない、早く切りたい、という気持ちに加え、ドネーションのためには毛先のお手入れもしなければ、と、自分の忍耐が試されているようでした。 それでも計画していた長さに達して断髪の時は嬉しく思いました。 と同時に寄付すること、チャリティーて何だろう、と考えます。 色々な程度の色々の形の寄付があるでしょうが、今回はっきりと感じたことは、自分ができる範囲で、明確な目的の為に寄付をする場合、差し出す側、つまり自分はとても幸せな気持ちになれたということです。 髪を失った子供達に少しでも希望を、というシンプルな気持ちで差し出した31センチの髪と引き換えに私が頂いた幸せな気持ちは数年分待った甲斐以上のものでした。 寄付やチャリティーを自己満足と批判されることもあるでしょうが、何のために、という目的さえ見失わなければ、自己満足の寄付であっても、しないよりはマシだと思うのです。 日本で唯一メディカルウイッグ(かつら)を無償で必要な子供達に提供しているNPO団体、JHD & Cによると、2019年1月現在、プレゼントできたかつらは約300個。それに対し、まだ200人近くの子供達がかつらを待っているそうです。 31センチ。。。伸びるにはあとまた3年ぐらいかかりそうです。それでも3年後にかつらを待っている子供達の数が少なくなっていることを祈りながらまた伸ばしてみようと思っています。 |
![]() バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ 心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。 RumiBaxter BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/ |
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