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秦 優 社会保険労務士 YOU社会保険労務士事務所 「なんとなく払い、なんとなく受給する」それで悠々自適な年金生活ができていた時代は終わりました。これから年金をもらう私たちの世代は、しっかり制度を知り、より良い方法で年金を利用することが必要です。そのためのお手伝いをしています。 |
年収106万超えのパートさん、社会保険に入らないといけないかも?! |
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○社会保険加入の適用範囲が広がります! 今年の10月から社会保険に加入しなければならない労働者の範囲が広がります。 そこで今まで「130万の壁の扶養範囲内」で働いていたパートさんでも、 社会保険に加入しなければならない場合があります。 大手企業では今後対象となるパートさんに説明会を開くなど、準備をしはじめているようです。
○今後あらたに加入する必要が出てくるのは・・・ 今まで社会保険に加入する必要のなかった ・週20時間~30時間未満労働 ・年収が106万~130万円未満 ・勤務先の労働者が501人以上 の人が新たに社会保険に加入しなければなりません。 ○保険料は? では、どれくらいの保険料になるのでしょう。 最低ラインの月収88,000円ならば ・健康保険 4,418円 ・介護保険(40歳以上65歳未満) 695円 ・厚生年金保険 8,736円 (※大阪 平成28年2月) 月額にして13,000~14,000円程度です。 ○結局社会保険加入って得?損? もしご主人が会社勤めで奥様が扶養に入っていれば、全くかからない保険料なので支出となり、 家計としてはマイナスになります。 ただご主人が個人事業の自営業者などで国民健康保険に加入の場合は、奥様の収入もプラスして保険料が決まっているため、簡単に言うと「会社の社会保険に入った方がお得」となります。 会社の社会保険は半額が会社負担になっているためです。 ○保険料もかかるし、できたら今までどおり社会保険には加入したくない・・・ という場合、以下の方法があります。 ●労働時間を週20時間未満・月収88000円未満になるように減らす ●労働者が500名以下の会社で働く ●社会保険に加入していない個人事業主のもとで働く (一定の個人事業では社会保険は強制適用ではありません) とはいえ、ご自身が社会保険に加入されることで将来の年金が増えたり、 怪我・病気などで休業した場合などの手当ても厚くなるなど、利点も多くあります。 色々な面で判断されて、今後の働き方を考えてみるのもいいかと思います。 |
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