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人工知能時代を生き抜く子どもの育て方(神野元基)

全ては、明るい未来のために

人工知能時代を生き抜く子どもの育て方
神野 元基(著)
楽器の演奏技術を習得するには、今も昔も変わらず、時間のかかる地道な作業の繰り返しです。

努力の積み重ねで一歩ずつ上達する。時代が変化してもこれだけは変わりません。

しかし、生徒にチェロを教えていて、どこかこれまでと違う感じを受けることがあります。

時代の変化と共に、人も変わってきたのではないか。

例えば、スマートフォンの出現と共に、「ちょっと手間がかかる」ことが、劇的に短時間で処理できるようになったとか。

便利なものの恩恵を受けながらも、新しいものに対する得体の知れない不安があります。

でも、「これは危ないから使わないでおこう」ではなく、テクノロジーの進歩にうまく調和して生きる。自分を上手にすり合わせることが大切だと気づかされました。

全ては、明るい未来のために―

(帯より)
”人工知能の進化は、産業革命以来の大発明です。生活とビジネスのあらゆる場面が大きく変わります。そして、子どもたちは、人工知能時代を生き抜いていかなければなりません。

しかし、今まで私たちが教わってきた知識と常識を教えても、今後の変化に子どもたちは適応できないのです。それでは私たち大人は、これから子どもたちに何を教え、どう接していけばいいのでしょうか。”
この本は、2045年に人工知能技術や通信技術、ナノテクノロジー技術などで爆発的な技術革新が起きると想定しています。

子育てや教育に従事している人だけが関係するのではなく、全ての人に関わるのではないでしょうか。

古いものと新しいものの狭間で、何を捨て、何を取るか。悩んでいる自分がいます。

良き伝統を守りながらも、進化のためには切らねばならないことがある。

新しいものを受け入れるには、しっかりと見極める目がないといけない。

どちらにしても、困難な時代がやってきたのではないかと思っています。
人工知能時代を生き抜く子どもの育て方
神野 元基(著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
youtubeばかり見ているけど大丈夫?プログラミングとかやったほうがいいの?今の勉強が将来もビジネスで通用するか?これからの子どもたちに必要なのは「極める力」。今、何をどう教えるべきなのか! 出典:amazon

植木 美帆
チェリスト

兵庫県出身。チェリスト。大阪音楽大学音楽学部卒業。同大学教育助手を経てドイツ、ミュンヘンに留学。帰国後は演奏活動と共に、大阪音楽大学音楽院の講師として後進の指導にあたっている。「クラシックをより身近に!」との思いより、自らの言葉で語りかけるコンサートは多くの反響を呼んでいる。
HP:http://www.mihoueki.com
BLOG:http://ameblo.jp/uekimiho/
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