季節を楽しむ花レシピ
ライフスタイル 2023-07-26
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皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier
3本から始める花飾り |
前回のコラムで、まずは花瓶にお花を3本飾るところから始めましょう、とご提案しました。
今回はその続きで、3本の花飾りをもっと深堀りしてみましょう。
花瓶は前回と同じものを使用しました。
次に花選び。
お花の選び方もよく聞かれます。
前回は、
①1本に1輪咲く、凛としたお花
②1本に複数輪咲く小花
③葉っぱ
で生けました。
今回は好きな色を基準に選んでみます♪
私はピンク色が好きなので、こんな3本をチョイス。
今回はその続きで、3本の花飾りをもっと深堀りしてみましょう。
花瓶は前回と同じものを使用しました。
次に花選び。
お花の選び方もよく聞かれます。
前回は、
①1本に1輪咲く、凛としたお花
②1本に複数輪咲く小花
③葉っぱ
で生けました。
今回は好きな色を基準に選んでみます♪
私はピンク色が好きなので、こんな3本をチョイス。

1本目、アストランチアの”フローレンス”。

2本目、カーネーションの”アンティグア”。

3本目、バラの”ラロック”。
カテゴリーが同じ色(”ピンク”とか”パープル”など)から選ぶ時は、1輪咲きのものとスプレー咲き(1本に複数輪)のものを組み合わせるとか、八重咲と一重咲きというように、花びらのタイプが違うものなどで合わせると、同系色でも1輪ずつが引き立って、上手くまとまりますよ。
今回は前回同様3本の花飾りですが、お花の高さの違いを分かり易くするために、グリーンは省いています。
さぁ、実際に花瓶に生けてみましょう!!
何となくぱぱぱっと花瓶に挿してみました。
カテゴリーが同じ色(”ピンク”とか”パープル”など)から選ぶ時は、1輪咲きのものとスプレー咲き(1本に複数輪)のものを組み合わせるとか、八重咲と一重咲きというように、花びらのタイプが違うものなどで合わせると、同系色でも1輪ずつが引き立って、上手くまとまりますよ。
今回は前回同様3本の花飾りですが、お花の高さの違いを分かり易くするために、グリーンは省いています。
さぁ、実際に花瓶に生けてみましょう!!
何となくぱぱぱっと花瓶に挿してみました。

上から見ると、なんだか横長に1列に並んでる・・・。

正面から見ても、横一列・・・。
なんだかべたっとして、面白みがないですね。。。
3本を飾る時は、三角形を意識して生けてみてください。
△ですよ、△。
なんだかべたっとして、面白みがないですね。。。
3本を飾る時は、三角形を意識して生けてみてください。
△ですよ、△。

分かりやすく、正三角形を目指してみました!
正面から見てみましょう。
正面から見てみましょう。

左右と奥にも広がって、立体感が出ました!!
この時、花瓶に対してのお花の長さにもコツがあります。
長すぎると頭が重く、見ていても「花瓶が倒れるのでは・・・。」という不安を与えます。
短すぎるとお花が密着しすぎて、茎の間が蒸れ、葉っぱが傷んだり、カビが生える原因になります。
適切な長さの目安は、花瓶の倍~1.5倍の高さに収まるくらい。
ただ、3本を全く同じ長さに切り揃えてしまうと、茎の細さに対してお花の頭は広がっているので、お花同士が押しあったり、せっかくの花びらを隠してしまいます。
なので、3本の中でも少しずつ高さに差を付けます。
この時、花瓶に対してのお花の長さにもコツがあります。
長すぎると頭が重く、見ていても「花瓶が倒れるのでは・・・。」という不安を与えます。
短すぎるとお花が密着しすぎて、茎の間が蒸れ、葉っぱが傷んだり、カビが生える原因になります。
適切な長さの目安は、花瓶の倍~1.5倍の高さに収まるくらい。
ただ、3本を全く同じ長さに切り揃えてしまうと、茎の細さに対してお花の頭は広がっているので、お花同士が押しあったり、せっかくの花びらを隠してしまいます。
なので、3本の中でも少しずつ高さに差を付けます。

花びらが重なっていたのを・・・

少しずつ段違いになるように長さを調整しました。
少しの差ですが、これが大事!
上から見てみると、
少しの差ですが、これが大事!
上から見てみると、

3本の花びらが接する混雑地帯がありますが、高さを変えると・・・

3本それぞれの輪郭がはっきりしました!!
ちょっとした事で、見え方がぐんと変わります。
花瓶に生けるお花は1本1本が主役なのですから、是非全部隠すことなく見せててあげてくださいね。
ところでお花の名前について。
お花にはそれぞれ品種名が付いていて、なかなか品種名まで覚えるのは難しいみたいですね・・・。
私はお花の仕事をする前からよくお花の雑誌を読んでいました。
アレンジやブーケの写真には、必ず使われている花材と品種名が書かれていて(例えば、【バラ”アバランチェ””イブピアッツェ””カフェラテ”】など)、このブーケに使われている素敵なバラは、一体この中のどの名前の子なんだろう~??と、とても興味を持つきっかけになりました。
それで、お花屋さんへ行っては名前とお花の顔を見比べるようになり、お花の名前を覚えていきました。
お花の名前には、名付けた人にちなんでいたり、シリーズがあったり、時にはハハハ!っと笑ってしまうようなものがあったり、なかなか面白いんですよ。
せっかく一度出会えたお花ならば、また再会出来ると嬉しいですしね。
名前を覚えていくと、同じ品種でも、色の付き方や大きさなどが全然違う事に気付きます。
それは生産者さんの違いだったり、時期の違いだったり、等級の違いだったりして、何故その値段が付いているのかという理由も分かってきます。
なかなか深く追求する事の無い分野かもしれませんが、名前でも飾り方のコツでも良いので興味を持つきっかけになって、お花好きな人が増えてくれたら嬉しいです♪
ちょっとした事で、見え方がぐんと変わります。
花瓶に生けるお花は1本1本が主役なのですから、是非全部隠すことなく見せててあげてくださいね。
ところでお花の名前について。
お花にはそれぞれ品種名が付いていて、なかなか品種名まで覚えるのは難しいみたいですね・・・。
私はお花の仕事をする前からよくお花の雑誌を読んでいました。
アレンジやブーケの写真には、必ず使われている花材と品種名が書かれていて(例えば、【バラ”アバランチェ””イブピアッツェ””カフェラテ”】など)、このブーケに使われている素敵なバラは、一体この中のどの名前の子なんだろう~??と、とても興味を持つきっかけになりました。
それで、お花屋さんへ行っては名前とお花の顔を見比べるようになり、お花の名前を覚えていきました。
お花の名前には、名付けた人にちなんでいたり、シリーズがあったり、時にはハハハ!っと笑ってしまうようなものがあったり、なかなか面白いんですよ。
せっかく一度出会えたお花ならば、また再会出来ると嬉しいですしね。
名前を覚えていくと、同じ品種でも、色の付き方や大きさなどが全然違う事に気付きます。
それは生産者さんの違いだったり、時期の違いだったり、等級の違いだったりして、何故その値段が付いているのかという理由も分かってきます。
なかなか深く追求する事の無い分野かもしれませんが、名前でも飾り方のコツでも良いので興味を持つきっかけになって、お花好きな人が増えてくれたら嬉しいです♪


岡田 真結子
フラワーデザイナー/バーテンダー
フラワーデザイナー/バーテンダー
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier
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