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小森 利絵
フリーライター えんを描く

おてがみじかん ライフスタイル 2021-06-16
誰宛てでもないお手紙~山本由貴子さんより~

知っている誰かだから書けることがありますが、具体的な誰かではないから、その時々に感じたり思ったり考えたりしたことを気ままに書けるということもあります。

そんなふうに、誰宛てでもなく、気ままに書いたお手紙を、時々掲載しています。

今回は、山本由貴子さんより、2021年5月末に届いたお手紙です。
誰でもない貴方へ

はじめまして。

手紙は知っている誰かに宛てて、或いは知らない誰かに何か用事があって書くものだと思っていました。だから“誰宛てでもない手紙”という言葉に、いつもの自分よりもカッコいい事を書かなきゃ、と妙に力が入ってしまいます。

字も丁寧に、と思うともう駄目。書いては破り、破っては書き・・・の繰り返しで、日ばかりが過ぎてしまいました。

そんな今日、書こうと思ったきっかけは、ガラスペンです。

本当につい最近メルカリなるものを始め、初めて買ったのがガラスペン。誰かが買ったけれど使わなかった物を私が買って、今こうして手紙を書いている。インクは、これまた骨とう屋さんでみつけた靴のような形の瓶に入ったモンブランのレトロなブルー。

いろんな時代や人、物が交錯しているようで不思議。何となく楽しくないですか?
私は大阪の北の端っこ“能勢町”で暮らしています。家の前には川が流れ、すぐ裏は山。季節の草花があちこちに咲き、歩けばトンボや蝶、勿論ムカデや蛇にも出会う、自然の豊かな所です。山野草が好きなので、スマホ片手に散歩を楽しめるのは、コロナ禍の今、とても有難いです。

貴方はどんなものが好きですか?どんな風景を見ておられるのでしょうか?

ガラスペンのお陰で、いつものとりとめのない手紙を書くことができました。インクとペンの写真を同封致します。

では、たのしいこと、嬉しいことが山盛りの一日を!

 
山本由貴子
[お名前] 山本由貴子さん
季節ごとに変わる風景や木々の緑が大好きです。本を読み、道端の草花に見とれながら、ふわふわと一日を暮らしたいと思っていて、ただいま実践中。赤い屋根の小さな小さな小屋の雑貨屋店主です。
WEB: https://pipinswork.wixsite.com/pipinswork
Instagram: pipinnosigoto

★「誰宛てでもないお手紙」を募集!★

「誰宛てでもないお手紙」を書いて送ってくださいませんか?

①具体的な誰かではないけれど、今を生きている誰かを想ってお手紙を書いてください。もし掲載OKでしたら、お送りいただいたお手紙を今回のコラムのように紹介させていただきたいと思っています。

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レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター
お手紙イベント『おてがみぃと』主宰

編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
 
『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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