季節を楽しむ花レシピ
ライフスタイル 2020-09-17
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皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier
instagram:flowerandbarrelier
小さな花瓶の花飾り |
在宅ワークや外出自粛で、自宅にお花を飾るようになった方も多いのでは。
前回は、背の低い花瓶を使ったグリーンのアレンジをご紹介しましたが、今回は同じく背の低い花瓶を使って、3本のお花で、華やかに飾るコツをご紹介します。
まず、使用する花瓶は、大き目のマグカップくらいのサイズの物。ご自宅にあるグラスなどでも、花瓶の代わりに利用出来ますよ。
前回は、背の低い花瓶を使ったグリーンのアレンジをご紹介しましたが、今回は同じく背の低い花瓶を使って、3本のお花で、華やかに飾るコツをご紹介します。
まず、使用する花瓶は、大き目のマグカップくらいのサイズの物。ご自宅にあるグラスなどでも、花瓶の代わりに利用出来ますよ。

そしてお花は、枝分れしているスプレー咲きの物を、3種類用意します。

上から・カリオプテリス ・ミシマサイコ ・スプレーバラの3種類。
カリオプテリスは葉も沢山付いているので、グリーンの代わりにもなるし、枝分れしているグリーンでも代用出来ます。
この時期手に入るお花で同じようなタイプだと、藤袴や姫ヒゴダイ、アスターなど。
ミシマサイコはお花のそばに葉っぱが無いので、その小さなお花の可愛さを楽しむ存在。他に似たお花は、かすみ草やハイブリッドスターチス、ワレモコウなど。
スプレーバラは花びらも多く、小さいながらもお花にボリュームがあるので、メインになる存在。他にメインになるお花は、スプレーカーネーション、スプレーマムなど。
タイプの違う3種類のお花を用意したら、これを花瓶に合うように切り分けましょう。
まずはメインとなるスプレーバラの長さを決めます。
全体を見てみると、枝分れしている茎の長さも、長い・短いという差があります。
カリオプテリスは葉も沢山付いているので、グリーンの代わりにもなるし、枝分れしているグリーンでも代用出来ます。
この時期手に入るお花で同じようなタイプだと、藤袴や姫ヒゴダイ、アスターなど。
ミシマサイコはお花のそばに葉っぱが無いので、その小さなお花の可愛さを楽しむ存在。他に似たお花は、かすみ草やハイブリッドスターチス、ワレモコウなど。
スプレーバラは花びらも多く、小さいながらもお花にボリュームがあるので、メインになる存在。他にメインになるお花は、スプレーカーネーション、スプレーマムなど。
タイプの違う3種類のお花を用意したら、これを花瓶に合うように切り分けましょう。
まずはメインとなるスプレーバラの長さを決めます。
全体を見てみると、枝分れしている茎の長さも、長い・短いという差があります。

写真のスプレーバラは、①左側にある枝分れした茎が長いので、それは1本として使います。カットする位置は、枝分れしている根元。
②右の茎は、1本として使うには短いので、枝分れしている茎に軸の茎をプラスしてカットします。
②右の茎は、1本として使うには短いので、枝分れしている茎に軸の茎をプラスしてカットします。


③真ん中の4輪も、1本ずつだと茎が短いので、4本まとめて使います。
バラは①②③の3つのパーツに分かれました。 次はこのバラの長さを基準にして、他のお花もカットしていきます。
まずはミシマサイコ。
基準となるバラと並べてみて、長さを見極めます。
バラは①②③の3つのパーツに分かれました。 次はこのバラの長さを基準にして、他のお花もカットしていきます。
まずはミシマサイコ。
基準となるバラと並べてみて、長さを見極めます。

あとは先ほどのスプレーバラと同じ。
枝分かれしている茎が長ければ、その茎は枝分れしている部分から切り分けます。 短ければ、軸の茎とくっつけて切り分けます。
同じように、カリオプテリスも枝分けしていきましょう。
バラとの長さを見比べて、カットする位置を決めます。
枝分かれしている茎が長ければ、その茎は枝分れしている部分から切り分けます。 短ければ、軸の茎とくっつけて切り分けます。
同じように、カリオプテリスも枝分けしていきましょう。
バラとの長さを見比べて、カットする位置を決めます。

写真で言うと、①左の茎、②右の茎、③真ん中の花が集まった茎・・・という3つのパーツに分かれました。

カリオプテリスのように、先にいくにつれて細くなっている形のお花は、メインのお花から少し飛び出すように生けると、立体感が出て綺麗です。

さあ、お花が切り揃いました。

長さが全部同じじゃないのは、お花同士がぶつからないように、高低差をつけるため。そうする事で立体感が出て、1輪1輪が際立ちます。

メインのバラを基準にして、高さを調整しながら軽く束ねていきましょう。

お花同士がぶつからないように気を付けて。
花瓶に入れたら完成!
花瓶に入れたら完成!

いかがでしたか?
お花を選び時、どうしてもメインになる華やかなお花ばかり揃えがちですが、役割の違うお花を3種類揃えると、お互いを補いながら、全体として統一感のある飾り方が出来ます。
是非試してみてください。
お花を選び時、どうしてもメインになる華やかなお花ばかり揃えがちですが、役割の違うお花を3種類揃えると、お互いを補いながら、全体として統一感のある飾り方が出来ます。
是非試してみてください。


岡田 真結子
フラワーデザイナー/バーテンダー
フラワーデザイナー/バーテンダー
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
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〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
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