関西で働く女性のライフスタイルマガジン［関西ウーマン］

暑い日が続いていますね。

今年の夏は外出を控えて、自宅で過ごしている方も多いはず。

新型コロナウィルスの感染が広がり始めてから、お花を買いに来られる方や、贈り物にお花を選ばれる方が増えたと感じます。

家で過ごす時間が増え、お部屋にお花を飾りたいと思ってもらえるのは嬉しいこと。

でも初めは思うように飾れなかったり、せっかく買ったお花がすぐ萎れてしまったり、心が折れそうになる事もきっと経験していると思います。

普段から生活にお花を取り入れている方も、そうでない方も、飾る時のヒントになればと思い、私なりのお花の楽しみ方をご提案致します。


今回ご紹介するのは、暑い夏向きの、グリーンを使ったお花の飾り方。

写真では、背の低い花瓶を使っていますが、花瓶をお持ちで無ければ、ご自宅にある深皿などでも代用出来ます。


まずは、レモンリーフのアレンジ。

レモンリーフとは、レモンのような形をした、明るいグリーンの厚めの葉っぱ。

とてもリーズナブルなこの葉っぱを、何本か用意します。

そのまま飾っても良いのですが、葉っぱ2～3枚ずつで枝を切り分けて、それを束ねると、ちょっとしたお花のようになります。

ちょっとしたグリーンのオブジェ。

見え方が変わると、新鮮な気持ちで楽しめます。


レモンリーフは硬めの葉っぱだったけど、もっと柔らかい雰囲気がお好きなら、つる性のグリーンはいかがでしょう。

今回はコロニラというグリーンを使いました。

他にはリキュウ草やジャスミン、クレマチスなども、くるくると自然に伸びたつるが楽しめます。


まず、つるの赴くままにくるっと丸めましょう。

丸めた形をキープするために、つるを茎に絡ませたり、葉っぱをひっかけて、輪になるように軽く固定します。

茎の切り口を水に沈め、あとは輪の形にまかせて花瓶にそっと乗せたら完成です。

飾った時にどんな風に見えるかは、そのつる次第。

自由に形を作るつるが面白くて、親しみを感じるグリーンのアレンジです。


最後は、葉っぱに少し手を加えてみましょう。

用意するのは、ドラセナ。

お花を添えた方が華やかになるので、暑さにも強いお花、菊を添えました。

ドラセナは、葉っぱを1枚ずつ剥がします。

そしてその葉っぱをなみなみと折り曲げて、ホッチキスでパチン！と固定。

これを菊の周りに重ね、束ねていきます。

葉が同じ位置で積み重ならないように、少しずつずらして（記念写真撮影で、“前の人の肩と肩の間から顔を出して下さい･･･っていうあの感じ）束ねるのがポイントです。

植物本来の、自然な形そのままに生けるのとは違う面白さが楽しめるアレンジです。


いかがでしょう？

沢山のお花を揃えなくても、工夫すれば楽しみ方は何通りにもなります。

暑さにも強いグリーンなら、すぐ萎れてしまったと嘆く事もなく、少しずつ種類の違うグリーンを足していっても楽しいですよ。

是非日常にお花を飾って楽しんで下さいね。