働く女性の自分らしい生き方入門
メンタルカウンセリング 2019-08-28
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業務改革のプロ、マネージャーとして、大手日系・外資系メーカー、コンサルティング会社に勤務。 その後、人材育成分野に転身。企業のリーダーに対してコーチングや研修を行い、企業の変革や個人の成長をサポート。研修受講者の満足度では講師中No.1となる。 娘の妊娠・出産を機に、今後の人生のあり方について見つめ直し、独立。 現在は、コーチングセッションや研修のサービスを通じて、クライアントさまが、自分に内在する力 ~能力や想い~ に気づき、自分の存在や行動に自信を持ち、自分らしい豊かな人生を切り拓いていくお手伝いをしている。
FAITH(フェイス)
HP:http://office-faith.jp/
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ストレスとの付き合い方 |
会社員時代、意識するしないに関わらず、ストレスをためることは多かったように思います。
よく覚えているのは、初めてプロジェクトマネージャーとして自分のプロジェクトをもったとき。
あのときは、毎日忙しくてすごく疲れているのにも関わらず、プロジェクトが滞りなく進むか不安で不安で、夜も寝られなくて、ずっとイライラしていました。
そんな状態で朝、職場に行き、部下から「小川さん、大丈夫ですよ。落ち着いてください」なんて言われちゃったことも。
初めてとはいえ、いけてないプロジェクトマネージャーでしたね(^^;)
このように、仕事でストレスをためることが多かったので、ストレスについて本を読んだりして何とか対処方法を模索していました。
ストレスについて学んでいて、なるほどと思ったのは、
ストレッサー(ストレスを引き起こす要因)は、私達の外側だけでなく内側にもあるということ。
外側にあるストレッサ─は、暑さや寒さ、労働条件や人間関係など、いろいろあります。
一方、内側にあるストレッサ─とは、ストレスを感じやすい思考や行動パターンのことですね。
私の身近なところでは、2匹の飼い猫が「内側にあるストレッサー」を如実に説明してくれていました。
当時、うちでは2匹の猫を飼っていました。
正確に言うと、(夫が京都在住、私が東京在住という、通い婚だったので)夫があきらという猫を、私がしんという猫を飼っていました。
あきらの方は、とにかく臆病で神経質。
車に乗せると大パニック。嫌がってギャーギャー鳴き続け、結局喉がかれて声が出なくなるまで鳴いていました。
ケージに入れた状態で歩いていても、ずっと鳴きどおしで、通りすがりの人があまりのダミ声に「何の生き物?」と振り返るほど。
見ていてとても辛そう。
一方、しんの方は、鷹揚というか大胆というか。
車に乗せても怖がることなく車内をうろうろし、ときどき人の膝の上でお腹を見せたりくつろぎ状態。
ケージに入れた状態で歩いていても、おとなしく寝ています。
環境は全く同じなのに、これほど反応が違うものかあ~。
あまりの違いに驚くと共に、私自身の状態を客観的に見せられたような気がしました。
プロジェクトでの私の状態は、あきらの状態と同じですね。
ずっとイライラしどおし。
でも、環境は全く同じでも、しんのように、きっとイライラせずに過ごせる人もいる。
「自分の物事の捉え方がイライラの原因なんだなあ~」って思ったら、そして、「私ってどんな物事の捉え方をしてるのかなあ」という視点を持ってみたら、少し冷静になれてストレスレベルも下がったように思います。
もし今、ストレスいっぱい!!っていう方がいたら、ストレッサーが何か?、具体的に考えてみるといいかもしれません。
外側のストレッサーだけでなく内側のストレッサーにも気づけると、ストレスの感じ方も少し変わるんじゃないかなと思います^^
よく覚えているのは、初めてプロジェクトマネージャーとして自分のプロジェクトをもったとき。
あのときは、毎日忙しくてすごく疲れているのにも関わらず、プロジェクトが滞りなく進むか不安で不安で、夜も寝られなくて、ずっとイライラしていました。
そんな状態で朝、職場に行き、部下から「小川さん、大丈夫ですよ。落ち着いてください」なんて言われちゃったことも。
初めてとはいえ、いけてないプロジェクトマネージャーでしたね(^^;)
このように、仕事でストレスをためることが多かったので、ストレスについて本を読んだりして何とか対処方法を模索していました。
ストレスについて学んでいて、なるほどと思ったのは、
ストレッサー(ストレスを引き起こす要因)は、私達の外側だけでなく内側にもあるということ。
外側にあるストレッサ─は、暑さや寒さ、労働条件や人間関係など、いろいろあります。
一方、内側にあるストレッサ─とは、ストレスを感じやすい思考や行動パターンのことですね。
私の身近なところでは、2匹の飼い猫が「内側にあるストレッサー」を如実に説明してくれていました。
当時、うちでは2匹の猫を飼っていました。
正確に言うと、(夫が京都在住、私が東京在住という、通い婚だったので)夫があきらという猫を、私がしんという猫を飼っていました。
あきらの方は、とにかく臆病で神経質。
車に乗せると大パニック。嫌がってギャーギャー鳴き続け、結局喉がかれて声が出なくなるまで鳴いていました。
ケージに入れた状態で歩いていても、ずっと鳴きどおしで、通りすがりの人があまりのダミ声に「何の生き物?」と振り返るほど。
見ていてとても辛そう。
一方、しんの方は、鷹揚というか大胆というか。
車に乗せても怖がることなく車内をうろうろし、ときどき人の膝の上でお腹を見せたりくつろぎ状態。
ケージに入れた状態で歩いていても、おとなしく寝ています。
環境は全く同じなのに、これほど反応が違うものかあ~。
あまりの違いに驚くと共に、私自身の状態を客観的に見せられたような気がしました。
プロジェクトでの私の状態は、あきらの状態と同じですね。
ずっとイライラしどおし。
でも、環境は全く同じでも、しんのように、きっとイライラせずに過ごせる人もいる。
「自分の物事の捉え方がイライラの原因なんだなあ~」って思ったら、そして、「私ってどんな物事の捉え方をしてるのかなあ」という視点を持ってみたら、少し冷静になれてストレスレベルも下がったように思います。
もし今、ストレスいっぱい!!っていう方がいたら、ストレッサーが何か?、具体的に考えてみるといいかもしれません。
外側のストレッサーだけでなく内側のストレッサーにも気づけると、ストレスの感じ方も少し変わるんじゃないかなと思います^^

小川 由佳
コーチ、研修講師業務改革のプロ、マネージャーとして、大手日系・外資系メーカー、コンサルティング会社に勤務。 その後、人材育成分野に転身。企業のリーダーに対してコーチングや研修を行い、企業の変革や個人の成長をサポート。研修受講者の満足度では講師中No.1となる。 娘の妊娠・出産を機に、今後の人生のあり方について見つめ直し、独立。 現在は、コーチングセッションや研修のサービスを通じて、クライアントさまが、自分に内在する力 ~能力や想い~ に気づき、自分の存在や行動に自信を持ち、自分らしい豊かな人生を切り拓いていくお手伝いをしている。
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