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小森 利絵
フリーライター えんを描く

おてがみじかん ライフスタイル 2018-06-22
ご当地フォルムカードで旅の思い出づくり

トップの写真はどこの都道府県で撮影したものでしょうか? ヒントは、バックのお城と2枚のご当地フォルムカードです。

以前「おてがみじかん」でインタビューした「おてがみびと」の大原奈津子さんから教えてもらった旅先でのお手紙の楽しみ方の一つ、現地から「お久しぶりです」のお手紙を書くこと。

その際に、旅先でご当地ならではのポストカードや切手を購入しているとうかがったので、旅に出た時、郵便局にはどんなご当地お手紙アイテムがあるのかと寄ってみました。

観光地の郵便局には、お手紙コーナーが設けられていて、ポストカードや切手、マスキングテープなどご当地モノが充実しています。

大原さんも紹介されていた「ご当地フォルムカード」は、各都道府県を代表する観光名所や行事、名物などのイラストと豆知識が描かれているポストカードです。1都道府県に数種類あり、「そうか、この県の名物はこれなんだ」「これが有名なんだ」と学びにもなります。

さて、本題に入る前に冒頭のクイズの答えを!

「梅干しごはん」「ジャイアントパンダ」・・・正解は「和歌山県」。実はカード内に「WAKAYAMA」と記載されています(冒頭の写真ではぼかしています)。
写真にある「梅干し」「ジャイアントパンダ」「柿」「クジラ」以外にも、和歌山県には9種類のご当地フォルムカードがあります。

和歌山県 ご当地フォルムカード一覧

各都道府県ごとにその地域のものしか販売していないので、旅の先々で集めるのもおもしろいかもしれないと、最初は集めようかなあと思ったのですが、せっかくだから娘とお手紙を書き合ってお互いに送り合うことに。帰りの電車に乗る前にカフェでほっと一息つきながら書きました。

これがお互いに送り合ったお手紙です。

<娘から私へ>
旅が楽しかったから、もう未来の話を。
<私から娘へ>
未来にこのお手紙を読み返した時、「そういえば、こうだったなあ」「ああだったなあ」と思い出せるように、旅に出ると決めた時からその日までの、いろんな思い出をちりばめてみました。「梅干し」ごはんを選んだのは、この日のホテルの朝食で梅干しが出てきたから。でも、娘は梅干しが苦手だから食べなかったんですが(笑)。
せっかくだから、ご当地フォルムカードをご当地ポストで投函したいと欲張ったら、なんと空色の郵便ポストを発見。
1990年に大阪府で開催された「国際花と緑の博覧会」の会場内に設置されていた郵便ポストとのことで、設置されていた7基は閉幕後、各地へ。その1基が和歌山県にあったのでした。

お手紙そのものが旅のお土産&思い出に。

「このお手紙と写真を記録していくアルバムをつくろう」「(ご当地フォルムカードのホームページを見ながら)次はどこに行ってみようかなあ?」と日常にもウキウキが続いています。
profile
レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター
お手紙イベント『おてがみぃと』主宰
編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。
HP:『えんを描く』
 
『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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