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小川 由佳
コーチ、研修講師 FAITH(フェイス)

働く女性の自分らしい生き方入門 メンタルカウンセリング 2017-04-25
がんばったことを見える化する

ダイエットや勉強など、自分の目指す姿に向けてがんばっているのに成果が見えない時って辛いですよね。

もしかしたらちょっとずつ変化しているのかもしれないけど、実際自分で変化を感じられるくらいになるのは、それなりに時間がかかるものです。

その過程で、
「全然変わらないなあ」
「私、やっぱりダメなのかなあ」

なんて、余計なことを考えて不安が大きくなってしまう。
気もそぞろになり集中できなくなって、結果的に止めてしまう。
今度は「止めてしまった自分」がいやで自信を失ってしまう。

そんなことになったらもったいないですね。

変化が感じられなくてめげそうになるとき、お勧めなのが、がんばったことややったことを測れるようにして、その量を客観的事実として見える化すること。

例えば、体重を落とすために、ジョギングや食事の調整をしているのだったら、

・ジョギング: 何km走ったか、何分走ったか、何日に走ったか、etc.
・食事: ご飯の杯数、カロリーに気をつけたおかずの数(皿数)、おやつの回数、おやつを食べなかった日の数、etc.

を毎日記録してみます。

グラフに表したりシールを単位数分貼ったりするなどして、見える化するのもいいですね。

そうすることで、「自分がやった量=前進していること」を認識できるようになります。

そして、その量が増えていれば=前進していれば、自分を褒めてあげることです。

「今日まででトータル50km走った!」とか、「毎日走った!」とかね。

前進していれば、必ず成果につながります。

もちろん、試験など、「自分以外の要素にも影響を受けるもの」を成果として目指しているのであれば、期待通りにならないこともあり得るけれど、でも、実力アップや目指す姿へ近づくという成果には必ずつながります。

だから、その成果に近づきつつある自分を事実で認識できるようにすることが、不安を減らしたり無くしたりするのですね。

ちなみに、がんばったことややったことをうまく見える化した例を、5年くらい前に京都市営地下鉄の駅内の階段で見つけました。

これです↓
 

おもしろいと思いませんか?
これなら、楽しく階段をのぼれそうです。

がんばったことややったことの見える化、よかったらお試しくださいね!
プロコーチ小川由佳が、自分らしく仕事や人生を花開かせるためのヒントをお届けします。
小川 由佳
コーチ、研修講師
業務改革のプロ、マネージャーとして、大手日系・外資系メーカー、コンサルティング会社に勤務。 その後、人材育成分野に転身。企業のリーダーに対してコーチングや研修を行い、企業の変革や個人の成長をサポート。研修受講者の満足度では講師中No.1となる。 娘の妊娠・出産を機に、今後の人生のあり方について見つめ直し、独立。 現在は、コーチングセッションや研修のサービスを通じて、クライアントさまが、自分に内在する力 ~能力や想い~ に気づき、自分の存在や行動に自信を持ち、自分らしい豊かな人生を切り拓いていくお手伝いをしている。
FAITH(フェイス)
HP:http://office-faith.jp/
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