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小森 利絵
フリーライター えんを描く

おてがみじかん ライフスタイル 2016-10-28
私の日常にある“おてがみじかん”

最近お手紙を書いたのはいつですか?

私は離れて暮らす幼なじみに書きました。今度は先日出会ったあの人へ。
私の日常には“おてがみじかん”があります。

そもそものきっかけは小学1年生の時です。
転校をきっかけに幼なじみとお手紙をやりとりするようになりました。

その後、学校内で友だちとお手紙交換したり、お世話になった先生が転勤すると聞けば住所を聞いてお手紙アタックしたり。

中学生になると、雑誌で文通相手探しを。
行ったことのない町の、会ったことのない人・・・
「どんな人だろう?」とドキドキわくわくしながら、お手紙を書きました。

郵便受けを見るのが楽しみになり、しばらくお手紙が来ないと「元気かな?」「何かあったのかな?」と、ほんのり心配になることもありました。

中学生の私にとって世界は「家と学校だけ」でした。
その中で私は、他人から嫌われないこと・認められることに必死で、息苦しかったんです。

でも、お手紙を通して、年齢も、人生も、価値観も、今の状況も、まったく異なる、さまざまな人とやりとりをして、「こんな人も、あんな人もいる。こんなことやあんなことも思う。いろいろなんだー」と思えたことで、少しずつ世界が広がっていきました。

「この広い空の下。今いるココがすべてではないんだー」という心強さや可能性を感じて、ココロがラクになったように思います。

最近は知っている人とのやりとりがほとんどです。
お手紙を書くたび、「元気にしているかなあ?」と相手に思いを馳せ、その人との出会いやこれまでのことを思い出します。

そして、こうして出会い・つながっていることに感謝して、「また会いたいなあ」という気持ちが膨らんで、幸せな気持ちになるんです。

仕事や家事、子育ての毎日の中で、時折り、立ち止まっては“おてがみじかん”を。

そんな時間を大切にしています。

お誕生日プレゼントでもらった『越前和紙レターセット/アコーディオン』(株式会社呉竹)
レターセットや絵葉書、季節の切手を見つけるたび、「誰に書こうかな?」「あの人は元気にしているかな?」などアレコレ想像してはトキメク…自称・お手紙オトメです。「お手紙がある暮らし」について書き綴ります。
小森 利絵
フリーライター/お手紙イベント『おてがみぃと』主宰
編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして、人物インタビューをメインに活動。読者のココロに届く原稿作成、取材相手にとってもご自身を見つめ直す機会になるようなインタビューを心がけている。HP:『えんを描く』

 『おてがみぃと』
『関西ウーマン』とのコラボ企画で、一緒にお手紙を書く会『おてがみぃと』を2ヵ月に1度開催しています。開催告知は『関西ウーマン』をはじめ、Facebookページで行なっています。『おてがみぃと』FBページ

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