季節を楽しむ花レシピ
ライフスタイル 2015-06-24
季節の花あしらいのリース |
外を歩くのが楽しい季節になりました。
公園の草花も街路樹の緑も、お庭の植木たちも、太陽の光と水をたっぷり吸収して、ぐんぐん成長しています。
私のお店、Relier(ルリエ)では、春のお花が一段落したこの時期、定番となって毎年作っているものがあります。それは、スモークツリーと秋色あじさいのリース。
スモークツリーは、1年のうちで6月、7月頃に市場に並び、その名の通り、けむりのようにモクモクとした、ファーのような手触りの植物です。
あじさいは、切り花では1年を通して市場に並びますが、初夏に咲いた瑞々しい花が一段落する頃、今度は秋色あじさいと呼ばれる、グレーやくすみを帯びた色のあじさいが出てきます。
このあじさいは、初夏に咲いた花を切らずにそのまま立ち枯れさせたもので、グレーやグリーンといったくすみ色を帯び、ドライにしてもしぼみにくく、とてもアンティークな雰囲気を持ち合わせています。
スモークツリーと秋色あじさい。この2つが揃ったら、いよいよ季節をあしらったリースの制作開始です。
公園の草花も街路樹の緑も、お庭の植木たちも、太陽の光と水をたっぷり吸収して、ぐんぐん成長しています。
私のお店、Relier(ルリエ)では、春のお花が一段落したこの時期、定番となって毎年作っているものがあります。それは、スモークツリーと秋色あじさいのリース。
スモークツリーは、1年のうちで6月、7月頃に市場に並び、その名の通り、けむりのようにモクモクとした、ファーのような手触りの植物です。
あじさいは、切り花では1年を通して市場に並びますが、初夏に咲いた瑞々しい花が一段落する頃、今度は秋色あじさいと呼ばれる、グレーやくすみを帯びた色のあじさいが出てきます。
このあじさいは、初夏に咲いた花を切らずにそのまま立ち枯れさせたもので、グレーやグリーンといったくすみ色を帯び、ドライにしてもしぼみにくく、とてもアンティークな雰囲気を持ち合わせています。
スモークツリーと秋色あじさい。この2つが揃ったら、いよいよ季節をあしらったリースの制作開始です。
どちらの花材も、作る時はフレッシュなものを使いますが、完成したリースは、飾って行くうちに水分が抜けてドライフラワーへと変化し、何とも素敵な色のリースへと変化します。
このスモークツリーと秋色あじさいのリースは、私にとって、夏への道しるべ。大好きな春のお花が一段落し、元気いっぱいの夏のお花へとがらりと変わる前に、繊細な色合いを楽しむ、最後のひとときとなるのです。
次に楽しめるのは、1年後。だから、毎年欠かさずに取り入れたい。
この時期、多くのお花屋さんにスモークツリーと秋色あじさいが並びます。もし見かけたら、リース作りに挑戦してみてはいかがですか。
ドライへと移り変わる時間の流れも、きっと楽しみになるはず。そのお手伝いが出来たら・・・と願い、ここにレシピを書き記します。
*材料*
・スモークツリー 1本
・秋色あじさい 1本
(今回は鉢植えを使いました)
・直径約20cmの紅ツルのリース
(サンキライのリースでも構いません)
・麻ひも
(リースの円周の4倍程度の長さが必要です)
スモークツリーを見かける時期が訪れたら、季節の花あしらいとして、このリースを思い出してもらえたら嬉しいです。
忙しい日常でも、少し立ち止まる時間を持って、移りゆく季節を感じられたら、きっと心は穏やかに、毎日を過ごせるのだと思います。
このスモークツリーと秋色あじさいのリースは、私にとって、夏への道しるべ。大好きな春のお花が一段落し、元気いっぱいの夏のお花へとがらりと変わる前に、繊細な色合いを楽しむ、最後のひとときとなるのです。
次に楽しめるのは、1年後。だから、毎年欠かさずに取り入れたい。
この時期、多くのお花屋さんにスモークツリーと秋色あじさいが並びます。もし見かけたら、リース作りに挑戦してみてはいかがですか。
ドライへと移り変わる時間の流れも、きっと楽しみになるはず。そのお手伝いが出来たら・・・と願い、ここにレシピを書き記します。
スモークツリーと秋色あじさいのリース |
・スモークツリー 1本
・秋色あじさい 1本
(今回は鉢植えを使いました)
・直径約20cmの紅ツルのリース
(サンキライのリースでも構いません)
・麻ひも
(リースの円周の4倍程度の長さが必要です)
・切り花用の鋏
*作り方*
1. スモークツリーとあじさいは、小房に切り分けます。大きさの目安は、土台となるリースを隠せる程度です。
1. スモークツリーとあじさいは、小房に切り分けます。大きさの目安は、土台となるリースを隠せる程度です。
2. 麻ひもの端を15cmくらい残し、紅ツルのリースに一巻きしてくくりつけます。結び目のある方が裏面になります。
3. スモークツリーとあじさいを1束ずつ取り、紅ツルのリースの表面に乗せます。花の膨らみを潰さないように注意しながら、麻ひもをぐるぐるっとリースに巻き付けて、茎を止めます。
4. 2つ目のスモークツリーとあじさいを、1つ目のパーツに重ならないよう少し下にずらして乗せ、麻ひもを巻いて茎を止めます。
3. スモークツリーとあじさいを1束ずつ取り、紅ツルのリースの表面に乗せます。花の膨らみを潰さないように注意しながら、麻ひもをぐるぐるっとリースに巻き付けて、茎を止めます。
4. 2つ目のスモークツリーとあじさいを、1つ目のパーツに重ならないよう少し下にずらして乗せ、麻ひもを巻いて茎を止めます。
5. 同じ要領で、少しずつずらしながら、次のパーツを麻ひもで止めていきます。
6. ぐるりとリースを1周したら、麻ひもの終わりの端と始めの端を、裏面で結んで止めます。紐が長ければ、残った紐は結び目の少し上でカットしておきます。
出来上がったリースは、壁やドアにかけて飾ったり、テーブルの上に置いたりして、スモークツリーのふわふわした可愛さと、秋色あじさいのシックな色のニュアンスを是非楽しんで下さい。
スモークツリーを見かける時期が訪れたら、季節の花あしらいとして、このリースを思い出してもらえたら嬉しいです。
忙しい日常でも、少し立ち止まる時間を持って、移りゆく季節を感じられたら、きっと心は穏やかに、毎日を過ごせるのだと思います。
皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier
岡田 真結子
フラワーデザイナー/バーテンダーRelierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
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〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
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