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バックスター ルミ バイリンガルライフコーチ RumiBaxter 私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。 |
Well-being |
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早いもので2020年も半分が過ぎ、「後半」に差しかかりました。社会の動きが変わり、意識が変わらなければならない生活の中、失われた数ヶ月を経験された方々もいらっしゃると思います。
同時に、大きな困難ですら、それが過ぎてしまえば 当時の大変さすら薄らいでいくように感じるのも、人類が前進するために必要な強さの一部かもしれません。 そのような中、政府からは「新しい生活様式」なるものまで提案され、これからも色々な側面で「生活」について考えることが必要になってきそうです。 クオリティ オブ ライフ、生活の質、という考え方が少しずつ定着しつつありますが、新しい生活様式とクオリティ オブ ライフの追求はどう結びつくのでしょうか。生活の質とはそもそも何をもってはかることができるのでしょう。 フリー百科事典Wikipedia からの引用によると、クオリティ オブ ライフは以下のように説明されています。 クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life, QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。(Wikipedia 引用) つまり、人生に幸福を見いだせるかどうかが人生の質を決めるのに重要なことなのだと言えるでしょう。しかしながら幸福感とはなにかという問いに答えるのはとても難しいことです。幸福感とは一生を通じて経験として一つ一つ積み上げ、絶えず変化していくものかもしれません。 それゆえに年齢や経験、環境の違いから、個人によって求める幸福感には違いがあるのも当然です。「幸福感」の追求こそが人生の意義そのものと言えるのかもしれません。やりがい、や生きがい、の感覚を幸福感の一つとしてあげる方も多いのではないでしょうか。 やりがいを追求しながら幸福感を感じ、生きている「甲斐」を感じることが「よく」生きるということなのだと思います。やりがいにそれ自体の大きさの比較や他者との比較はできません。むしろやりがいを見つけられるかどうかという資質こそが大切なのだと思うからです。 「よい、よく」、well 、という言葉からwellness ウェルネス、well-being ウェルビーイング、という言葉が繋がります。ウェルビーイングとは、身体共に「よい」状況、つまり幸せである状態を表す言葉です。 言葉で表すのは簡単ですが、身体共に幸福感を追求できる環境に身を置くことが必ずしも簡単でないのも事実です。 2019年、世界で初めで「ウェルビーイング費」が国家予算ニュージーランドで組まれ話題になりました。それらの予算は社会的弱者のよく生きる状況、を保証するために使われるているそうです。 「よく生きる」そして「よく生きることができる」ためには心身の健康のためのサポートする体勢と環境が必要ということでしょうか。しかしながら、どんな環境にあっても、「よく生きる」ためには受け身であるだけではもちろん十分ではないはずです。 現実を見ながら楽観的な希望を持ち続けられるかどうか。時には発想に自由な柔軟性があることもそうでしょう。今までの「こうでなければいけない」という過去を塗り替えることができる柔軟性は希望をもたらしてくれるはずです。 今まで経験したことのない、歴史に残るこの時代に生きるということは、柔軟性を持って、「よく」生きようということでしょうし、やりがいを感じることのできる心のフィトネスをひとりでではなくコミュニティと共に鍛え、鍛えられることなのかもしれません。 |
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バックスター ルミ
バイリンガルライフコーチ 心理カウンセラーのバックグラウンドをいかし、英会話講師として「コミニケーションレッスン」を展開中。 半生を英国、ヨーロッパのライフスタイルに関わってきたことから、それらの経験をもとに独自のレッスンを提供している。「五感+plus」を使ってコミュニケーション能力を磨くレッスンは、本格的英国サロンで行われている。 RumiBaxter BROG:http://ameblo.jp/rumi-b/ |
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