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岡田 真結子 フラワーデザイナー/バーテンダー flower & bar Relier(ルリエ)
皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
季節を楽しむ花レシピ ライフスタイル 2016-06-22
花瓶の花飾りのレシピ
私のお店、flower & bar Relier(ルリエ)では、
毎月お花のレッスンを開催しています。

先日のレッスンが“投げ入れ”のスタイルだったのですが、
これは、お家でお花を花瓶に飾る時のヒントにもなる飾り方。

お花を飾る事が楽しくなるように、
お花の選び方や長さのバランスなど、
レッスンでもお話しした内容をご紹介しようと思います。


まずは、花材選びについて。

お花には、主役になるお花と、
脇役になるお花と、
グリーンという3つの大きなカテゴリーがあります。

主役になるお花とは、バラやカーネーション、ガーベラ、ダリア、芍薬など、
1本に1輪咲く、存在感のあるお花のこと。



脇役になるお花とは、スカビオサやレースフラワー、
アストランチアやアスチルベなど、
小花が集まって咲く花や、枝分かれして咲くお花のこと。



グリーンは、ユーカリやレモンリーフ、モンステラやベビーハンズなど。

バラやカーネーションでも、
スプレー咲き(1本から枝別れして何輪かの花が咲くもの)は1輪も小さく、
脇役に回ります。


次は、形について。

バラやガーベラ、ダリアなどの主役になるお花は、
真上から見ると、面に見えます。
スカビオサやレースフラワーなどの脇役のお花にも、
面のカテゴリーに入るものがあります。



一方、アスチルベや虎の尾、カラーなどは、先にいくほど細くなります。
つぼみだと点のように見えます。



お花を選ぶ時、好きなお花を集めがちなのですが、
主役になる花、脇役にまわる花、
面になる花、線を描く花など、
種類や形の違うものを意識して選ぶようにすると、
変化がついて、それぞれが引き立て合い、
より自然で柔らかな印象になります。


次に、本数について。

花活けの基礎は、まず1本。

次は、2本ではなく、3本。

2本だと縦か横の線にしかなりませんが、
3本だと、3角形を描き、
幅も、奥行も表現出来るようになります。

主役・脇役・グリーンが1本ずつ・・・という3本でも良いし、
主役の花が3本、脇役の花が3本という組み合わせも出来ます。

グリーンは、葉の1枚が大きかったりするので、
全体のボリュームを見て本数を決めると良いと思います。


お花の準備が出来たら、花瓶に活けてみましょう。

活ける時、お花の高さの目安は、
花瓶の高さの倍~1.5倍にします。

高すぎると、頭が重くて足元が危なげな印象になりますし、
短すぎると、首をすぼめているみたいに見えます。

用意した花材が数本あるようなら、
全部の頭の高さが揃うように生けるのではなく、
飛び出すものがあったり、少しひっこめてみたり、
茎の長さを調整して高さに凹凸をつけると、
1輪1輪が際立ってきます。

日本人は、ひな壇のようにお行儀良く背の順に並べがちなのですが、
階段状に並べると、一列になり、不自然な印象になります。

また、花瓶の正面に立ってお花を活けていると、
知らず知らずのうちに、左右にばかり広がってしまうのですが、
奥行も十分に使いましょう。

お水は、茎が浸かる程度に入れます。
一番上まで入れる必要はありません。
茎が全て花瓶の底まで届いているのであれば、
お水は花瓶の高さの3分の1入っていれば十分。
よく水を飲むお花の場合は、花瓶の高さの2分の1程度までお水を入れます。

茎の切り口の位置が揃っていないと、
深く水に浸かっている茎ほど、痛みやすくなります。
なるべく茎の切り口が花瓶の中で揃うように、
花瓶から出るお花の高さをよく見ながら、
茎の長さを調整してカットしましょう。

また、それぞれのお花について、
花瓶に入れた時、花瓶の口より下についている葉っぱや枝は、
取り除いておきます。

水の中に葉が浸かっていると、
水が汚れてお花が傷む原因になりますし、
次の花材を入れる時に、葉や枝が邪魔して、
思っている位置で、お花が固定し難くなります。

・・・となんだか沢山の事をお話ししましたが、
まずは1本のお花を飾るところから始めませんか。

それから本数を増やしてみて下さい。
どの組み合わせにしようかと悩むのも、とても楽しい時間なはず。

それが日常的になって、
お花を飾ることが楽しい習慣になれば幸いです。

皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
岡田 真結子
フラワーデザイナー/バーテンダー
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/  
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier

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