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バックスター ルミ バイリンガルライフコーチ RumiBaxter
私たちが「生きる」中で、たくさんの選択をしています。 その選択は、意識したものから無意識に選んでいるもの、とるに足らない小さな選択から人生の岐路に立たされた大きな選択まで、その種類も様々。「丁寧に生きる選択」というライフスタイルは、未来へのキーワードでもあります。
丁寧に生きるという選択 ライフスタイル 2016-03-11
丁寧に生きる。スプリングクリーニング
3月になると思い出す花があります。
北ヨーロッパの冬はとても長く、
10月の終わりからつぎの年の2月までは、日照時間の短い日々が続きます。
真冬の日没が16:00ごろですから、冬の夜はとても長く感じられます。

そんな、灰色の空が続く「グレーシーズン」が過ぎると、
水仙 (daffodils) があちこちで春の到来を告げてくれるように咲きだします。

いきなり目に飛び込んでくる、元気な黄色に励まされる人も多いはずです。
まるで春到来のアナウンスメントを告げるように、
いたるところで大量に咲きだす球根花の様子は「希望」さえもを一緒に運んでくれるようです。
そこからは一気に春めき、まるで町がやっと冬眠から目覚めたかのようにして、
確実に春がやってきます。

希望の春、春の象徴でもあるイースターウイークエンド(今年2016年は3月25-28日まで) のテーブルを飾るのも、水仙を中心にした黄色のアレンジメントです。
家の中も華やかな黄色であふれます。

このようにして、やっと訪れた春になると、
皆口々に「スプリングクリーニングをしなきゃ」と話し出すのです。

スプリングクリーニングという言葉を聞かれたことはありますか?

文字通り「春の大掃除」は、まるで日本の年末大掃除のように窓を開け放ち、
冬の間の埃を隅々まで拭きとる一年分の大掃除です。

スプリングクリーニングは、春を感じる3月の2週目~3週目ぐらいにされることが多く、
英国ではまるで国家行事でもあるかのように、
さまざまな掃除用品がスーパーマーケットに並びます。

家中の垢をとる大掃除、スプリングクリーニングですが、
塗装のちょっとはげたところをブラシを持ってリペアしたり、
単なる掃除を超え、家のコンディションを整えるという風でもあり、
それのもたらす心理的、精神的効果もとても大きい気がします。

寒い冬に閉めっきりだった窓を開け放ち、
新鮮な空気 とやわらかい光を家の中に取り込む。
それは、新しいことをスタートする心構えの第一歩でもあります。

新鮮な空気を感じると、思わず深呼吸したくなりますよね。
それは新旧交代の時期を感じているサインかもしれません。

今まで薄暗くて「見ないように」していた隅々にまで目を通す。
それは、今自分の置かれている状況のリアリティーチェックでもあります。

垢やホコリとともに自分のネガティブな部分を拭き去ってしまいましょう。
実際にホコリ拭きをすることで、見えなかったものが見えるかもしれません。
今まで気づかなかった輝きを発見するかもしれません。

ゴチャゴチャ が目に入って、見るたびに憂鬱になったり、
ストレスを感じたことはありませんか?
「そのゴチャゴチャが整頓されたら さぞかしさっぱりするのにな」
と思った経験もお持ちかもしれません。

幼少の頃から、父は「部屋はそこを使う人の内面を映している」とよく言っていました。
おとなになった今、その意味がわかってきた気がします。

かつて、久しぶりに訪ねてきた母が、
「部屋の様子をみて、安心したわ」 と言ったこともありました。
と同時に、精神的に余裕のなかった頃の乱雑だった自分の家の様子も覚えています。

ゴチャゴチャも、乱雑も、内面が映し出されたにすぎないのです。
心の余裕がないと自分の居住空間にも愛情をそそげません。
空間にもハウスオーナーのそそぐ愛情を感じる場所と、ネグレクトされた場所があります。
ハウスプラウドという言葉がありますが、
ここではプライドー誇り、というよりは、家へ愛情をそそぐ、といった方がいいかもしれません。

あるインテリアコーディーネーターが、
その空間に愛を感じるかどうかが大切と言っていましたが、
その通りだと思います。

いらないものを捨て去るというのは、新しいスペースを創り出すことです。
「スペース」ないと、新しいものは物理的にも精神的にも入ってこれません。

新しいものが入らない状態では気の停滞が起こります。
物が多すぎる部屋の中は必ず「気の流れ」がよどんでいます。
停滞した気、新旧の流れのない気、は生物の成長を妨げます。

科学、医学が今日ほど発達していなっかたヴィクトリア時代でも、
停滞した気が病気を招くと人々は信じ、
フレシュエアー(新鮮な空気) と連呼しては、窓を開けていたそうです。

イギリスでは今日でも、ことあるごとに Fresh air を浴びてくる、という言葉を耳にしますが、
それもヴィクトリアンの名残かなと思うとちょっぴり微笑ましく思います。

春には是非、スプリングクリーニングによって、やわらかい光と澄んだ気、そ
して愛情を部屋いっぱいにとりいれましょう。
それは必ずボディーとマインドにプラスの影響を与えてくれることでしょう。

そして、スプリングクリーニングの際には
お気に入りのバックグランドミュージックもどうぞお忘れなく!

 

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