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樋口 陽子 星空案内人 yoppie style
(←プロフィールは写真をクリック)このコラムでは四季をより一層感じられるように 星空案内人として、歳時記と季節の宙の話をご紹介していきます。
ヨッピーの星空案内コラム 趣味・カルチャー 2015-01-28
立春の頃の恋人達
2015年もスタートを切り、今年の大寒の1月20日も過ぎましたが
まだまだ厳しい寒さが続きますね。
 
さて、この時期になるとスーパーやコンビニなどで目に入るポスターの一つが「節分」。
節分は文字の通り「季節」を「分ける」という意味があり、
二十四節季には欠かせない立春、立夏、立秋、立冬の前日を指します。
特に春から一年が始まるという意味で、立春の前日の節分が行事として大切にされていますが、
実は節分は年に4回あるんです。
 
節分と言えば「豆まき」をするのが風習として知られていますよね?
これは病気や災害を追い払う中国から伝わる「鬼やらい」の儀式に由来しています。
昔の人は病や災害など想像できない出来事は鬼の仕業だと考え、
それを追いやり一年の幸福を願ったのです。
また豆には霊力があると考えられていた為、
豆を巻くことで鬼=邪気を払い福を呼び込もうとしたのだそうです。
 
豆まきのルールとしては年男か一家の主人が「鬼は外!福は内!」といいながら豆をまき、
福が出ていかないように扉を閉め、それぞれの年の数の豆を食べて
無病息災を祈る事はよく知られています。
(数え年の意味で一つ多めに食べる地域もあり)
 
この掛け声の「鬼は外!福は内!」は地域や風習によって変わっていて
鬼はなしで「福は内!」しか言わない地域や「福は内!鬼も内!」と言って
鬼も中に入れることによって改心した鬼に守ってもらう等、行事に特色があって楽しい物です。
 
そんな節分ですが、豆(炒り大豆)が余って困る事ってありませんか?
お米を炊くときに水に塩を少し入れ、
豆をそのまま炊飯器に入れ(通常の水加減でOK)炊くと、
素朴で美味しく香ばしい大豆ご飯ができるので是非お試しあれ♪

ご飯と言えば節分に忘れてならない「恵方巻き」!
関西では恵方を向いて無言で海苔巻きを食べる
「丸かぶり」として早くから行事になっていました。
でも実は、海苔屋さんが海苔を売る為に始めた行事・・・
ということはほとんどの方が知っている由来だと思います。
 
今では全国行事として11月位から予約を取っている所もあったり、
前記で述べましたが節分が年に4回ある事から夏の節分、秋の節分、冬の節分として
それぞれの季節の節分に海苔巻きを販売している所もあるそうです。
具材も七福神にちなんで7つの物を入れるのが主流でしたが、
最近ではサラダ巻きや鉄火巻きなどバリエーションも豊富。
有名ホテルでは1万円を超える豪華海苔巻きの予約もあるとか・・・。
 
今年の恵方は「西南西」です。
みんなが無言で一本食べきるのはちょっとしんどくもユーモラスな光景ですが
無病息災を願ってモグモグ・・・ですね(笑)


さてこの時期になると節分以外でも忘れてはいけない行事がもう一つ。
そう。世の中の女性だけではなく男性もドキドキするバレンタインデイ♪
諸説がありますが、古くから行事として確立していたこの行事は、
20世紀になってヨーロッパで男女が告白しプレゼントを贈る風習になり、
その後日本に伝わり、
これまた菓子業界が始めたチョコレートを渡すという事が定着してしまった
日本独自の行事です(笑)
 
さぁ、そんなドキドキする時期の夜空はどうなっているのでしょうか?
午後10時前後の南の空には「オリオン座」が高く昇っています。
都会でもよく見えるこの星座は二つの明るい1等星があったり、
真ん中に並んだ三ツ星が有名な星座なので、
星座の形をあまり知らなくてもこれだけは知っている方が多いのではないでしょうか。
 
実はこの星座には一つの悲しい恋物語があります。
(オリオン座には恋物語以外にも数種神話があります)
 
優れた狩人であったオリオンは、
同じく狩猟の女神であり月の女神であるアルテミスと恋人同士でした。
しかし、その交際を良く思っていなかった太陽神のアポロン(アルテミスの兄弟)の
恨みをかってしまいます。

ある夜、アポロンはアルテミスに言いました。
「お前は狩猟の女神としてとても良い腕を持っているが、
あの海にある岩を打ち抜く事は難しいだろう?」
「何をおっしゃるの?簡単に決まってるじゃない!」
 
そう言ってアルテミスの放った矢は見事に岩を打ち抜きました。
 
しかし翌朝、海岸に打ち寄上げられた物を見てアルテミスは驚きます。
それは矢がささったオリオンだったのです。
オリオンはアポロンによって、岩に形を変えられていたのです。
 
アルテミスは自分の手で恋人を殺してしまった事を嘆き悲しみました。
それを不憫に思ったアルテミスの父である大神ゼウスは
空の月の通り道にオリオンを上げました。
 


こうしてアルテミスが銀の馬車でオリオンの傍を通る時
二人は愛を語ることができるのです。
(写真はオリオン座の右上に月がある風景です。 
こんなに明るくても三ツ星が確認できるとオリオン座はすぐに見つけられます!)
 
天空の恋人達に見守られたこの時期
地上の恋人達にも、未来の恋人達(自身も含む・笑)にも
幸多からんことを!!
 

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