完全版 生きがいの創造(飯田史彦)
「生きる」には意味がある。 [完全版]生きがいの創造
飯田 史彦(著) 「先生は魂が古いんです」
ある日、生徒に言われました。 この方は、「人生を豊かにしたい」 と60歳を目前にチェロを始められた女性です。 魂が古いとは面白いことをおっしゃるなと思い、意味を問うと、「人間は何度も人生を繰り返し生きており、『魂が古い』とはその繰り返しを何度も経験している、とのことでした。 その言葉がなぜかストンと違和感なく受け入れられました。後にこの本と出会うのですが、さらに魂の存在を意識するきっかけになったのです。 (本文よりp.4~) プロローグ:1996年 ~小さな奇跡 長男のヒロ君(仮名)が四歳になった、ある秋の日のことでした。東京都に住むAさん親子は、大手メーカーに勤める陽気なご主人と、専業主婦でしっかり者の奥さん、そして息子さんの三人家族です。… ヒロ君は、英語がとても得意で、特に教えるわけでもないのに、テレビの中で出演者のお姉さんがしゃべる英語、それも単語ではなくきちんとした文章を、いつもすらすらと覚えて、見事にまねをしてしまうのでした。 「うん、ぼく、昔、アメリカに住んでたから」 もちろん、ヒロ君は、アメリカに住んだことなどないはずです。東京で生まれ、それまで四年間の人生を、ずっと同じマンションで過ごしてきました。… 「うん、アメリカに住んで、とっても楽しかったの。だから、もう一回、生きようと思ったの」… そして、数か月後。… 「ぼく、アメリカに住んでたんだよ。アメリカに住んで、とっても楽しかったから、もう一回、生きようと思ったの。そしたらだれかに、日本に行きなさい、っていわれて、日本に飛んで行ったの」 驚くことにヒロ君はその後、お母さんのお腹にいた時の記憶や生まれた瞬間のことまで話します。
4歳の子どもが作り話をするとは思えません。 夫婦は驚きとともに、生きることの意味を教わったようだと話しました。 魂や前世などと言うと胡散臭いと感じるかもしれません。 ですが著者の膨大な研究とカウンセリング結果、そして様々な人が過去生(現世の前の人生)を語る場面には、ウソ偽りない信憑性があります。 (本文よりp.218~) カウンセリングの様子 D…ドクター C…受診者 D:「お母さんは、どうして病気になったんですか?」 C:「人に頼ることを学ぶためだ。お前の母は強い人なので、人に頼ることができない。そこで病気になって、どうしても人に頼るしかない状況に身を置いたのだ。それによって、人が助けてくれることの有難さや、謙虚さを学ぶためだ」 さらには、「死」でさえも、自分自身で行う人生設計の重要な要素であるようです。そのことを示す証言を、いくつかご紹介しましょう。 D:「なぜ、お父さんは早く死んだの?」 C:「〇〇歳で死ぬように、自分で決めていたからだよ。生まれる前に、家族みんなで決めていたんだ」 D:「若くして死んだことを、後悔してない?」 C:「いや、予定通りの死だったのだから、ぜんぜん後悔していないよ」 D:お父さんの意識に聞いてください。「なんで、早くに死んじゃったの?」 C:「あの時が、死ぬべき時だったからだよ。あの時に、お父さんの役目が終わったからなんだ。最初から、この物質世界に、長くいるつもりはなかったんだよ。お父さんは、お前を一人前に育てるのが役目だったから、それが終わって、安心して、光の世界に戻っていったんだよ」 「生きがい論」を通してもう一度生きることを考えたくなりました。
自身の魂がこの時代と両親を選んで生まれてきたとしたら…。 一見ネガティブに感じる苦労や挫折も、自ら選んで課した試練かもしれません。 「生きる」には意味がある。 与えられた使命を果たすべく努力を重ねたいと思います。 [完全版]生きがいの創造
飯田 史彦(著) PHP研究所 欧米や日本で、多くの科学者、医師、大学教授たちによって研究され、驚くべき報告がなされている「死後の生命」や「生まれ変わり」に関する研究。著者は、その研究成果の数々を踏まえながら、自身の体験も交え、人生のしくみを明らかにする。本書は、「死後の生命や生まれ変わりを認めると、私たちの生き方はどう変わっていくのか」という命題に迫る、画期的な科学的スピリチュアル人生論。 出典:amazon 植木 美帆
チェリスト 兵庫県出身。チェリスト。大阪音楽大学音楽学部卒業。同大学教育助手を経てドイツ、ミュンヘンに留学。帰国後は演奏活動と共に、大阪音楽大学音楽院の講師として後進の指導にあたっている。「クラシックをより身近に!」との思いより、自らの言葉で語りかけるコンサートは多くの反響を呼んでいる。 Ave Maria
Favorite Cello Collection チェリスト植木美帆のファーストアルバム。 クラッシックの名曲からジャズのスタンダードナンバーまで全10曲を収録。 深く響くチェロの音色がひとつの物語を紡ぎ出す。 これまでにないジャンルの枠を超えた魅力あふれる1枚。 ⇒Amazon HP:http://www.mihoueki.com BLOG:http://ameblo.jp/uekimiho/ ⇒PROページ ⇒関西ウーマンインタビュー記事 |
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