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梅干しと日本刀(樋口清之)

梅干と日本刀
樋口清之 (著)
出版社:祥伝社 (2014/6)【内容情報】(「BOOK」データベースより)地震があっても、なぜ城の石垣は崩れない?世界の酒で、なぜ日本酒だけが温めて飲むのか?西洋は四味、中国は五味。なぜ日本人だけ六つの味がわかるのか?…当の日本人が知らなかった、日本人の知恵と独創をあますところなく紹介し、記録的なベストセラーとなった日本人論!われわれの祖先が積み重ねてきた驚くべき発明と工夫が、本書には満載されています。日本人に勇気と自信を与え、民族の美点を教えてくれた名著が復刊!(出典:amazon
「自分のルーツを知る」
普段あまり意識しないことかもしれません。

この本に出会って、今まで知らなかった祖先の知恵、
もっと言えば、日本がどのようにして今日に至ったのかが分かりました。

音楽を学ぶために渡ったドイツで、彼らの合理的な考え方や、
生活の工夫に感心することが多々ありました。

そこで暮らし、自然や人々、文化に触れ、
「なるべくしてなっている」
そう確信しました。

そして、じゃあ日本ってどうなんだろう?
と、疑問が湧きました。

この本は、そんな疑問に答えてくれます。
日本人の優れた知恵は、なぜ生まれたのか。

当たり前に存在する、身の回りの全てが、
生き抜くために考え抜かれた、
先人たちの努力の賜物です。

これを読んで、まず、日本人に生まれたことを誇りに思いました。
ルーツを知り、肯定する。
そこから人生が始まることを再認識した本です。
 

(本文より)
味の分類は、西洋四味、中国五味、日本は六味

鰹節は蒸し鰹を天日に干して、もう一度カビさせる。このとき菌糸が中まで入って、全体を同じ程度に凝固させる。この結果、永久保存に耐える食品になる。菌糸は発酵をうながすから、その結果、日本人が大好きな“うまみ”が出たのである。…

西洋人は味を四つに分ける。甘い、すっぱい、塩辛い、ぴりっと辛い、の“四味”である。中国人はこれに、苦いを加えて“五味”。…

日本はこれに、“うまい”を加えて六味である。六味を知っているということは、頭をよくする方法を知っているということだ。つまり、日本人は知能程度が高いということである。

“うまみ”を知ったことから、ひと手間工夫をする習慣が生まれ、
魚も、シイタケなどのキノコも、干して食する…
そんな食文化が生まれたのだと続きます。

冒頭でドイツでの暮らしから「ルーツ」に興味を持ったと述べましたが、
音楽も同じです。

作曲家が何を感じ、表現するか。
それは、個々の民族性が大いに関係しているでしょう。

今回は、ぜひ知ってほしい日本人作曲家で、
世界でも高く評価されている、
武満徹(1930-1996)をご紹介します。

没後20年ということで、時代的にも身近に感じます。
映画音楽や編曲も手掛けられ、
無意識のうちに耳にしている方もいるかもしれません。

武満の音楽というと、幻想的なイメージがあります。
映画音楽「天平の甍」(てんぴょうのいらか)では、
ストーリーの軸である日本人の魂が武満音楽と映像と掛け合わさって一体となり、
強烈なメッセージを受けました。

その魅力や味わいは、言葉にしなくとも、
聴けばスッと身体に入ってくるように思います。
そこに自分のルーツを感じているのかもしれません。
武満徹 没後20年記念 森のなかで
鈴木大介(ギター)

心穏やかになる、暖かいギターの音色。
「ずっと聴いていたい」、そんな気持ちになるCDです。

植木 美帆
チェリスト
兵庫県出身。チェリスト。大阪音楽大学音楽学部卒業。同大学教育助手を経てドイツ、ミュンヘンに留学。帰国後は演奏活動と共に、大阪音楽大学音楽院の講師として後進の指導にあたっている。「クラシックをより身近に!」との思いより、自らの言葉で語りかけるコンサートは多くの反響を呼んでいる。
チェリスト植木美帆オフィシャルサイト
http://www.mihoueki.com/
BLOG:http://ameblo.jp/uekimiho/
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