英語の絵本を読んでみませんか?(Frog and Toad are Friends)
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![]() 英語の絵本を読んでみませんか? Frog and Toad are Friends
by Arnold Lobel 英語に苦手意識を持たれている方も多いのではないでしょうか。
楽天やユニクロが英語を社内公用語にしたり、 企業の新製品発表も英語で行われる事が多くなってきました。 小学校からの英語教育も始まり、10年後にはその子ども達が社会人となります。 海外旅行では今の英語力で問題ないし、日常で英語を使う機会はほとんどない、 その中で危機感は持ち難いかもしれません。 しかし、自分の意見を英語で話したり書いたりする事が出来れば、 会社の中で、また転職の際にも大きな武器となります。 母親として子どもを育てるときにも。 英語はコミュニケーションの手段なので、 「読む」「聞く」「書く」「話す」事が必要です。 TOEICでは、「書く」「話す」事がカバーされていません。 この2つが苦手な人が多いのではないでしょうか。 日本語の表現力を向上させるのに読書が必要なように、 英語でも、英語の本を読む事が効果的です。 最初から大人向けの分厚い本を読む必要はありません。 絵本から始めて英語に親しんでみませんか?楽しく英語の基礎体力づくりができます。 絵本でも知らない表現が出てきます。でも、イラストでお話が分かるし、 文章の意味も推測できます。短くて最後まで読み通せるので、達成感も得られます。 今日ご紹介するのは、 Frog and Toad are Friends by Arnold Lobel 小学校の国語の教科書に出て来る人気のストーリーです。 がまくんとかえるくんは、仲良しの友達です。 ある日、かえるくんが訪ねると、がまくんが悲しそうな顏をして座っています。 どうしたのか尋ねると、日課の手紙を待つ時間なのだそうです。 今まで一度も手紙を貰った事が無いので、今日も手紙は届かないだろうし、 そう思うと悲しくなっちゃうのだという事です。 それを聞いたかえるくんは、なぜ届かないものを待つのが日課なのか、などと思わずに、 手紙を書きに家に戻ります。 What is the matter, Toad?
You are looking sad. Yes, Said Toad. This is my sad time of day. It is the time I wait for the mail to come. It always makes me very unhappy. (Arnold Lobel “Frog and Toad Are Friends” HarperCollins 2003 page53-54) シンプルな英語で分かりやすく、ユーモアと優しさも伝わってきます。 とても癒されるお話です。
絵本だからといって、子どもっぽい表現で書かれている訳ではありません。 ちゃんとした英語です。こんな英作文はなかなか書けないのではないでしょうか。 やさしい文章を沢山読む事で、自然な生きた英語に親しむ事ができます。 同じような表現に何度も出会う事で、自分でも使えるようになります。 Frog and Toadのシリーズは4冊あります。(写真はその中の3冊) どれも楽しいお話ですので、是非一度手に取ってみてくださいね。 ![]() 谷津 いくこ
絵本専門士 絵本を原書で読んでみませんか?アートな絵本、心が豊かになる絵本、英語圏の文化に触れられる絵本などを紹介します。 StoryPlace HP:http://www.storyplace.jp Facebook:https://www.facebook.com/storyplacejp/ |