季節を楽しむ花レシピ
ライフスタイル 2023-04-26
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皆の日常に、植物がそっと寄り添ってくれることを願い、その時々の私なりのお花の楽しみ方や、花屋として植物と向かい合う中で気付いた素敵な発見をお話していきます。
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier
instagram:flowerandbarrelier
自宅に花を飾るレシピーまずは1輪から始めませんかー |
新年度がスタートしました。
転勤をされた方、転職をされた方、新学期がスタートした学生さんたちなど、新しい生活を始められた方も多い時期ですね。
自分自身に変化は無くても、街で入学式に向かう親子を見かけたり、引っ越しのトラックを見かけたり、この時期ならではの光景に、新生活が始まったのだと実感します。
そんな4月、心機一転1つの生活の変化として、自宅にお花を飾る事を始めてみませんか。
今やお花のサブスクや、カジュアル衣料品店でもお花を販売していたり、お花を買う事がずいぶん気軽になりました。
せっかくだからオシャレに飾って、長く楽しみたいですよね。
花瓶に合わせたお花の飾り方はもちろん、お手入れの方法などをご紹介していこうと思います。
まずは一輪挿しのからスタートしてみましょう。
転勤をされた方、転職をされた方、新学期がスタートした学生さんたちなど、新しい生活を始められた方も多い時期ですね。
自分自身に変化は無くても、街で入学式に向かう親子を見かけたり、引っ越しのトラックを見かけたり、この時期ならではの光景に、新生活が始まったのだと実感します。
そんな4月、心機一転1つの生活の変化として、自宅にお花を飾る事を始めてみませんか。
今やお花のサブスクや、カジュアル衣料品店でもお花を販売していたり、お花を買う事がずいぶん気軽になりました。
せっかくだからオシャレに飾って、長く楽しみたいですよね。
花瓶に合わせたお花の飾り方はもちろん、お手入れの方法などをご紹介していこうと思います。
まずは一輪挿しのからスタートしてみましょう。

一輪挿しに向きそうな花瓶は、口の広さがポイントになります。
口が広いと、少量のお花×花瓶のバランスが取りにくくなります。
自分の飾りたいお花のイメージを描きながら、選ぶ時に参考にしてみてください。
口が広いと、少量のお花×花瓶のバランスが取りにくくなります。
自分の飾りたいお花のイメージを描きながら、選ぶ時に参考にしてみてください。

花瓶が決まったら、早速お花を飾ってみましょう。
今回は”カンパニュラ”というお花を選んでみました。
そのまま切って花瓶に挿してみると・・・
今回は”カンパニュラ”というお花を選んでみました。
そのまま切って花瓶に挿してみると・・・

あれあれ、花瓶の口にお花が詰まってしまいました。
近付いてみるとこんな感じ。
近付いてみるとこんな感じ。

お花が花瓶の口に押し込められて苦しそう・・・。
これは通気が悪くなり、この押し込められているお花や茎が、蒸れて傷む原因になります。
もったいないと思ってしまいがちなのですが、長くお花を楽しむために、花瓶の中に入ってしまう葉や花は取りましょう。
これは通気が悪くなり、この押し込められているお花や茎が、蒸れて傷む原因になります。
もったいないと思ってしまいがちなのですが、長くお花を楽しむために、花瓶の中に入ってしまう葉や花は取りましょう。

切り落としたお花も、小さなグラスに飾れば楽しめます。
花瓶の中と口の部分がすっきりしました。
水に浸かっているのは、茎のみ。
こうする事で、茎の蒸れを防いで、水の濁りを減らせます。
水の中に葉っぱが浸かっていると、葉がどろどろに溶けてしまい、水が濁り、匂いの原因になったり、ばい菌が繁殖し、茎の道管を詰まらせます。
お花に余分な負担をかけないように、是非花瓶の中はすっきりさせましょう。
では、花瓶にお花を生ける時の、茎の切り方について。
お花にとって、茎は水を吸い上げるストローのようなもの。
沢山お水を吸えるように、茎を切る時は斜めにカットし、断面積を広くしてあげます。
花瓶の中と口の部分がすっきりしました。
水に浸かっているのは、茎のみ。
こうする事で、茎の蒸れを防いで、水の濁りを減らせます。
水の中に葉っぱが浸かっていると、葉がどろどろに溶けてしまい、水が濁り、匂いの原因になったり、ばい菌が繁殖し、茎の道管を詰まらせます。
お花に余分な負担をかけないように、是非花瓶の中はすっきりさせましょう。
では、花瓶にお花を生ける時の、茎の切り方について。
お花にとって、茎は水を吸い上げるストローのようなもの。
沢山お水を吸えるように、茎を切る時は斜めにカットし、断面積を広くしてあげます。

花瓶の長さに対して、見合う茎の長さがあるのですが、それは一旦置いといて・・・、茎はストローと同じ。
長いストローでジュースを飲もうとすると、しばらく吸い込まないと、水分は上まで上がってきませんよね。
逆に短いと、スッと吸い込んだらすぐに届きます。
茎も同じで、茎が長い方がお花はゆっくり咲きます。
短いとすぐ水が届くので、水上がりが良くなり、早く咲きます。
背の低い1輪挿しにお花を短く切って生けるのと、高さのある花瓶に長いままお花を生けるのとでは、咲くスピードが変わります。
もちろん室温なども影響しますが、あっという間に咲いてしまった!!という時の、原因の1つかもしれません。
そしてこの茎のカットは、お花を買ってきた時と、お花を飾った後、別の日に水を換える時に、是非ひと手間加えてあげてください。
水からあげて乾燥した茎の切り口だと、うまく水が吸えません。
また、しばらく生けていた茎は、道管に汚れやばい菌が詰まって水が吸いにくくなっているので、水を換える際に、数ミリで良いので切り直して、綺麗な切り口で水に浸けてあげて下さい。
面倒くさいと思うかもしれませんが、それで花がシャキッと生き返って綺麗に咲いてくれて、長く楽しませて癒してくれるのですから、是非習慣にしてしまいましょう♪
上手く飾れたり、長く咲かせられるようになったら、それは花を飾る事に張り合いが出るし、花を飾っている生活は、とても気持ちが豊かになりますよ。
是非初めてみてくださいね。
長いストローでジュースを飲もうとすると、しばらく吸い込まないと、水分は上まで上がってきませんよね。
逆に短いと、スッと吸い込んだらすぐに届きます。
茎も同じで、茎が長い方がお花はゆっくり咲きます。
短いとすぐ水が届くので、水上がりが良くなり、早く咲きます。
背の低い1輪挿しにお花を短く切って生けるのと、高さのある花瓶に長いままお花を生けるのとでは、咲くスピードが変わります。
もちろん室温なども影響しますが、あっという間に咲いてしまった!!という時の、原因の1つかもしれません。
そしてこの茎のカットは、お花を買ってきた時と、お花を飾った後、別の日に水を換える時に、是非ひと手間加えてあげてください。
水からあげて乾燥した茎の切り口だと、うまく水が吸えません。
また、しばらく生けていた茎は、道管に汚れやばい菌が詰まって水が吸いにくくなっているので、水を換える際に、数ミリで良いので切り直して、綺麗な切り口で水に浸けてあげて下さい。
面倒くさいと思うかもしれませんが、それで花がシャキッと生き返って綺麗に咲いてくれて、長く楽しませて癒してくれるのですから、是非習慣にしてしまいましょう♪
上手く飾れたり、長く咲かせられるようになったら、それは花を飾る事に張り合いが出るし、花を飾っている生活は、とても気持ちが豊かになりますよ。
是非初めてみてくださいね。


岡田 真結子
フラワーデザイナー/バーテンダー
フラワーデザイナー/バーテンダー
Relierが作る作品や空間は 植物の持つ美しさを最大限に引き出す事を、何よりも大切に考えています。 大輪の花や丸いフォルムの花、シフォンのように柔らかい花びらや、 香水のように甘い香りを放つ花。 美しさに驚きと感動をプラスして、五感で感じるお花をご提案します。
flower & bar Relier ルリエ
〒550-0001大阪市西区土佐堀1丁目6-10 土佐堀トキワビル101
定休日:土・日・祝日(土曜日はレッスンのみ)
TEL:06-6131-4623
HP:http://relier-fleurs.com/
BLOG:http://ameblo.jp/fleur-relier
FB:fleurRelier
instagram:flowerandbarrelier
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