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真箏 まこと
元祇園芸妓/JAZZシンガー 真箏の部屋

真箏のおおきにコラム ライフスタイル 2019-02-13
亥年

2019年、旧のお正月も越しまして、亥年は猪突猛進!!。「おおきにコラム」は ちょっとづつ更新。

さて、心の成長や向上には終わりはないなぁ~と、日々気づいては改善して、成長しようと思えば課題はいっぱい。

人間は欠点だらけなので、きっと叩いても叩いてもホコリは出続けるように思います。もちろん自分も。

コラムを書いてるから出来ている、ではなくて、コラムは経験して学んだことをシェアさせてもらう有り難いところだなぁ~と感謝に思っています。

「生かされている」という言葉を、あたかもわかったように感じていましたが、更に大きな世界から見ると、空気も土も水も在るから生きることが出来ている真実にまた気づきました。

「はい、生きてます。生きてるし、生かさせてもらっている。わかってるし、感謝もしてる。」

と、頭ではわかっているけれど、本当に心から感謝をしたら、コレって?アレって?

当たり前だと思ってたー!!、と何気にしている行動が、宇宙視野で見たら惨いことだったりする事に気づいたりする。

宇宙からみたら全て同じく意味あって存在する命。

例えば、人間だけが火を使わせてもらえるように、“考えて”行動する能力を授けてもらっている。

目の前の人が困っていたら手を差し伸べる優しさがあるように、喋ったりしない植物や動物と同じように空気や水を分かち合ってること、全てに思いやりを持てるよう創造されているはず。

自分だけががよければいい、より、全てが幸せであるほうがいい、と単純に思えば、平和な世の中が想像できる。

どうしたら全ての命が幸せになれるんだろう。それを考えられるのが、人間にいただいた思考能力。

植物や動物と思考の出来る人間が、広い視野で考えて共に暮らしてゆく、本当の形が元々あったことに気づけるはず。

自然があるから衣食住が成立ってると冷静に考えると、人生を歩ませてもらってる現在、「わ!感謝しかなかった!」と、また新たに気づけたように思います。

日々ひとつひとつ学びばかりで、毎日が入学式で卒業式。

大きな視野で心の成長もちょっとづづ更新できればいいな~と。

どうぞ、今年もよろしゅうおたのもうします。
profile
祇園町にいた当初より数えきれないほど口にしてきた「おおきに」という言葉、京都弁で云う“感謝”の気持ちって改めて素晴らしいことだなぁって 思う今日このごろどす。元祇園甲部芸妓 真箏 と Singer MAKOTO として幅広いジャンルにとらわれず芸能と共に歩んだ日々をFM京都のDJとして学んだ“伝える”を京都からお届けします♪
真箏(まこと)
元祇園芸妓
JAZZシンガー

16歳から祇園町の舞妓さんとしてお店だし。21歳で芸妓さんに襟かえ。2001年にアルバム『[MAKOTO』でメジャーデビュー。同時期に京舞井上流の名取りさんに。数々のCDを発売する。
『真箏の部屋』
HP:http://makototoko.com/
Just Sing For You vol.1
~My Heart~

MAKOTO Sings Jazz から5年振りに歌声をレコーディング。大病の経験、芸妓引退、数々の経験から得たものは「シンプル」。はんなり生きて、そして歌う。心にフィットした素晴らしい楽曲、Let it be〜瑠璃色の地球まで、他全6曲のカバーミニアルバム。⇒Amazon

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